小川一水

4/24 『天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ〔上〕』を読んだ

面白かった。

面白いと評判のシリーズであるということはたびたび耳にしつつもなかなか手が出せず、そうするうちに完結してしまっていた。何かのタイミングでいずれはと思いつつ、結局特にどういうタイミングでもないタイミングで手を付け始めた。しかし第1巻時点で既に全10巻と銘打たれているのはすごいな。いろんなところに伏線が潜んでいるのではと思って読んでしまう。

遥か未来で、植民した惑星で、乗ってきた宇宙船

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自分的、今年の読書テーマ(2021)

 The theme of my reading in 2021

 自分の読書は、その年、読みたい作品を100冊ほど選んでおいて、途中の新作も絡めながら読むようにしています。

 その理由としては、好きなシリーズをゆっくり楽しみながら、いろんなジャンルの作品をバランス良く読み進めたり、未読作家さんの作品にも取り組みたいからなのです。

 自分の読書力と、長編小説好きな傾向を踏まえれば、年間120

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スキ、嬉しいです! また覗いてください。
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○今日は 小川一水 先生のお誕生日です おめでとうございます!1124

※この記事は2015年10月13日に書かれたものです。

小川一水○美森まんじゃしろのサオリさんと町立探偵の駆け引き
■93年(雨酉)のDNA「玉」の条件なし天冲殺害年に、
第3回ジャンプ小説ノンフィクション大賞に「リトルスター」で佳作入賞。
96年(陽子)のDNA「鳳」の守護神変則方三位年に、
第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞で、
「まずは一報ポプラパレスより」にて大賞受賞し、
作家デビ

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○今日もハレ明日もハレですね♪ note love
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田中芳樹監修公式トリビュート『銀河英雄伝説列伝1晴れあがる銀河』感想 銀河の歴史が、また1ページ……

『銀河英雄伝説』シリーズ(以下『銀英伝』)原作者である田中芳樹監修の公式トリビュート『銀河英雄伝説列伝1 晴れあがる銀河』の感想です。(基本的に敬称略)

(自分は石黒昇版アニメを完走したものの原作はまだ途中なんですが、)このトリビュートの出版発表時、その執筆陣のあまりの豪華さに度肝を抜かれたのを覚えています。
銀英伝本伝の些細な一文から着想を得て想像を広げて書かれた作品、英雄たちの語られなかった

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評価していただきありがとうございます。
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小川一水「天涯の砦」

月と地球を結ぶ軌道複合体「望天」《ボウテン》で壊滅的な大事故が発生。
九死に一生を得た軌道業務員、二ノ瀬英美《ひでみ》は、月往還船「わかたけ」の船体がめりこんだ状態で本体から切り離された、望天の一部区画に取り残され、虚空をさまようことに。
彼同様、幸運にも機密の保たれた場所で露命をつなぐ生存者たちと、換気ダクトを通じて声を伝えあい、生還の道をさぐる。

 🚀 🚀 🚀

過酷なサバイバルSF。

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ありがとうございます
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『不全世界の創造手(アーキテクト)』レビュー



『不全世界の創造手(アーキテクト)』

小川 一水(著)



タイトルだけみて、よくあるなんだかむずかしい漢字にルビのふられた中二病的呪文とか唱えて精神を物質化しちゃう系のスキルの持ち主が世界を造り変えちゃうようなラノベだろうと勝手に勘違いしてました(すいません)

でも、プロローグを読んで自分の間違いに気が付きました。魔法ではなく物理の力で世界を作り変える。しっかり地に足のついた土木系S

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ありがとうございます!!(∩´∀`)∩☆
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『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』小川一水(著)

人類が宇宙へ広がってから6000年。辺境の巨大ガス惑星では、都市型宇宙船に住む周回者(サークス)たちが、大気を泳ぐ昏魚(ベッシュ)を捕えて暮らしていた。男女の夫婦者が漁をすると定められた社会で振られてばかりだった漁師のテラは、謎の家出少女ダイオードと出逢い、異例の女性ペアで強力な礎柱船(ピラーボート)に乗り組む。体格も性格も正反対のふたりは、誰も予想しなかった漁獲をあげることに――。日本SF大賞『

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読書メモ:天冥の標

小川一水著の大作SFです。10エピソード17冊。長大な作品でした。人類にかかわる物語に限っても800年間に起こる出来事を描いています。そして、この作品のスケールは人類という単独の種の物語を軽々と飛び越えます。

2冊目のエピソードが壮絶なパンデミックもので、ちょうど読んでいる期間中に新型コロナウイルス騒動が深刻化していたので、ある種の臨場感をもって読めました。作品の予備知識なく読んだので、なんてタ

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うれしいです!
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『風の邦、星の渚―レーズスフェント興亡記』レビュー



『風の邦、星の渚―レーズスフェント興亡記』

小川 一水(著)



こちらは、12年前にハードカバーで出版され、つい先日(2020年8月7日)に待望の電子書籍化された小川一水さんの格調高い中世騎士道物語。

これまためちゃくちゃ面白いのです。

時は主の年一三三六年(西暦、ですね)。ドイツ北方、北海(ノルト・ゼー)にそそぐエギナ川の河口に、騎士ルドガー・フェキンハウゼンがたどり着きます。

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ありがとうございます!,,Ծ‸Ծ,,☆
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『博物戦艦アンヴェイル』レビュー



『博物戦艦アンヴェイル』

小川一水(著)



清く正しい(かどうかはちょっと微妙)な海洋冒険ファンタジー!
いやあ、面白かった!! 



16歳の少女騎士ティセル(泳げないので海が嫌い)が、王宮の少年道化師ジェイミーの護衛となり、世界の驚異を探すための探検帆船『博物戦艦アンヴェイル』に乗り込み、今だ海図も作られていない外洋へ乗り出す……。

異世界ファンタジーものっぽいですが、さすが

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ありがとうございます!!(∩´∀`)∩☆
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