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西尾家専属料理人。兼、企画部長・すぐやる課。 中学生の息子と夫との3人暮らし。 大切に…

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西尾家専属料理人。兼、企画部長・すぐやる課。 中学生の息子と夫との3人暮らし。 大切にしているのは旬・何でも自分で作る・興味のあることはやってみる・プラントベース。 https://www.facebook.com/profile.php?id=100006053207591

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自己紹介ってむずかしい

料理をしていると無心になることが出来る、という人は多いけれど、私の場合、自宅でひとり台所に立って料理をしていると あれやこれや思いつき過ぎて本当に困る。 困る、というのがどうしてかと言えば、料理をしている最中である、ということはつまり「手を『汚染』させてはいけない」ということなので、その手を止めてメモを取るのであれば (1) まず、野菜やら何やらの汁がついた手を洗う (2) 手を拭く (3) メモを取る (4) また手を洗う (5) 手を拭く (6) 調理に取

    • いきてるひとの展覧会

      たぶん 上野の「みはし」に行くことを目的に そのついでに ピーター・ドイグ展へ行こうとしていた4年前、 何故か上野のどこかで開催されていると思い込んでいた そのピーター・ドイグ展は竹橋で開催されていて 直前に気が付いてああよかった と無事展覧会にも行き、さらに「みはし」八重洲地下街店 に立ち寄った時まだ小4だった息子は この絵を描いた人まだ生きてるんだ・・・ と 死んでいない人の展覧会もあることに 初めて気が付き、驚き 更にその頃術後1年経っていなかった私には ママはね

      • しょうきのさた

        先日 (大抵)年に一度は受けている 健康診断を受けてきました。 私は 若い頃の経験から 盲目的に西洋医学を信じている訳では全くない上に 1回目の乳がんが見つかった時 の2ヶ月だか3ヶ月前にその「年イチ」の健診で 乳がん検診、それもマンモもエコーも受けて 何も異常はないみたいですよ と言われてから直ぐの 自分での発見 →検査(長く苦しい待ち時間) →検査(同上) →検査(同上) →告知 でしたので余計にその なんちゅーか・・・ そもそも自分で病気を拾いに行っている

        • ざんしょしのぎがたきそうろう

          残暑しのぎ難し と書きましたが、我が家ではなんと びっくりするほどの酷暑だった今年も クーラーを一度も使いませんでした。 という話をヘナ師の Xちゃんにしたら ・・・クーラー、使って下さいよー、死にますよ!! と言われましたが 確かに今年は例年よりも暑かった。 堪えられない暑さだ・・・ と思ったことも5度くらいあったかな、 という程度で、ベランダに出ると ・・・うう・・・ というくらい暑かったし 焼け死ぬのではないかと思うくらいだったけれど 一旦家の中に入ってし

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        自己紹介ってむずかしい

          240 minutes

          いやー 見てきましたよ ワイズマン 「至福のレストラン 三ツ星トロワグロ」 なんと4時間のドキュメンタリ映画を。 もう 本当に行って良かった 少しでも迷っている方がいらしたら 是非行かれた方が良いと思う 感想文は書いても仕方がないので書きません でももう一度見に行こうかな と思うくらい良かった ナレーションのあるドキュメンタリは好きではない というより他の人の見解が邪魔で嫌いなのですが 音声だけは長回しの スライドを見ているような (褒めているようには聞こえないけれ

          240 minutes

          としそうおう

          鼻の頭にポツポツ赤い部分があるな とは思っていたけれど 「これってニキビかなあー 何で洗ったら良いかなあー」 と 自分のことをヒトゴトのように 言っているのを聞いて気が付いた。 息子もそういう年頃か! 50歳を前に ニキビというものの存在をすっかり忘れていた。 私はほとんどニキビで悩んだことがなかった(と思う) 上に夫もニキビは出来なかった と言っていたので全く気にしないできたけれど 年頃になればそりゃ出来ることもあるだろう (自分もそうだったのだろうけれど忘れた)

          としそうおう

          ジンゲロール、ショウガロール

          台風がなかなか立ち去らず It's so humid. という中学生の頃習ったフレーズが 頭にペカペカ点灯する週末に 家族でこんなものをデザートに食べました ハーゲンダッツのソイバニラに 浜松はトリイソースのジンジャーシロップをかけて 中1~高1(だったかな)まで通った ECCでの私のニックネームはキャロル。 どうして本名ではいけなかったのか 考えたこともなかったけれど 私はキャロルではないよなあ、と思います 生姜の辛さ際立つきっぱりとした味の トリイソースのジンジ

          ジンゲロール、ショウガロール

          あーしあわせだなあー

          と 私が思う瞬間には はっきりとひとつの類型があって というよりも、 ひょっとしてそれだけが「私」の求めるしあわせなのでは? お前アホちゃうか と思えるパターンがあってそれは おいしい・・・ と思うものを味わったとき なのですが それを更に分解してみると (1) 本当においしいものを手に入れることが出来た、うれしい (2) それをおいしく料ることが出来た、うれしい (3) 更にそれを元気においしく食べることが出来た、うれしい (4) 一緒に誰かと分かち合っていれば

          あーしあわせだなあー

          右も左も分からない、あるいは右か左かわからない

          先週 旅の途中に夕方のNHKでこの展示の開催を知り 夏休みも最終日に 行こうよ行こうよ と誘い合って行ってきたのが 「名前のわからないもの展」 会場が、息子は初めて行く 神宮前交差点近くだったので 向かって前方にラフォーレを見ながら 明治通りを後ろに真っ直ぐ行けば渋谷 左に曲がるとJR原宿駅 右に真っ直ぐ行くと表参道の交差点 で その交差点を右に曲がって真っ直ぐ行って 金王坂を下ればヒカリエ 宮益坂を下ればビックカメラ と息子に伝えると 分かったのか分からないの

          右も左も分からない、あるいは右か左かわからない

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          息子とふたりの 夏やすみのお昼ごはん。 作り終えて、鍋などを片付けながら食卓を見ていたらしみじみと ああ夏だなあ と思ったので 息子にスマホで撮影させておいてLINEで共有、 後からその画像を見ていたら うわ・・・ 今自分はものすごくしあわせ・・・ という思いがこみ上げてきました。 まず 事の起こり、というか 大雑把に言えばそう思った理由は 自分の作った食事がものすごくおいしい からなのですが 画像で改めて見ていたら (1)具沢山のおつゆで使っている味噌を  

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          狂言、素囃子、千駄ヶ谷

          狂言を見に行ったら 山本東次郎が最初に出てきて 狂言について、 ひいては表現というものについて 全て説明しようとする今の表現と それとは全く逆の狂言について 狂言のまなざしについて ひいては世界の平和について 熱く 熱く語っていた。 山本東次郎が出てくるとは思っていなかった 全くの不意打ちだった ということもあるけれど 今年87歳で 現在もご活躍の東次郎は 私のアイドルなので うわー! 東次郎だ!東次郎だ! と、ものすごく嬉しがってしまい 隣りにいた13歳の息子に「

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          きってもきってものびてくる

          らっきょうを ほぼ日の漬け方で漬け始めて 今年で4年目になる。 毎回 すごいなあ! と感動することがあります。 根っこと上の部分を 分解して洗うことの出来るハサミでチョキチョキ切って ボウルでざぶざぶ洗って しかる後 ちまちまと薄皮を剥いてキレイにして 水気を良く拭きとってから瓶に入れ しばらくすると・・・ 切った「上の部分」から芽というか「伸びようとする部分」 が伸びてくるのだ。 ちまちまと薄皮を剥いてキレイにする までが、らっきょう仕事のメインなので (あとは

          きってもきってものびてくる

          カビてたみたいだけどだいじょぶ

          昨年は 忙しいから今年は梅しごとを止そう と思っていたら知人から突然 大粒の完熟梅が送られてきたので 仕込んだ当初は「どっこいしょ」 だったものが出来上がってみると しっかり塩っぱいし酸っぱいけれど 梅の香り豊かで甘くてジューシー な梅干しが出来て家族も大喜びだったので 今年は欲張って 大きな大きな梅を昨年の2倍量の3キロ 塩漬けにして仕込んで 梅酢も順調に上がってきていたし よしよし と横目に見て放っておいたものを 20日ほどして見てみたらカビていた。 そのカビ

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          やくにたつ、ひつようとされる

          最近 息子のいない食卓で 夫と話をしていたらこんなことを言われた (1) 結婚当初108キロあった夫を   数年かけて70キロを切る程度まで   私の作る食事だけでダイエットに成功させて   そのままリバウンドしていないことについて医者に   「あなた20年寿命が延びたわよ、奥さんに感謝しなさい」   と言われた。自分でも本当にそうだと思う (2) 過労でごくごく初期のウツ症状が出た折に    あなたの症状の原因は確実に過労だから    医者に絶対に薬はいらないと言って下

          やくにたつ、ひつようとされる

          やってみたいことはやる

          今朝、新聞の1面を読んでいたら下の方に 「老後に楽しみをとっておくバカ」 という書籍の広告が出ていて 私もつねづねそう思ってはいるけれど 何もそんな言い方をしなくても・・・ と思いましたが確かに 「いつかやってみたい」は 「結局いつまでもやらない」 ことがほぼほぼ100パーセントだし、 とはいえ 「結局いつまでもやらない」 ということは 「別に対してやりたくはなかった」 ということなのかもしれないし 「いやいやそうではなくて結構やってみたかった」 けれども、単に縁がなか

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          しあわせなちゃいろべんとう

          いま わたしはしあわせだけれど、 その しあわせというのも こんなにめぐまれているからしあわせ というわけでも ほかのひととかほかのじょうきょうとくらべてしあわせ というわけでもなく ただ しあわせだなあ と かやまゆうぞうのようにおもうのだけれど そのしあわせのおおもとは こまかいあれこれはあってもおおむね じぶんがすきなことをすきなようにしていられている からであって その すきなこと というのをぶんかいしてみると - - - - -

          しあわせなちゃいろべんとう