2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの最新長篇『クララとお日さま』 が、3月2日(火)、世界同時発売となります。
全世界の注目と期待を集める本作の主人公は、なんとクララという名のAI搭載ロボット。海外のインタビューによれば児童書とサスペンスの構想が結実したものだそうです。当代随一の語り手によっていったいどんな物語が紡ぎだされるのでしょうか。内容については、3月2日のイギリスのFa
新シリーズ!「少年探偵通知表」Vol.2
少年探偵たちが活躍する作品を取り上げて、その名探偵ぶりに注目していきます!
今回は、2020年秋に出版されたばかりのイギリス産ジュニアミステリ作品。
11歳のハルは、旅行作家のおじさんとともに王室列車に乗り込みます。セレブたちが集う豪華な列車の中で、宝石盗難事件が発生!密航者の女の子レニーと共に、犯人を捜そうとしますが・・・。
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東日本大震災に関係する本は、震災直後から3年くらいまでの間にはかなりの冊数が出たけれど、その後はポチポチ。被災地以外の人々の興味が他に移るにつれて、新刊は復興やグリーフケアなどに関する専門書が中心になっていった。
そんななか、毎年、フィールドワークのレポートを書籍化していた金菱清先生から相談があり、縁あって私も関わりながら制作したのが、『私の夢まで、会いに来てくれた』だ。震災から時間が経ち、
中国に『三体』以来のヒューゴー賞をもたらした「折りたたみ北京」の著者、郝景芳による短篇集『人之彼岸』がいよいよ刊行されました!
AIをテーマにした本作品集には、エッセイが2篇、短篇が6篇収録されています。ここでは、本作品集の訳者でもある立原透耶氏のあとがきを再録します。
訳者あとがき
立原透耶
作者の郝景芳については、あちこちで語られているのでご存じの方も多いだろう。1984年天津市生まれ
すべての女の子を祝福する絵本『女の子はなんでもできる!』。
読者のみなさんから、素敵な感想・リアクションがたくさん届いています!
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○読者の感想
絵がかわいかったのと、この本を読んで、ペットの病気をなおす人になりたいと思った!(年長)
本人が自分で本棚から取り出しては読んでいます。(4歳・保護者)
今後異文化を理解する時に、この絵本のイラストを思い出してくれたらいい
先に読んだ「ザ・プロフィット」という本のブックリストで紹介されていたので読んでみました。
「ザ・プロフィット」の著者スライウォツキーは、この課題図書により、読者に対して「常識に縛られない自由な発想を促す」ことを目論んだようです。
内容は、1905年、特殊相対性理論の完成を目前にしたアインシュタインが夜ごと悩まされた時間に関する奇妙な夢を、現役物理学者でもある著者が、「30の小編」に仕立てあ