阪本啓一(JOYWOW)

ビジネスの世界に「JOY+WOW+LOVE and FUNの総量」を増やしたいクリエイターです。ブランド・クリエイションブティックJOYWOW創業者。シングルマザー就労支援をミッションとするNPO法人JW-UP(ジョイワウアップ)理事長。僕のnoteは全て無料です!

阪本啓一(JOYWOW)

ビジネスの世界に「JOY+WOW+LOVE and FUNの総量」を増やしたいクリエイターです。ブランド・クリエイションブティックJOYWOW創業者。シングルマザー就労支援をミッションとするNPO法人JW-UP(ジョイワウアップ)理事長。僕のnoteは全て無料です!

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    テクノロジーの進化が、ビジネスも変える

    WBC、日本チーム全試合観て、感激した。ハマるあまり、優勝した決勝戦の夜、2009年の決勝をYou Tubeで探し出して、観た。韓国戦。LAドジャー・スタジアム。 驚いた。イチローが活躍し、ダルビッシュも投げる試合なんだけど、午前中に観た野球とはまるで違うスポーツに見える。 2009年の野球は「ぼくがよく知ってる野球」なのだけど、こうやって見比べると、2023年のマイアミ決勝戦はなじみのない野球だった。 なんと言えばいいのか、表現が難しい。 2023年の野球は、選手の

      • 企画をセクシーにする方法

        インスタで「タグづけされたコンテンツ」というページのあるのを昨日始めて知った。なんとなく眺めてたら、あれ? これぼくの本の韓国語版やん。 コメントがついているので、翻訳してみると; 本の日本語タイトルは『企画心』。それが韓国語版では『セクシーな企画』になってます(笑) いいねー。 たしかに本の中心にあるのが「セクシーな企画にしよう」。 石垣島のリゾートホテルでこの本の原稿書いていた。 突然のスコールで、プールにいたのだけど、部屋に入った。ベランダは白く煙っている。樹

        • シングルタスク

          禅を生活に取り入れるようになって大きく変わったのは、シングルタスクということだ。どこかで書いたかもしれないけど。 歩くなら歩く。 掃除は掃除。 トイレはトイレ。 ストレッチはストレッチ。 仕事は仕事。 洗い物は洗い物。 「ながら」をやらない。 AirPodsProを手に入れた途端、すべての行動が「ながら」になった。 さすがに通勤途上は交通量が多いので危ないから音楽を聞くことはしなかったが、いや、それでも聞いてたな。You Tubeで誰かのお話とか。 掃除しながら、ス

          • こういうビジネスこそ、アートになる

            アメリカのデフォルトが回避されそうで胸をなでおろしている。 まあ、何が起きるかわからないから引き続き観察するけど、ここ数日、The Economistもwsj(ウォールストリート・ジャーナル)も、静かだったんだよね。今月末が一つの区切りということで、秒読みのはずが。静かということはヤバいんじゃないかと、気にしてた。 これまで「グローバリズム」といえば、「アニキ分のアメリカっぽくなる」を指してた。GAFAになろうぜ、TESLAすげー、大きくなろうぜ、株価高く、社員数多く、規

            サカモトくん、通訳して。

            ニューヨークに住み始めた頃、信号待ちしていて、横にある公衆電話(当時はケータイが一般的ではなかったし、Uber Eatsのサービスが生まれるのはそれから14年後だ)で女性が「Can I place an order?・・・」と話しているのを耳にした。真横なので、自然と耳に入る。どうやら飲茶の出前のようだ。これで「出前の電話の話し始めは"Can I place an order?"」と覚えた。つい「出前お願いしますを英語にすると」と発想してしまうが、生きた生活英語だとそうではな

            いまやSNSの小さな宇宙の中で競合は発生していない

            用語の問題の続き。 「競合」も、本質を外しがちな用語だ。 みんながすぐに思ってしまうのは、「同じ製品・サービスをやっているから競合」。 メガネとコンタクトレンスとレーシック手術は「視力矯正」という意味では競合だが、「ファッションアイテム」という意味になるとコンタクトとレーシックは外れる(カラコンの場合は競合する)。 むしろファッションアイテムの場合、メガネは帽子と競合するかもしれない。シーンによる。 新幹線の競合は2020年以来ZOOM。 やっぱりステーキの競合は、

            「今日は辛いもんでいくぞ!」アニキが言った。

            社内で大事なのは「言葉合わせ」だ。同じ言葉を使っていても、まるで違う意味を指していることがある。成果が出ないのは言葉が揃ってないからかもしれない。 たとえば、よく使う言葉に「戦略(Strategy)」「戦術(Tactics)」がある。 これの使い方があいまい。 「今日の晩飯は中華にするぞ! 店探せ」とアニキが言った。 この時、「中華にする」が戦略。 メンバーたちは、龍華軒がいいか、圓石本店がいいか、はたまた麒麟がいいか、王将がいいか選ぶ(いずれも実在するお店です)。こ

            あなたの月収が、もし20ドルを超えているのであれば

            今年度の住民税の通知が来て住民税まで「値上がり」してるのに憤っている。 収入増えてないぞ! いやむしろ増えるどころか諸物価高騰で減ってるぞ。 住民へのサービスは何ひとつ便利になってないぞ。 オレの体重は増えたぞ・・・あ。これかもしれない。 空気たくさん吸ってるし。仕方ないか。 でもね。支払うってことは、対価が欲しいよね。「市に住む家賃?」家賃は別に払ってるし。 対価で思い出したけど、フリーランス、小さな会社や店やってる人は、限られた経営リソース(ヒト・モノ・カネ・

            くら寿司・カー。いいね!

            EV(電気自動車)は、本当に広まるんだろうか? というのも、人を動かすものは99%自己中心(self-centered)だから。 EVって、不便だ。何しろ充電しなきゃいけない。遠出するのがコワい。 ガソリンであれば、あちこちにスタンドがある。 充電設備は限りある。 雪に閉じ込められた中で充電切れたらシャレにならない。 自宅で充電するのに一晩かかる。電気代が高騰しているこのご時世、なかなかハードである。だって「ひと晩中点けっぱなし」というのは、寒い冬のエアコンくらいだけど、

            何が資金不足をもたらすのか

            ちょうどいま翻訳している章のテーマが「お金」。ポールの指摘は的を射ている。 「何が資金不足をもたらすのか」 土曜日、ヨガレッスンに行った。その時、どういう体勢を取ったからそうなったのかわからないのだけど、腹筋が痛い(笑) でも、「痛い」と感じるのは、健康な証拠だ。コワいのは、「痛みを感じない」ということ。 フリーランスや小さな店、会社をやってると、始終、資金不足に悩まされる。「お金がない」「これだけ足りない」「もうひとつ、仕事があったら・・・」あるあるだと思う。 で

            暗算できるかどうかが借入金の妥当ライン

            フリーランスでまず身につけたいのは、お金のセンスだ。 売上がそのまま自分の給料や他の経費になると勘違いしがちだが、そうではない。 ビジネスは、外の世界との交流方法。 外の世界に提供できる「価値」が「いいね!」と評価されて、売上につながり、かつ、「ご贔屓」を生み、やがてリピートへと育つ。 この「価値」を別の用語で言うと「付加価値」。 原価50円のものを100円で売ったら100-50=50円が粗利。お客さんが「100円でも欲しい、買いたい!」と思ってくれたら売れる。売れ

            目的は何ですか?

            B2B(法人間取引)のマーケティングはあいまいになることが多い。営業とマーケティングと広報がごっちゃになってたりする。そして一番あるあるなのが、「目的があいまい」なこと。 いやー、これはB2Bに限らず、B2C(消費財マーケティング)でも、ひょっとすると個人のSNS発信戦略でもあいまいなのが多いかもしれないね。 ただ発信する。それがWEBでもメルマガでもSNSでも何でもいいんだけど、「誰の行動を動かしたいのか」が明確になってないことが多い。 動画作ってそれで満足したりね。

            会う回数が多いほど、親しみを感じる

            マーケティングやっているので、街の様子を取材する。昨日は阪急うめだ本店にでかけた。 ニューヨークフェアをやっていて、開店とほぼ同時に行ったんだけど、ドーナツは早くも売り切れたりしてた。阪急の集客力はすごい。 中でも目立っていたのが、マルニ・マーケット(MARNI MARKET)特設売り場。 いつ見ても並んでる。 売り場へ入るのに、整理券発行されてて。 並んだ後、売り場へ入ったら、「ただ見るだけ」にはならない。買う(笑)。 「せっかく整理券もらって、並んで、入ったんだか

            50を過ぎたら、あとはもう小銭だ。

            35歳という年齢は、一番アクの出るときだ。自分を振り返ってみると、旭化成の社員で、広島から大阪へ転勤、仕事は面白いが満たされない、これでいいのか、といつも疑問符がアタマの上に浮かんでた。 You Tubeでお気に入り登録している「あやか」は34歳。今年35歳かな? アク、出まくり、そこが可愛くて面白いのだが。 ミランダ・ジュライは35歳。 映画の脚本を書こうとするも筆が止まり、ついついネットの世界で遊んでしまう。そんな中、毎週火曜日に届く『ペニーセイバー』が一時のこころの

            Beyond Needsなんていうキーワードも、もらった。

            「AIアシスト」、AIの力を借りて、仕事の品質が高まっている。 たとえば、いまぼくはあらためてB2Bマーケティングを体系化しようとしているんだけど、JOYWOW秘書であるChatGPT-4にキーエンスなど参考にしたい企業のケースを読み込ませ、レポートにまとめてもらった。それがこれ。 資料のポイントを確実に拾い、深堀りする。 さすがAIで、彼女にアシストしてもらうことで、思考を整理することができた。 「AI秘書なんて、おじさんが遊んで喜んでるだけじゃないの?」という冷ややか

            「外と内」、そして生まれる残酷

            ChatGPT-4を使ってJOYWOW秘書日記を書いて喜んでるんだけど、AIが日常の当たり前になった社会では何が起きるかというと「外と内」がこれまで以上にはっきりして、そこに残酷が生まれる気がする。 映画『チャッピー』はAI搭載ロボットが感情を持ち始めた話。 ここで「内」は人間、「外」はAI搭載ロボット。 『チャッピー』が面白かったので、同じ監督の『第9地区」観始めた。 「内」は人類(南アフリカ人)、「外」はエイリアン。 この映画、吐き気がするほどの嫌悪感。でもこれこそ