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店舗設計士の日常

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ステキなお店作りのヒントや、コツなどをプロ目線からお伝えします。インテリアデザイナーとして過ごす日々の出来事や趣味の話も。
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2018年6月の記事一覧

BarBossa林さんの有料マガジンを購読してみて

BarBossa林さんの有料マガジンを購読してみて

タイトルまんまですが、BarBossa林さんの有料マガジン(月額¥300-)を購入して1ヶ月。有料マガジンの感想文ってnoteであんまり見かけないので、購読検討中の方の為にもちょっと書いておきます。

ちなみに、僕は現在note内では月額定額制の有料マガジンを2個購読しています。

一つめがBarBossa林さんの有料マガジン(月額¥300-)
「bar bossa林伸次の毎日更新日記と表では書け

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コドモ受けとオトナ受け、アンパンマンこそ最強のキャラデザなのかもしれない

コドモ受けとオトナ受け、アンパンマンこそ最強のキャラデザなのかもしれない

くやしい。。。父親になる前から、僕はデザイナーだった。

学生時代にはNeafの積木の美しさにおどろき、サブダの仕掛け絵本に一喜一憂し、オモチャやボードゲームを作る課題にハマって徹夜で作り込んだりしていた。

僕が教わっていた桑沢デザイン研究所は、バウハウスのモダンデザイン教育を下敷きにしていて、必然的に美しさの基準がミニマル寄りの教育が多かった。

だから、いつか自分が親になったら、こどもに買い

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情報デブにならない為に

情報デブにならない為に

最近ちょっとたくさんの情報を詰め込んでまして、詰め込んでは吐き出すのを繰り返していて脳が疲れてきました。

フードファイターよろしく暴飲暴食を繰り返せば胃腸が疲れるように、情報の暴飲暴食をすれば脳だって疲れるんじゃないかと思うんです。

脳だって臓器なんだし。

インターネット以降、本当に一気に技術が進んでしまい、もう自分1人の人間の能力では追いつけない大量の情報が一気に流れている感じですよね。こ

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職人がレッドリストに載る未来がくるかもしれない

職人がレッドリストに載る未来がくるかもしれない

一次生産から加工業や製造業や建設業まで、割に合わない評価を受け続けている技術職や職人が転職&高齢化&人口減で激減する。これはもう、統計的にも避けようのない未来です。

先日、田村シェフとお話をしたときにこうおっしゃっていました。

このままだと質の高い仕事をしている生産者さんがどんどんいなくなってしまう。その時に自分たち料理人は技術があっても、
素材が手に入らなくなってしまってはどうしようもない。

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アウトプットの量と質、努力や忍耐ってダメなことなの?

アウトプットの量と質、努力や忍耐ってダメなことなの?

何がいいのかは人それぞれだと思うのだけれど、やっぱりこれは言っておいたほうがいい気がするので書いておきます。

ゆるふわ起業とか、楽な社会にとか、楽しく働いて自己実現バンザイ!とか、そう言うと楽をしたい人=疲れている人がワラワラ集まってきて賛同されるんですよね。みんな楽して成功したいから。

でも、そう言うのって発言するだけの人はたくさんいるわりに、実行して変革しようとする人って一握りなんですね。

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自分の可能性を値踏みしてみる

自分の可能性を値踏みしてみる

noteの毎日更新を始める時に、ちょっとしたフォロワー数の目標値を設定した。それは、このくらいまでなら自分でも届くはずだという、一種の自分への値踏みである。

僕は自己肯定感が多少強めで、良くも悪くも自己評価が高い傾向がある。だから数値設定も少々強気だ。

1年後までに3000人のフォロワーをつける。それが3月に設定した目標だ。

おかげさまで現在目標値の1/3に迫る900人を超えるフォロワーさん

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THE GUILD 勉強会#2で考えた、デザインの未来の話

THE GUILD 勉強会#2で考えた、デザインの未来の話

6月21日(木)の夜に開催されたTHE GUILD勉強会#2へ参加してきました。note枠ですが、同時にtwitter実況もやっていたのでフォロワーさんはすでに読まれているのかどうなのか。。。

+ 6/22 13:00追記 +
note編集部おすすめにピックして頂いたので、
文末にちょっと追記を書きました。

今回のテーマは「Design in Tech Report 2018を読み解く」という

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第二回cakesコンテストを勝手に予想してみた

第二回cakesコンテストを勝手に予想してみた

先日、第二回cakesクリエイターコンテストの一次審査の発表がありましたね。応募していたみなさん、どうでしたか?

応募総数9396点、一次審査で選ばれたのは178名とのこと。詳細は以下の公式さんのnote記事で載っています。

大雑把な確率論で行くと1/52ですね。だいたい50記事に1つが選定されている感じ。1人で何個も書いている人もいるので、実際は1/30くらいじゃないかな?

そして、実は僕

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才能なんて前世に忘れてきたよ

才能なんて前世に忘れてきたよ

天才だと言われたことはありますか?僕は人生で、何度か「才能のある人」の扱いを受けたことがある。

自慢ではない。
なぜなら、僕は別に才能なんていう大層な物は持ち合わせていないからだ。

謙遜でもない。
なぜなら、僕が褒められたそれらは大抵ずっと地道に培ってきたものだからだ。

才能というのは便利な言葉だけれど、本当に生まれ持って研ぎ澄まされた才能のある人=天才と出会ったことは一度もない。

才能と

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備えあれば憂いなし、あらためて防災と減災を考える

備えあれば憂いなし、あらためて防災と減災を考える

昨日、大きな地震がありました。何名かのお亡くなりになられた方もいて、余震もあり恐ろしい思いをされていると思います。

阪神淡路大震災から23年という話をしたばかりで、関西地方を震源とする大型地震。

東京に住む僕らだって他人事ではないです。火山大国の日本列島に住む以上、地震のリスクには常に向き合わなければなりません。

うちでも子供が生まれたことをきっかけに、1人で逃げて生き延びるという考えから、

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即レスが身を助ける

即レスが身を助ける

何か連絡があった時に、返事をすぐにするかどうかは成功を分ける。これは多くの成功している人が言っていることだけれど、本当にそうなのだろうか?

僕は割とグータラなので、あまり即レスの習慣がない。

メールを読んでちょっと考えて、返事を頭の中で組み立てて、忘れる。

そして思い返すともう一度メールを打つ。

その時には最初に思い浮かんでいた答えは雲散霧消。

結局、イチから返事を組み立てるから倍の時間

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父との別れ、いつかくる自分が死ぬ日についての想像力

父との別れ、いつかくる自分が死ぬ日についての想像力

父の日は中学生くらいから、ずっと嫌いだった。僕の父は、僕が中学一年生の時に亡くなっている。

父のいない父の日は、改めて喪失をまざまざと見せつけられ、周囲からのよそよそしい気の使われ方も嫌だった。自分ではどうしようもない事だからこそ、歯がゆく、焦燥した思いだけがくすぶっていた。

父との別れ、それは、今から23年前。

1995年のゴールデンウィークが、別れの始まりだった。

その年は、まさしく激

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「 #動きをうごかす展 」で1歳の娘の心が動かされた話

「 #動きをうごかす展 」で1歳の娘の心が動かされた話

先日、平日の仕事と育児の合間をぬって「動きをうごかす展」へ行ってきた。twitterでフォローしている人たちが絶賛していて気になっていたのだ。

本当は今日は「即レスが身を助ける、という話。」をしようと思っていたけれど、この展示が日曜で終わってしまうので先にシェアしておくことにする。

一言で言えば、行ってよかった。

6月17日の日曜日、つまり今日と明日で終わりだ。

しかも入場無料だ、いいから

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どこで書き方を習ったんですか?

どこで書き方を習ったんですか?

100日を超えてnoteを更新していると、いくつか聞かれる事がある。「どこかでライティング=書き方を習ったんですか?」と「儲かるんですか?なんでやれてるんですか?」という事だ。

まぁ、これは自然な疑問だろうなぁ・・・と思う。

実際に僕もnote内で他の作家さんを見ていて思うから。

毎日のように大量の文章を更新し続けて、しかも内容が濃密でファンの多い人たちの記事をここ1-2年ほど読んできた。

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