曲ったものこそ完璧であると老子はいう。曲った木は簡単に切られることはないから長生きし、その生命を全うすることができる。すべての人は曲っている。真っ直ぐな人などいない。だから自分の個性という曲全を活かして生きればいい。我々はジグソーパズルのピースのひとつ。個は全であり全は個である。
知足とは「足るを知る者は富む」という意味。富は「ある」の視点を持つことで得られる。「ない」の視点は減点法になるけど、「ある」の視点は加算法になるため、「ある」を見つければ見つけるほど富が増えていく。我々はたくさんの富の上で成り立っている。そういった認知が豊かさを生み出す力になる。
大音希声。鏡清和尚は外の音は何かな、と僧に尋ねました。雨だれの音です。僧は何もわかっていません。雨だれの音など百も承知です。これは耳に聞こえる音などきいていません。無音の音、無声の声。絶対平等普遍の本体から発するものは何かと尋ねているのです。大きな音は声希です。碧眼録より。
「これ良いかも!」と思って買ったのに、後から考えると実はいらなかったなぁ…という経験はありませんか? 物が増えていくと、その分だけ判断力を無駄に消費してしまうので要注意です。 老子も物は少ない方が良いと言っているのでご紹介します🍀 https://note.com/kou_nagihira/n/neaeb00a47c03
人生とは、その時々に自然に変化し、 移りゆくものだ。 変化に抵抗してはならない。 それは悲しみを招くだけである。 〜老子〜