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現代詩ペンギンです/2022年詩と思想投稿欄【最優秀作品】/2024年第8回現代詩人会…

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現代詩ペンギンです/2022年詩と思想投稿欄【最優秀作品】/2024年第8回現代詩人会投稿欄【新人】

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nostalghiaへのご依頼について

ときどき詩などのご依頼があるので(有難いことです)、こんな感じかな?というのを書いておきます。ご参考ください。 〇締め切り  詩 2週間前までから受け付けております。  小説・エッセイ 2ヶ月前から受け付けております。 〇お値段  個人様からは無償でお受けいたしております。 (個人様以外からご依頼があったことがないので個人様じゃない方はご相談ください) 〇連絡先  nostalghia2020@gmail.com  Twitterは現在運用していないのと、noteのコメ

    • 自転車で日暮里へ

      (こどもの)夏休みが終わって昼間が暇なので、1ヶ月ぶりのサイクリング🚴 漕いで漕いで日暮里のおそばやさんへ。 甲州街道をばくしんばくしーん! 新宿でピアノを弾いて休憩をしつつ、靖国通りから外堀通りへ入って秋葉原へ、そのままなんかぐにょぐにょ右左折を繰り返しながら山手線に沿うルートで日暮里へ。 地下駐輪場に一時利用で愛車を置き、徒歩で目的地へ。 ずっと気になっていた立ち食いそばのお店「一由(いちよし)そば日暮里店」。 おひるどきということもありすごい行列。らーめん二

      • 原島里枝さんの『常夜灯』(ライトバース出版)を読みました。

          きっとそこに棲むのは、だれも本当のなまえがわからない、古すぎた土地であり、神であり、人なのだろう。 書くこと、話すことがひとの歴史そのものであるように、伝わらないこと、わかりあえないことも個人と集団の歴史だ。 コミュニケーションの袋小路を超えていくことが詩歌のもつ想像力の可能性であるなら、原島さんはまさにその想像力を信じてことばを投げかけ続けるひとだ。 『常夜灯』というなまえはやさしい。私の知らないところで、私の知らない誰かが、そこに立ち止まって灯りを点してくれて

        • ドン・キホーテのこと(雑考)

          ドン・キホーテの前編を読む。この際内容の良しあしはどうでもよく、私はこの作品が「狂気のひと」ドン・キホーテそのひとではなく、「『狂気のひと』をみるひと」たちの物語であると云いたい。 しっぽのほうから話してしまえば、それは私たち読者のことに他ならない。騎士物語のメタ的な位置づけにあたるドン・キホーテの物語には、常に「虚構を愛するひと」と「現実に生きるひと」の対立が示される。 従士サンチョ・パンサは従士といいながらも、主人ドン・キホーテに黙って付き従うような懐柔されやすい性格

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        • 小説作品
          8本
        • 詩作品
          11本

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          自転車で秋葉原へ

           路駐する車を乗り越えて甲州街道を爆進爆進。  新宿を通り抜け、靖国通りへ。 すまーとふぉんの温度が上がりすぎて、日陰で休憩しないとカメラが起動できない!So hot! 秋葉原の裏通りもいつも通りの雑踏。 さいきんの秋葉原の変顔として、やっぱりVtuber系の多さを感じる。でも、いつきても『ざ・おたくのまち!』って感じはなくならないのがいい。 私がこの街が好きなのは、どこに行ってもカオスで、どこに行ってもかわいい女の子のキャラクターがいるからだ。 特になにをするわけ

          自転車で秋葉原へ

          私家版詩集ができました

          私家版詩集「いぬ祭」ができました𓃡𓃡𓃡 よんでくださる方いらしたらメールください。 あと数部あります。 よろしくお願いします。

          私家版詩集ができました

          新宿まで自転車で

          甲州街道をバクシンバクシーン! 都庁へサイクリング。 甲州街道を自転車で走るときに怖いのは、路駐が多すぎて自転車の走るスペースが塞がれていること。 というかそもそも、甲州街道を自転車で走行するべきではない。 おひるごはん。 無限キャベツ(とかその派生品とか)で私はだいぶ痩せることができました。

          新宿まで自転車で

          羽田空港まで自転車で

          あつすぎて熱中症になりかけた。

          羽田空港まで自転車で

          詩集を配布します

          Xでも告知しましたが、ちっちゃい詩集を作りますので、ほしいかたはメールかここのコメント欄にお知らせください。(8部まで)感想とかは特に大丈夫です。よろしくおねがいします。 住所など個人情報を私に晒すことになるので、ご承知の上でご連絡ください。

          詩集を配布します

          さいきんたべた美味しいもの

          おいしいものはとてもいい らーめんめじ(仙川店)中らーめん、ブタ2枚、ヤサイアブラ(1250円)。二郎や二郎系を食べるとその日一日力が湧き上がってくる。私はこれを給油と呼ぶ。 自分で焼いた食パンであんバタートースト。朝はキムチと味噌汁と納豆とチーズ! 発酵していけ〜。 とてもいい焼き姿。 失敗したとき これは大失敗 抹茶はいつパクパクしてもうまい。 ラーメン二郎野猿街道店2。チャーシューうんめぇー!! あしたは何食べようかな〜と思いながら眠る。 おやすみなさい

          さいきんたべた美味しいもの

          えいえんにいきる(詩)

          歯を磨くには目を合わせなくてはいけない……あなたも、私も、そうすべきだ。魚類の恋人たちから学ぶべきことはたくさんある。たとえば、恋の位置、キスの無秩序さ……𓆡こういう魚がいる。こういう魚から学ぶことはけっこうある。あるんじゃないかと思われる、そう、魚は歯を磨かない。匂うのではないか、口腔が……それでも捕食するときには内側の顎をつかって、じょうずに獲物をつかまえる「いただきます」。そう、魚は「いただきます」をいう。「ごちそうさま」もいうし、「死にたい」ともいうから話を聴かないと

          えいえんにいきる(詩)

          いぬのきおく(エッセイ)

          母が幼い頃、家で飼っていた犬(たぶんコロとかいった)が、毒を飲んで死んだという。彼は隣に住む猫に恋をしており、よくひとりで出かけていったのだが、運悪く殺鼠剤入りの団子を食べてしまった。 家のひとがみんな悲しんだという、その話を母から聞かされたとき、私は言いようのない気持ち悪さを胃のあたりに感じた。 だれよりもはやく家から去ってしまった柴犬のことを知るには、だれかの記憶を語るしかない。それなのに、目の前にいる以上にその犬はそこにいる。その矛盾した感覚が気持ち悪い。写真や動画

          いぬのきおく(エッセイ)

          映画にでてくる犬、犬の模様(詩)

          映画にでてくる犬、犬の模様には、父親におしえられなかった知識がぎゅっとつめこまれていた。わたしのあたまを浸す、包囲された湿地。黄金の雨はうとましく滴下され、わずかな栄養で土や土のなかの美しくないいきものたちはとてもよろこんだ、よろこんだのだ「ありがとう」。 風に犬のひげがたなびいたときも、ひとりでいることはつつましやかな逆襲だった。映画にでてくる犬、ポケモンではなかった、犬は模様を保ちかつとおくに鼻を向けている。脳を取り出されながらもいきている犬、猫とたわむれる犬、SNSで

          映画にでてくる犬、犬の模様(詩)

          詩誌「とんぼ 第十八号」

          詩祭のあと、詩の先輩方のお誘いを受けてJR市ヶ谷駅近くの焼き鳥屋さんへどやどやと流れ込んだ。その際に日本詩人クラブ理事の曽我貢誠さんから詩誌「とんぼ十八号」をお譲りいただく。 「好きな詩がね、ひとつでもあると思うから、読んでみてね」 と斜向かいのお席にいらした方が優しく仰った。あとから名刺をいただいて気付いたのだが、とんぼの同人の服部剛さんであり、読み終えていちばん印象深かったのがその服部剛さんの「受信」という詩だった。 とても短く、簡潔な表現で、ひとつの瞬間を切り取っ

          詩誌「とんぼ 第十八号」

          日本現代詩人会 詩祭2024

          に参加させていただきました。 楽しいお話と美味しいお酒のにぎやかな会でした。日本現代詩人会HPの投稿欄につくったものを勝手に送りつけていた身分で、こんな大きな会に出ていいのか……と詐欺師のような気分でした。私はいつも誰かを騙してる気がします。 懇親会の席で朗読の機会をいただいたので、現代詩人会の投稿欄で最初に選んでいただいた「ここに来て、ごはんを食べていい」を読んだのですが、降壇してバイキングを見に行ったらほぼほぼごはんがなくなってました。そこまで食べていいとはいってない。

          日本現代詩人会 詩祭2024

          『名前のわからない少女たち』を探して歩く(ステッカーアートについて)

          4/21 タイトルを変更しました。(名前を持たない少女たち→名前のわからない少女たち)まだまだ考え途中なので、また変わるかもです。 (ステッカー、グラフィティ文化について勉強中なので、間違っている単語の使い方があったら教えてください) 街をぶらぶら〜っと歩いてて、ふと路地裏に入り込むと、壁や電柱にこんなシールが貼られているのを目にして「わぉ!」ってなる。 見るだけで風紀の乱れを感じて、不快感を覚える…という方もいるしかもしれないのですが、今回はこの街に貼られたステッカー

          『名前のわからない少女たち』を探して歩く(ステッカーアートについて)