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徒然読書→Positive Reading

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今まで読んだ本の備忘録📕✨ 本同士のつながりもまとめていきたい。
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#歴史

キングタムにハマって本棚にある春秋戦国時代の本を集めたら、未知の世界が広がった。

キングタムにハマって本棚にある春秋戦国時代の本を集めたら、未知の世界が広がった。

キングダム70巻が11/17に発売されます。
これで発行部数が1億部突破!
集英社青年漫画誌初とありましたから、歴史マンガとしても大快挙ではないでしょうか。

そんなキングダムの舞台は、秦の始皇帝の中華統一前の時代です。
いわゆる春秋戦国時代と歴史区分がされているところ。

春秋戦国時代は周の東遷から秦の統一まで、500年続いたとされていますから、いろんな人物や思想が入り乱れるわけです。
キングダ

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【要約備忘録】10月に読んだ本8冊

【要約備忘録】10月に読んだ本8冊

今まで読んできた本も、要約しようと読むとまた違った見方ができます。
通読と復読を繰り返さないと要約が書けないからです。

手間はかかるけどその分1冊の本に真摯に向き合えることができているかもしれません。
むしろ速読用の本と遅読用、再読用の本があると思っています。

今は遅読用、再読用に重心をおいた読書がメインです。

要約出来た本に絞っているため冊数は少なめですが、どんどん世界が広がってビジネスに

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6月に読んだ本13冊ーコミュニケーションと歴史と哲学編ー

6月に読んだ本13冊ーコミュニケーションと歴史と哲学編ー

6月はいろんな分野の本を読んだと思います。

大雑把に分類するなら「コミュニケーションと歴史と哲学編」ですが、自分で見てもなんのこっちゃ。

かっこいいタイトルが見つからなかったので、本の題名を全部ChatGPTに突っ込んで共通項を使ってタイトルを考えてもらいました。
でもなんだかしっくりこない…ということで最初のままにしました。

プロンプトが悪かったのかも。共通する概念で作ってほしかったのです

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【備忘録】5月に読んだ本9冊紹介

【備忘録】5月に読んだ本9冊紹介

五月病とよく言われますが、何とかGWの余韻から脱却出来たころ。
読書も休み明けだと気力がなくなってきたりしますね。

そんな5月はKindleで読んだ本が多かったです。
Kindle Unlimitedも岩波文庫や古典が多く入っていて、月額980円でも余裕で元が取れますので、ついつい今月は何が入ってきたのかなとチェックしてしまいます。

難点はKindleアプリ内で検索したときに、それがKindl

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【歴史の入口に!】歴史好きが紹介する日本古代のマンガ

【歴史の入口に!】歴史好きが紹介する日本古代のマンガ

歴史マンガの紹介を最近出来ていませんでした。
振り返れば、最後にしたのが12月というほぼ半年前…

その間歴史マンガを読んでいなかったのかというとそうでもなく、でも紹介できるほど読んでもなく。
なかなか紹介のタイミングを掴めずにいました。

でもひとつだけ、面白いマンガを見つけたので紹介します!

それが、『ふることふひと』(全6巻)。
Kindle Unlimitedで3巻まで無料で読めます。

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平安時代を舞台にした歴史小説や本を続けて読んでみた①

平安時代を舞台にした歴史小説や本を続けて読んでみた①

あけましておめでとうございます!
今年もnoteでみなさまと関われますよう、願っております。
マイペースに更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

正月3日間まったく更新できていませんでしたが、その理由の一つがこちらで紹介した読み方を早速実践していたことです。

どういう読み方かというと、同じ時代の本を読むということ。
この「時代」は制作された年代ということを指していたと思われます

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歴史?SF?文字にまつわる不思議な短編集【徒然読書63】

歴史?SF?文字にまつわる不思議な短編集【徒然読書63】

大学の時に読んだけれど不思議過ぎて頭に残っている本があります。

今読み直してもやっぱり不思議。
何が不思議なのかと言われても言語化しにくい。

それが『文字渦』。

中原敦の『文字禍』を意識しているのかなと思ったら、「新字」でナブ・アヘ・エリバ博士が登場!

出典は明言していないけれど、やっぱり繋げてたんだとワクワクしました。

渦と禍が違うのも文字の不思議さを示しているのかな、左が違うだけで意

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世界の各都市の歴史を書いた本【徒然読書62】

世界の各都市の歴史を書いた本【徒然読書62】

出口さんの歴史本の書き方が好きです。

順序立っていて、ストーリーが分かりやすく、頭に入りやすいです。
それぞれ自分に「合う」書き方があると思います。

全体像を書くのに特化されていますので、細部を知りたいときは専門書を読む必要がありますが、入門としては最適という感じ。

『宗教と哲学大全』『教養としての地政学』も面白かったですが、今回は都市に着目した本を紹介します!

2021年での三大都市はニ

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時空を渡って歴史を変えるSF小説【徒然読書58】

時空を渡って歴史を変えるSF小説【徒然読書58】

SF小説も面白くて芋づる式に早くも沼にハマっています。

今回読んだ本は2007年という少し古めですが、『天冥の標』シリーズを書かれている小川一水さんが書いた本です。

前回紹介した『獣たちの海』や『ハーモニー』は未来社会でユートピアや現実の延長上にありました。

『時砂の王』は未来だけれど時間遡行や歴史改変が絡むので、また別の面白さがあります。

舞台は26世紀だけれど、主人公のメッセンジャーと

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武経七書の1つ『三略』を読んでみた【徒然読書43】

武経七書の1つ『三略』を読んでみた【徒然読書43】

中国古典を最近また読むようになっています。

今回は『三略』を読んでみました。
読書カフェに行ったときなぜか目に留まって、読んでみたら面白かったのです。

本屋ははやりの本やベストセラーメインだけど、読書カフェのようなセレクトショップに近いところだと選書が独特で、どんな本が置かれているのか冒険のようです。

さておき『三略』とは何かというと、1080年の神宗が定めた武官必修文典である「武経七書」に

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歴史を学ぶなら民族もセットで学ぶと理解が深まる【徒然読書35】

歴史を学ぶなら民族もセットで学ぶと理解が深まる【徒然読書35】

最近歴史関連の本が増えている気がします。

特に現代につながるテーマですね。
国際紛争が起こるたびに、歴史を振り返ろう学ぼうという気運が巻き起こるのを否定はしないけれど、普段から教養として幅広い時代を知っておきたいなと感じます。

その中でも、民族に触れている本となるとわずかです…

歴史を語るには民族概念が必須であるにもかかわらず。

日本史専攻からすると「民族」を意識することは少ないけれど、刀

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日本史からリーダーシップを学ぶ【徒然読書⑭】

日本史からリーダーシップを学ぶ【徒然読書⑭】

リーダーを任されることもあり、リーダーをサポートする立場になることもあり。

リーダー像は令和時代でも、戦国時代でも変わらないのかもしれません。

そう思わせられた本がこちらです。

こんなかたにおすすめ!

✔リーダー像について勉強したい方
✔日本史もついでに学びたい方
✔先人がどのように切り抜けたかを知りたい方
✔今の自分の立場に応用していきたい方

鎌倉~昭和時代まで多岐にわたる偉人が登場し

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「言葉」をもっと考えて書こうと思った本【徒然読書①】

「言葉」をもっと考えて書こうと思った本【徒然読書①】

こんにちは、Yuriiiです。

noteを初めて早くも1ヶ月に近づいています。

実際に書き出してみることで、どういう「言葉」なら相手につたわるのだろうか、と考えることが多くなりました。

自分にとっては力を入れていても、相手のニーズに合わなければ届かない。

そこで、自然とこの本に手が伸びました。

その本から「良い」と思った文章を10個ピックアップします。

なぜ10個なのかというと、私にと

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次世代の「物流」を学んだ本【徒然読書②】

次世代の「物流」を学んだ本【徒然読書②】

こんにちは、Yuriiiです。

「サプライチェーン」や物流に興味があり、どう進化していくのかを知りたいと思って、この本を読みました。

物流DX、ロジスティクス4.0と言われているとおり、モノではなくコトを売る枠組みでは物流も大きく変わります。

また、5Gやドローン、ロボットの進化によって、よりカスタマイズされた商品がすばやく手元に届くようになります。

では、具体的にどのような変化が起きてい

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