覚】仕方語『那須語』のお稽古 まず独りでできる限り語(かたり)をしっかりとなじませるまでお稽古してござる 師匠に付いての対面稽古では 仕方(しかた・動きの型)を並んで真似てござる その場では分からぬ動きやタイミングも動画を見て真似まする 見返す度に発見がござる
呟】能間語り『那須語』に加えて 狂言『蚊相撲』のアド蚊の精も並行してお稽古してござる 蚊が人と同じサイズになって京の都へ行き相撲取りとして雇われ いろいろござって雇い主の大名と相撲することになりまする… こちらは社中若手二人のお相手 意図を汲んで動くのお稽古かと存ずる
覚】仕方語『那須語』のお稽古 弐 仕方語の第一関門は膝行(しっこう)でござった 主なる登場人物三人を場所を替えて表現いたしますれば 場所の移動が重要にてござる その移動は立つことならず膝突きナンバの動きで足を替えて進みまする お稽古場は床が硬いによって膝当て必須でござる
5億円も騙されたとか・・・ 何千万円も騙し盗られたとか・・ 強盗に遭ったとか・・ 例えば、投資詐欺の被害者の中に “相続対策〟で、 実は「狂言」だったと言う人 自作自演でやった人 1人はいる気がする。
呟】わたくしにとって狂言面を打つことはただの作業にあらず 面打ちはお稽古でござる 稽古は稽古照今 古を稽え今を照らすのでござる 先人古人の手による面から学び 今の狂言に活かそうとしているのでござる その姿が一刀ごとが狂言に活きるようにと稽古しているのでござる
呟】狂言面乙は正面から観ると目鼻口が中ほどに寄ってはござるが愛嬌ある女の面でござる ただ少し傍から眺めると突き出た丸い額と迫り上がった両頬が特徴的でこの個性的な面差しに 思わず和らいがこぼれ 心が惹きつけられまする 観る者の心を和ませる 狂言面に仕上げとうござる
これからしばらくロンドンではお能関連のイベントが続きます。舞台芸術として非常に特殊なお能。日本人でも熱烈なファンと無関心な方にパッキリと分かれますが、わたしは前者なのでワクワク😍 今日は大和日英基金で講演がありました。お能や狂言の面についてのふか~いお話も💗💗💗