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著…三宮麻由子『わたしのeyePhone』
スマホの便利な機能がもたらした日常生活や心の変化を綴ったエッセイ。
著者は子どもの頃に目の手術を受け、光とお別れしました。
だから、スマホの画面を見て操作をすることは出来ません。
しかし、スマホには便利な機能が沢山ありますよね。
文字をスキャンして読み上げてくれたり。
音声入力でLINEの文面を作ってくれたり。
カメラで撮影をする時に自動でピントを合わせてくれたり。
URLをいちいち入力しなくても、二次元バーコードを読み取れば、行きたいサイトにひとっ飛び。
お天気アプリや鉄道情報アプリも大活躍。
著者はこう言います。
スマホは「掌の目」だと。
このようにして、スマホは著者のQOLを上げてくれました。
スマホって、世の中の人たちからはあたかも悪い物であるかのように言われがちですが、この本を読むと、「スマホが悪いわけじゃない。使う人次第なんだよな」と気づかされます。
また、著者はデジタルだけではなく、アナログなことも大切にしています。
生け花をしたり。
人と直接コミニュケーションをしたり。
そういう生き生きとした様子がとても素敵です。
〈こういう方におすすめ〉
目から光を失った方がどのように日常生活を送り、また、スマホとどう付き合っているか知りたい方。
〈読書所要時間の目安〉
3時間くらい。
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