読書記録　～52ヘルツのクジラたち～

虐待、孤独、苦悩故に愛を求める。 誰にも届かない声にならない声。 様々な理由から、心に傷を抱えた者たちの悲鳴。 　 人間は天使にも悪魔にもなる。 だからこの世は残酷にも素晴らしくもなる。 どう生きるか、そして誰と出会うか。

読書記録　～ピラミッド　封印された数列～

ピラミッドに秘められた謎を解き、人智を超えた力を手に入れようと様々な人物が暗躍。 若き日のナポレオンやネルソン提督など顔ぶれも豪華で、歴史SF小説としては申し分なし。 複雑に絡み合った思惑に凝った仕掛け、映画化したらより面白そう。

記憶の欠片　～小学生の夏、忘れられない夕立の思い出～

過去の記憶。 失った記憶や単に忘れていただけの記憶、忌々しさから奥底に封印した記憶、さまざまな記憶たち。 そんな記憶の欠片たちを拾い集めて、ひとつの物語を紡いでいきたい。 小学生の夏、忘れられない夕立の思い出あれは小学5年生の頃だったか。 学校から帰ろうと思ったら夕立となり、傘も持っていなかった僕。 体育館の屋根の下でひとり雨宿りをし、雨がやむのを待っていた。 ちなみにその頃の僕はいじめから抜け出し、友達に囲まれた人並みの学校生活をエンジョイしていた。 まったく人生とは学

少し過ごしやすくなってきましたね☺️ 今日も１日お疲れ様でした☺️

読書記録　～ピラミッド封印された数列～

ナポレオンのエジプト遠征。 未知の古代文明の謎を解き明かすために多くの学者も同行。 秘密への暗号、フリーメイソン、ピラミッド、そして戦争。 史実とSFが入り交じった小説。 謎解きのワクワクさと戦争の残酷さ。 続きが気になる一冊！

意味を知ると怖い⁉ブラッディ・マリーの語源

カクテルでも有名なブラッディ・マリー。 トマト味のすっきりした味わいで、とても飲みやすいカクテルですね。 ブラッディ・メアリーともいうこのカクテル。 どんな意味があるかご存知でしょうか？ 血まみれのメアリー 16世紀、ローマカトリックからの自立を宣言していたイングランド。 そんななか、イングランドとアイルランドの女王として即位したメアリー1世。 敬虔なローマカトリック教徒だったメアリー1世。 彼女はローマカトリック教会の復興を目指し、プロテスタント聖職者の権限を停止しま

今日も暑いですね☀️😵💦 雲間から見える日差しに夏を感じますね☺️

古代の裁判

人類最古の文明、メソポタミア文明。 メソポタミアではハンムラビ法典というこれまた人類最古の法典があり、罪を犯した場合は、この法典に則って裁判で裁かれました。 「目には目を、歯には歯を…」のフレーズで有名な法典ですね。 しかし、裁判で裁判官が判決を下すのが困難な場合は、神明（しんめい）裁判という特殊な裁判に委ねられました。 嫌疑をかけられた者は、自らの無実を証明するために河に飛び込まされました。 河には「裁きの神」がいると考えられていて、無実であれば河の神が助けてくれると

読書記録　～ヴァチカン物語～

世界最小国家ヴァチカン。 ヴァチカンの歴史というより、ヴァチカンの建築物や美術品の説明がメイン。 ミケランジェロやベルニーニなど、多くの天才が活躍。 写真つきなので、芸術好きには良い一冊！

読書記録　～今昔物語集～

平安末期に作成されたとされる説話集。 未完成であるとされ、作者も編集の目的も分からない。 「今は昔」から始まる説話は、いずれも独特のユーモアと皮肉が混じっていて面白い。 泣き笑い、怒り、悲しみなど、感情の機微もよく描かれている。

読書記録　～イギリス帝国の歴史～

かつて世界の陸地の約4分の1を支配した大英帝国。　 アジアをはじめ、アフリカや北米などに多くの植民地を有した。 ヨーロッパの強国がこぞって植民地獲得、奴隷貿易に奔走した時代。 悪名高きアヘン戦争や三角貿易など、多くの負の歴史も残してきた。 いくつもの帝国が生まれては消えていった。 いまこそ過去から学ぶべきですね。

イタリアの街

水の都ヴェネツィアや工芸の街フィレンツェ、そしてローマなど、イタリアには街ごとに特色がありますよね。 「ひとつの国によくこんな個性的な街々があるものだなあ」と感心しますが、これらの街、実はかつては違う国だったということをご存知でしょうか？ イタリアが現在のような国土になったのは、1861年以降のこと。 それまでは都市国家といい、ヴェネツィアやミラノなど、1つ1つの都市が小国に分裂していたわけです。 小国に分裂していた国家をひとつにしようとイタリア統一運動が起こり、186