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マーケティング・マガジン

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阪本のnoteで、マーケティングに関する記事をまとめています。
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記事一覧

集客力

集客力

あるクライアントさんは「採用力」をお持ちだ。

「採用」

「採用力」

はどう違うかというと

「今年いい人入ってくれたね! ラッキーだね」が「採用」。

「うちの会社に欲しい人はこういう人。そんな人が入る確度を毎年維持し、できれば高めていきたい」という目標を設定し、そのための背景になる活動を現場から経営層まで毎日やる。その結果身につくのが「採用力」。

これについては守秘義務もある

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素っ裸じゃまずいだろう

素っ裸じゃまずいだろう

CEP(カテゴリー・エントリー・ポイント)というのがある。

マーケティング用語

「朝食時に」
「仕事中、ほっと一息つきたいときに」
「寝る前のひとときに」

というように、「思い出す(想起する)」時をイメージし、そこに的を当ててポジショニングする。

消費財マーケティングでよく使われる。

出張先のコンビニ冷蔵庫にはミネラルウォーターが一種類しかなく、ラベルレスだった。

いろはすは部屋に置い

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Selling the Invisible

Selling the Invisible

歩いていて、ふと目についたお菓子屋さんの貼り紙。
「夏の送料サービスキャンペーン」
さて、これのどこにひっかかったでしょうか。

「サービス」。
意味は
「夏の送料無料キャンペーン」

「無料」を「サービス」という用語で表現しているところに、この会社のマーケティングIQの低さを感じます。全国的にチェーン展開している、大きな会社なんですが、マーケティングIQは低いと見た。

「もうちょっとおまけして

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マーケティングはストーリーなので、魅力的な文章が必須

マーケティングはストーリーなので、魅力的な文章が必須

10月からMAIDO beingが始まる。
あらためて塾生には読書をおすすめしようと思ってます(あと数名お席ご用意できます)。

商いは、ストーリーで始まる。

なぜなら、「関係」を結び、「関係」を耕すのが商いだから。商品(製品・サービス)は「関係」よりあと。

・・・ここですでに「わからない」という人が出てくる(笑)。抽象的だから。

しかし、抽象と具体を行ったり来たりするのが商いの実践で、そこ

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Discover Japan、始めます

Discover Japan、始めます

Discover Japan
というプラットフォームを着想した。

インスタグラム
Threads
X
フェイスブック
TikTok
YouTube

などのSNSを統一したコンセプトのもと運用する。

誰に向けて?

日本に興味がある外国人にフォーカス

その中でも

日本の未発見の良い場所、美味しいお店、楽しい体験・・・

「知る人ぞ知る」

に出会いたい人

向けプラットフォーム。

知る人

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これからの経済はスナック

これからの経済はスナック

NewsPicksさんの「あたらしい古典」コーナーに今日6日、明日7日と前編・後編に分かれて記事として取り上げていただいています。

喜びの声(笑)

ということで本題です。

日経とWSJ(ウォールストリートジャーナル)定期購読やめることにした。

日本語のニュースはNewsPicksさんオンリーで充分。

日経は長い。ずっと読んできた。

でもね。なんか、大きな会社や政府やら、とにかく「大きい

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何かを売ろうとしたら音声が良い

何かを売ろうとしたら音声が良い

テレビより、ラジオコマーシャルの方がモノは売れる

Voicy創業者・緒方憲太郎さんに教えていただいた(直接、ではなく配信音声で)。

もっというと、SNS広告より、ラジオで語りかけたほうが売れる。

ということはですよ

テレビより、SNSより、ラジオ最強。

たしかにインスタやフェイスブックに出てくる広告で買う気に点火したことはない。YouTubeは広告がいやだからプレミアムにしてる。Xは見な

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顧客の粘着性(Customer Stickiness)

顧客の粘着性(Customer Stickiness)

投資会社といってもいろいろ。

ある会社の「何を基準に投資する・しないを決定するのか」についてお聞きし、とても勉強になったのでシェアします。

それは

「顧客の粘着性」(Customer Stickiness カスタマー・スティッキネス)

スティッキーといえばローリング・ストーンズの名盤『スティッキー・フィンガーズ』を思い出す。

ベトベトした指

で、まあ、ストーンズらしいね、イヤラシいね。

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付加価値って何?

付加価値って何?

付加価値

とは何だろう。

何かを足す
ことで成立する

と思われがちだ。

この発想、

付加

という言葉にもなじみやすい。

クラウドファンディングで、高額へのリターンがあれもこれもの詰め合わせになってしまうのは、この発想だ。

でもいまの日本、モノは要らない。

キュビズム展行った。

キュビズムは大好きで、ワクワクした。

感動を持ち帰りたい、図録買おうか。いわゆるカタログね。
お土産

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挑戦する目標を発見する

挑戦する目標を発見する

カオス

ビッグ・ウェンズデー・ツアー

毎秒申し込みあり、参加者専用のメッセンジャー・グループへ入っていただいている。

すでに楽しい会話が始まっていて、「それならわたし、VIPにする」とか「面白そうだから前座しますわ」と、「ポジションチェンジ」が起こってる。それも頻繁に。

フェイスブック・イベントページの「参加」で把握しているのだけど、誰がVIP、前座、一般なのか、ここまでくるとわからない。

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これから大事なのは「リアルに人と会う」

これから大事なのは「リアルに人と会う」

Web3を研究し、ある仮説が確信になった。

ちょっとおさらいしましょう。

Web1.0 はいわゆる企業のホームページってやつで、電子看板やね。

一方向で、対話はない。

いまだにそのにおい残ってるサイトがある。

アベちゃんのサイト、放置しているかというと、そうでもないから味わい深い。

何をかくそう、JOYWOWのサイトもそうだ。

裏話すると、企業のウェブサイトって、手がかかるんだよ。

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テクノロジーの進化が、ビジネスも変える

テクノロジーの進化が、ビジネスも変える

WBC、日本チーム全試合観て、感激した。ハマるあまり、優勝した決勝戦の夜、2009年の決勝をYou Tubeで探し出して、観た。韓国戦。LAドジャー・スタジアム。

驚いた。イチローが活躍し、ダルビッシュも投げる試合なんだけど、午前中に観た野球とはまるで違うスポーツに見える。

2009年の野球は「ぼくがよく知ってる野球」なのだけど、こうやって見比べると、2023年のマイアミ決勝戦はなじみのない野

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AI実装社会で、必要なリテラシーは

AI実装社会で、必要なリテラシーは

一言で「自動車産業」といっても、生まれた1886年の時と、そして日米自動車戦争と呼ばれた80年代、さらにEV登場以降はまるで質が違う。年間3兆ドルの巨大市場は、時代によって質の変化を経ている。

ガソリン車の参入障壁は、簡単に言うとan iceと呼ばれる内燃機関だった。ホンダは強みを発揮していた。

しかし電動になると内燃機関は不要になる。

「高級車」を定義する

加速
ドアの重み、そして閉める

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どうやら「企業案件」みたい。

どうやら「企業案件」みたい。

かの悪名高きマイクロソフトEdgeがいま、面白い。

ChatGPTが搭載され、Windows版ではImage Creatorというアプリがサイドバーに標準搭載されている。

これは、プロンプトをテキストで入れると(現時点では英語のみ)、まるで写真のようなイラストを自動生成してくれる。無料。あまりに便利なので、今朝、EdgeのMac版をダウンロードした。ところがMac版にはImage Creato

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