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脳内ひとり言

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私が普段頭の中でぐるぐると考えていることを書いています。 哲学や生き方、自分との向き合い方についての内容が多いです。
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#ゆるミニマリスト

嫌なことに感謝してみる

嫌なことに感謝してみる

住めば都といいますよね。
私は東南アジアのホーチミンに暮らして4年以上経ちますが、ホーチミンがすっかり大好きになりました。そんな私でも、いまだに慣れなかったり、「嫌だな」と思うことがいくつかあります。

今日はそんな「嫌な点」を、ポジティブに捉え直して感謝の念を抱いてみよう、の企画です。なぜなら、私たちの長いホーチミン生活にも終わりが見え始めているから。

あと1年も住むことはないだろうとなると、

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大人になったなと感じる瞬間

大人になったなと感じる瞬間

使いやすいフライパンに出会えた時。好みのマグカップを手に入れた時。美味しそうなお肉がお買い得だった時。

子供の頃の私だったら、ひとかけらの喜びも感じていなかったであろう、日々の小さな事柄に、最近は幸せを感じられるようになりました。

今年30歳になったのに、自分の中身はいつまで経っても幼いなと感じることが多いので、暮らしの中のささやかなことに好きを見出せるようになって、ああ、自分もちょっとは大人

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ゆるミニマリスト 妥協しているもの

ゆるミニマリスト 妥協しているもの

“ベトナムに住んでいるから”
“子育てをしているから”
そんな言い訳をして、妥協していることがある。

一つ一つは本当に小さな妥協だけれども、ちょこちょこ積み重なっていくと、生活の満足感が落ちていく気がする。
そんなことを感じたので、自分が妥協してしまっていることを書き出してみる。

真っ白な服
ベトナムの水で洗濯をすると、なぜか数回洗っただけで黄ばんでくる。洗濯機が汚い訳ではない。水が、大気が、

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離れて気づく、毎日の贅沢

離れて気づく、毎日の贅沢

毎日当たり前のように飲んでいるコーヒー。
先日、いつものコーヒーのストックが切れたので、もっと手軽に買える安いコーヒーに変えてみました。
そうしたら香りやコク、酸味が私の好みからかけ離れていて。コーヒーを飲む満足度が下がってしまいました。

でも、きっといつものコーヒーを買って、いつも通り飲んでいたら、私はその美味しさに慣れきってしまって、美味しいコーヒーだということを忘れてしまっていたかもしれま

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クリエイティビティとの付き合い方(と、スコールの話)

クリエイティビティとの付き合い方(と、スコールの話)

ホーチミンは本格的に雨季に入りました。
南国のスコールの勢いは、本当にすごい。雨というより、巨大なバケツをひっくり返して水が落ちてきているかのような降り方です。

スコールに巻き込まれれば、まるで目の前でカーテンを閉じられたかのように一気に視界が塞がれます。洗車マシーンの中にいる感じに近しいかと。

私はスコールに巻き込まれるのは、好きではありません(好きな人、いないと思います)。でも好きな本と共

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久しぶりにペンを取る。文字が書けなくなっていた。

久しぶりにペンを取る。文字が書けなくなっていた。

今朝、久しぶりにペンを取りました。紙に、ペンで文字を書く。
小さい頃から大学生まで、何気なく行なってきた文字を書く行為ですが、気づけば今年に入ってからペンを初めて握った?というほど、本当に久しぶりの出来事でした。

そして、久しぶりに見た自分の筆跡にびっくりしました。不揃いで、整っていなくて。しかも思い通りに文字を書けない。

ペンを握るのが久しぶりすぎて、文字を書くための筋肉が衰えていたのです。

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プールサイドでぼーっとする

プールサイドでぼーっとする

こんにちは、れいこです。

昔、まだ子供だった頃の私は、プールサイドや浜辺でただ「ぼーっ」と横になって体を焼いている大人を見てはとっても不思議に思っていました。
こんなに楽しいプールや海があるのになぜ入らないの?なぜ泳がないの?
こんなに楽しくて新しい発見がたくさんあるのに!!って。

大学生くらいになった私も、ただ水着で横になって日焼けしている白人の大人たちをまた別の理由で理解できませんでした。

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習慣と惰性

習慣と惰性

新しく始めたい習慣やチャレンジがある時、習慣化することでそのチャレンジを続けやすくなるのはとても良いことだと思います。

そうして培ってきたたくさんの習慣は、そのうち「当たり前」なこととして、何も考えずに生活に染み付いていきます。

たとえば早朝のランニングや白湯を飲む習慣など、何も考えずに体が動くようになれば、頑張らなくてもできるようになるので、毎日の積み重ねで人生が良い方向に自ずと向いていくこ

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小さく暮らすと 大きな幸せを感じる(ハンバーグの話です)

小さく暮らすと 大きな幸せを感じる(ハンバーグの話です)

こんにちは。
ホーチミンでゆるミニマリストな生活を送るれいこです。

今日は、食い意地が張っている私が感じた、幸せの大きさについて語りたいと思います。

私は食べ物が大好きです。特にお肉。そして特に牛肉!
そんな食べるのが大好きな私が、とても好きな料理がありまして。その名も、ハンバーグ。

手前味噌ですが、自分で作るハンバーグが大好きです。家で作るときは、びっくりドンキー風にお味噌とマヨネーズを入

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昔の失敗を思い出して恥ずかしくなる時

昔の失敗を思い出して恥ずかしくなる時

昔から、考えすぎる子どもでした。そして自分の小さな失敗を思い出しては全身が縮み上がるような気持ちになることがしばしばでした。

あんなことを言ってしまった、黙っておけばよかった、とか。
大事な場面なのに、自然に振る舞えなかった、とか。
水泳大会でビリになってしまった、とか。
お友達に挨拶したのに返事がなかった、嫌われたかな、とか。

他人から見たら本当に些細なことで、おそらく誰も覚えていないような

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哺乳瓶を洗った夫が褒められたのだけど

哺乳瓶を洗った夫が褒められたのだけど

こんにちは、ホーチミンで1歳の娘と夫と暮らすれいこです。

去年の一時帰国の時、子育てに関してとても印象的な出来事がありました。

当時、娘はまだ生後5ヶ月。
まだまだ哺乳瓶を消毒してミルクを飲ませているタイミングでした。
我が家は共働きで、私も産後2ヶ月から仕事に復帰したので、育児も夫と協力して二人でやっていました。
夫も当然のようにオムツを変えたり、ミルクの準備から後片付けをしたり、沐浴したり

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物欲がないのが悩みだったけれども。

物欲がないのが悩みだったけれども。

昨日は国際女性の日でしたね。

日本ではお祝いした記憶が全くありませんが、ベトナム含め諸外国ではしっかりと祝われているようです。

昨日はホーチミンの町中のスイーツ屋さんや雑貨屋さん、そしてお花屋さんに、男性が群がっていました。お世話になっている女性、愛する女性、家族に贈るためでしょう。
日本ももっと、日頃から家事に育児に仕事に頑張っている女性に感謝を表せるような風土になると良いなと思ったり。

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「長女あるある」は国を越える

「長女あるある」は国を越える

私は三姉妹の長女です。

先日ベトナム、カザフスタン、そしてアメリカ出身の友人と食事していたのですが、なんと全員が長女ということで、“長女あるある”の話になりました。

私が驚いたのは、国を超えても、やはり長男長女特有の育児の厳しさを全員が感じて大きくなったという点。

越えるべきハードルが高いというか、親からのプレッシャーが多めというか。背負うものの重さが下の子たちより重い、というのは世界共通な

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私の心に響いた言葉

私の心に響いた言葉

こんにちは。

先週、ふと私の心に響いた言葉がありました。
その感覚を忘れないうちに書き留めておきたい。そういう思いで今日は記しています。

その言葉とは、

マザーテレサの言葉なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
日本語に訳すと、下記のような意味合いになるでしょう。

“私たちの誰もが偉大なことをできるわけではありません。しかし、小さなことを大きな愛で行うことはできるのです”

有名

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