文学ラジオ空飛び猫たち

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに案内役のダイチとミエがゆるく文学作品を紹介するpodcast番組です。 100回を突破! https://anchor.fm/lajv6cf1ikg Twitter→@cafecatwings Instagram→@cafecatwings

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硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに案内役のダイチとミエがゆるく文学作品を紹介するpodcast番組です。 100回を突破! https://anchor.fm/lajv6cf1ikg Twitter→@cafecatwings Instagram→@cafecatwings

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【初めての方へ】声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集

「文学ラジオ空飛び猫たち」とは?2020年6月よりpodcastで毎週月曜日朝7時に配信している、オススメの文学作品を紹介するpodcast番組(音声配信)。 マイナーな海外文学を紹介することが多く、海外文学の入門書やガイドブックのような番組。聞けば、きっとあなたの知らなかった1冊に出会えるはず。 番組は2人のパーソナリティーのトークで進行。海外文学と猫が好きなダイチとミエが好き勝手に感想を言い合います。まるで読書会に参加しているような気分になれると好評をもらっています。

    • 海外文学好きにはたまらない競訳、ふたたび!『MONKEY vol. 34 特集 ここにもっといいものがある。』岸本佐知子+柴田元幸短篇競訳

      文学ラジオ第175回の紹介本 海外文学好きにはたまらない競訳、ふたたび! 『MONKEY vol. 34 特集 ここにもっといいものがある。』 岸本佐知子+柴田元幸短篇競訳 スイッチ・パブリッシング パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! ポッドキャストウィークエンドの感想/文学フリマ東京39出店/梅屋敷ブックフェスタ出店/短篇競訳第2弾/変わってるけど海外文学の入門になるかも/どれも新鮮に読める

      • 心を強くする詩集「独り 気高く 寂しく」アン・ドヒョン著、ハン・ソンレ訳

        文学ラジオ第174回の紹介本 心を強くする詩集 「独り 気高く 寂しく」 アン・ドヒョン著 ハン・ソンレ訳 オークラ出版 パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! ゲラ読みから参加/文学や言葉に向き合ってきた人の詩集だと感じた/最初の詩「君に聞く」のたった3行に心をつかまれた/Netflixドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」にはまった/著者&作品紹介/心が強くなれる詩集/最後の「私を悲しくさせる詩」

        • 「ハン・ガンのノーベル文学賞受賞特集+ヨーロッパ文芸フェスティバルのミニレポ」

          文学ラジオ番外編第56回 「ハン・ガンのノーベル文学賞受賞特集+ヨーロッパ文芸フェスティバルのミニレポ」 今回は番外編です。ハン・ガンのノーベル文学賞受賞とヨーロッパ文芸フェスティバル2024について話しています。ぜひお聴きください。 NHKのノーベル文学賞のニュースでダイチを観たというお便り/ノーベル文学賞を見守る会と受賞予想/ダイチはハン・ガン予想/ノーベル文学賞発表の瞬間をレポート/NHKのインタビュー/ハン・ガンのノーベル文学賞受賞について思うこと/ハン・ガン作

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        【初めての方へ】声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集

          「リスナーからのお便り紹介回#10」

          文学ラジオ番外編第55回 「リスナーからのお便り紹介回#10」 およそ2ヶ月に一度のお便り紹介回の第9回目。リスナーからのお便りを紹介して、ゆるく回答していきます! ポッドキャストウィークエンド、文学フリマ東京に出ます/「勝手に”ドキュメント72時間”をしゃべるラジオ」にダイチがゲスト出演/YouTubeで「三体」を聴いて/「花と夢」(チェリン・ヤンキー)の感想/「テスカトリポカ」(佐藤究)をリクエスト/「パルプ」(チャールズ・ブコウスキー)をリクエスト/「あまりにも騒

          「リスナーからのお便り紹介回#10」

          エジプト初ノーベル文学賞作家の群像劇「ミダック横町」ナギーブ・マフフーズ著、香戸精一訳

          文学ラジオ第173回の紹介本 エジプト初ノーベル文学賞作家の群像劇 「ミダック横町」 ナギーブ・マフフーズ著 香戸精一訳 作品社 パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! きっかけはお便りのリクエスト/軽妙でコミカルだけど深くなっていく/リアルだと理解できないであろう土地や人々に愛着が持ててしまう小説/海外文学が苦手でも読みやすくておすすめ/著者&作品紹介/第二次世界大戦中でもミダック横町の人々は賑

          エジプト初ノーベル文学賞作家の群像劇「ミダック横町」ナギーブ・マフフーズ著、香戸精一訳

          祝!ノーベル文学賞受賞!韓国文学の最前線ハン・ガンさんの作品紹介エピソードたち

          2024年10月10日、韓国の作家ハン・ガンさんが53歳という若さでノーベル文学賞を受賞しました。アジア人女性としては初、また韓国では初のノーベル文学賞受賞者となりました。日本の文学界隈、特に海外文学界隈では祝福の嵐でした。 文学ラジオ空飛び猫たちのダイチもミエも、ハン・ガンさんは大好きで推しの作家です。文学ラジオの第1回の配信では『ギリシャ語の時間』を紹介し、以降もハン・ガンさんの作品を紹介してきて、現在まで『菜食主義者』以外の邦訳単著はラジオで紹介しています。 この記

          祝!ノーベル文学賞受賞!韓国文学の最前線ハン・ガンさんの作品紹介エピソードたち

          哀歌(クイネ)と共鳴した人生(ゲスト:翻訳者 吉田育未さん)「喉に棲むあるひとりの幽霊 (後編)」デーリン・ニグリオファ著、吉田育未訳

          文学ラジオ第172回の紹介本 哀歌(クイネ)と共鳴した人生(ゲスト:翻訳者 吉田育未さん) 「喉に棲むあるひとりの幽霊 (後編)」 デーリン・ニグリオファ 著 吉田育未 訳 作品社 パーソナリティ二人とゲスト(訳者の吉田育未さん )で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。また、最後のアフタートークではお知らせもあります。ぜひお聴きください! ストーリー紹介/口承伝承される哀歌(クイネ)/普通の人が書いたような文章/ミエが忘れられない三浦

          哀歌(クイネ)と共鳴した人生(ゲスト:翻訳者 吉田育未さん)「喉に棲むあるひとりの幽霊 (後編)」デーリン・ニグリオファ著、吉田育未訳

          18世紀アイルランドの詩人とリンクしていく感情(ゲスト:翻訳者 吉田育未さん)「喉に棲むあるひとりの幽霊 」(前編)デーリン・ニグリオファ著、吉田育未訳

          文学ラジオ第171回の紹介本 18世紀アイルランドの詩人とリンクしていく感情(ゲスト:翻訳者 吉田育未さん) 「喉に棲むあるひとりの幽霊 」(前編) デーリン・ニグリオファ 著 吉田育未 訳 作品社 パーソナリティ二人とゲストで作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 訳者の吉田育未さんがゲスト出演/著者の狂気を感じるオートフィクション/不在の女性を扱った作品でもある/著者が母親として繰り返していく家事、育児から内面が

          18世紀アイルランドの詩人とリンクしていく感情(ゲスト:翻訳者 吉田育未さん)「喉に棲むあるひとりの幽霊 」(前編)デーリン・ニグリオファ著、吉田育未訳

          人生を通過した数々の文学から見えてくるもの「本の栞にぶら下がる」斎藤真理子著

          文学ラジオ第170回の紹介本 人生を通過した数々の文学から見えてくるもの 「本の栞にぶら下がる」 斎藤真理子 著 岩波書店 パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 担当編集者さんよりご恵贈/前回紹介した『リーディング・リスト』に続き人生にまつわる文学作品が語られる読書エッセイ/斎藤真理子さんの言葉選びが秀逸/著者&作品紹介/古今の小説や詩などにまつわる25編/文学と社会との関わり/韓国文学や日本の

          人生を通過した数々の文学から見えてくるもの「本の栞にぶら下がる」斎藤真理子著

          文学によって人生を見直す父と娘「リーディング・リスト」レスリー・シモタカハラ著、加藤洋子訳

          文学ラジオ第169回の紹介本 文学によって人生を見直す父と娘 「リーディング・リスト」 レスリー・シモタカハラ著 加藤洋子訳 北烏山編集室 パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 知ったきっかけは越前敏弥さんのYouTube番組/本好き、文学好きはハマる/しっかりとした自伝小説であり文学ブックガイドでもある/著者&作品紹介/人生に重ねられる13冊のブックガイド/1900年代初めからのファミリー・ヒ

          文学によって人生を見直す父と娘「リーディング・リスト」レスリー・シモタカハラ著、加藤洋子訳

          新しいチェコスロヴァキアに乾杯!「剃髪式」ボフミル・フラバル著、阿部賢一訳

          文学ラジオ第168回の紹介本 新しいチェコスロヴァキアに乾杯! 「剃髪式」 ボフミル・フラバル著 阿部賢一訳 松籟社 パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 梅屋敷ブックフェスタで阿部賢一さんにお会いして/フラバルが母親を一人称で書いたことにびっくり/天真爛漫な母と冷静な父と陽気な叔父の漫才のようなやり取り/著者&作品紹介/ヌィンブルクのビールを飲みたい/陽気でシュールな登場人物たち/チェコスロヴ

          新しいチェコスロヴァキアに乾杯!「剃髪式」ボフミル・フラバル著、阿部賢一訳

          台湾とベルリンを舞台に自己を解放する物語「二階のいい人」陳思宏著、白水紀子訳

          文学ラジオ第167回の紹介本 台湾とベルリンを舞台に自己を解放する物語 「二階のいい人」 陳思宏著 白水紀子訳 早川書房 パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 白水紀子さんからご恵贈/読後の解放感がいい/今年のベストになるかも/「亡霊の地」より読みやすい/著者&作品紹介/2つパートが交互に描かれる/ユーモアやコメディの要素/家族や同性愛や自己の解放など複数のテーマ/16人の二階のいい人の人生模様

          台湾とベルリンを舞台に自己を解放する物語「二階のいい人」陳思宏著、白水紀子訳

          「どうして北欧言語の翻訳家に?」(ゲスト:翻訳家 枇谷玲子さん )

          文学ラジオ番外編第54回 「どうして北欧言語の翻訳家に?」(ゲスト:翻訳家 枇谷玲子さん ) 今回は番外編です。前回に引き続きゲストに枇谷玲子さんをお迎えして、北欧言語の翻訳家になった経緯やご自身で出版レーベルを立ち上げられた現在の活動などお話しいただきました。ぜひお聴きください。 北欧言語の翻訳家になった経緯/ 「マリアからの手紙」を読んで感じた大人との感覚の違い/翻訳者になるためにしたこと/文学との付き合い方/学生時代の職業選択/意外と多い北欧作品の翻訳/北欧専門出

          「どうして北欧言語の翻訳家に?」(ゲスト:翻訳家 枇谷玲子さん )

          コペンハーゲン三部作を翻訳者と語る「結婚/毒」トーヴェ・ディトレウセン著、枇谷玲子訳

          文学ラジオ第166回の紹介本 コペンハーゲン三部作を翻訳者と語る 「結婚/毒」 トーヴェ・ディトレウセン 著 枇谷玲子 訳 みすず書房 パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 翻訳者の枇谷玲子さんがゲスト/NYタイムズが選ぶ「21世紀のベスト100冊」に選出/すべて実話に思えたリアルなオートフィクション/コペンハーゲン三部作が一冊に/著者&作品紹介/「トーヴェは私だ」と思えるのは文学の価値/枇谷さ

          コペンハーゲン三部作を翻訳者と語る「結婚/毒」トーヴェ・ディトレウセン著、枇谷玲子訳

          彼女が人生の中で覚えていること「スイマーズ」ジュリー・オオツカ著、小竹由美子訳

          文学ラジオ第165回の紹介本 彼女が人生の中で覚えていること 「スイマーズ」 ジュリー・オオツカ 著 小竹由美子 訳 新潮クレスト・ブックス パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 表紙はカシワイさんのイラスト/読んでから後々に迫ってくる/市民プールに通う人々と認知症が進むアリスをユーモアと悲しみで描く/著者&作品紹介/語りと構成が独特/文章の積み上げが好き/認知症を題材とした小説の中ではソフトな

          彼女が人生の中で覚えていること「スイマーズ」ジュリー・オオツカ著、小竹由美子訳