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ご紹介に与りましたnoteというセカイを飛廻る主食は自身の反吐にも似た汚物としての私である蠅、森乃央歩でございます。
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https://note.com/gubgub/n/n00d79dd24a52
[私詩]『うらがえり』
怒りを笑いに変換することすら悪なのだとしたら、笑うことすら許されない。
笑うことすら許されないのであれば、善いことなど一つもない。
呆れ去ることも逃げ惑うこともできない荒波に呑まれてしまえば、誰一人として抜け出せない。
誰からも理解されないと畏怖することが怒りに繋がるのであれば、恐怖の感情すらも否定されてしまうだろう。
謎に包まれた自己を謎から引き出す為には、皮を剥ぐしかないのだろう。
[映像]僕の私の修学旅行 in 東京
部屋の整理をしてゐると中学三年生の時分に先生へ提出した筈の修学旅行手記が見つかり思ひ出に浸る。あれから十年以上経ち令和になつた今の自分として何かカタチに残すことは出来なひかと考へた末にNUMBER GIRLの名演に載せて象ることにした(幸ひInstagramであれば本楽曲に載せてストヲリヰズに揚げることは許されてゐるやうなので勝手ながら拝借仕る)。かやうに振り返ると散々な目(とりわけ二日目な
[電信]私の観ずる噂。(令和三年八月二十二日)
【出演】森乃央歩(Q)
【客人】ガブガブ(先生、編集長)
眼病なのか脳病なのか兎にも角にも突如として目が見えなくなり錯乱した挙句晴れて七月末に無職となつた森乃央歩(Q)が凡そ七年来の仲となる無職兼ニゐトと呼ばれるも其の実は音楽家であると考へられてもゐるガブガブ氏を先生乃至編集長と讃へ嘯き招ひては好きなことや嫌ひなことを語らう。
(映像制作:Q / GabGab)
──トヲクテヱマ──
無職と
[小説]『目の高さ』
目の高さ
雲ひとつない星空の奥から滴る雨を香る。私は道路の真ん中で止まっていた。雨だけが私に時間を知らせてくれる。
明かりは未だ一つも見えず、ここに来てどのくらい経ったのかも分からない。暗闇にようやく慣れた視界には、いつも通り道路と草原がうっすらと隔てられているのが垣間見えた。
すぐに目を離して、再び前を見つめる。そこにはこちらに向かって走る白い私がいた。幽霊でも精霊でもないただの白い
[日録]再び生まれる時間はされあれど流れる時間は須く遅くも早くもあつてはならず一定でなければ平等とはいへない
July 11, 2021
映像を再生する。始めからであらうと途中からであらうと、この行為は等しく "再生" といふ言葉を用ひられ、そのとほりに機能する。私たちが鑑賞する映像は、総じて既に生まれた "何か" を今一度、眼前に生み表して眺めてゐるに過ぎない。それは映像に限らず、漫画や小説、音楽といつた表象文化の一切がさうであらう。そも/\、形として "何か" を表さんとする時点で、この者が意識的