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忘れたくないnote

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乗り越えた人だからできること

中学生のころ、いじめられっ子だった。

幸い命を脅かされるほどの危機を感じたことはなかったけれど、それでも、ある日突然友だちだと思っていた女子全員から無視されたり、当時流行していた「前略プロフィール」というSNSのようなものに悪口を書き込まれ続けたりしていた。

一番困ってしまったのは靴や通学用のヘルメットを隠されること。学用品がなくなるということはすなわち、親にも事情を話さなければならなかったか

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#メンタルモデルどうぶつ図鑑 No.1 : 何者かになりたいウサギちゃん

#メンタルモデルどうぶつ図鑑 No.1 : 何者かになりたいウサギちゃん

この世界のどこかにあるという "どうぶつ村"。
今日も村一番の長老・かめ仙人 🐢 と
助手・ダイちゃん 👦🏻 のもとに、
迷えるどうぶつたちの相談がたえません。
かめ仙人が解き明かすのは、
だれもが無自覚に抱えてしまっている
人生のパターン "メンタルモデル"。
さて、今日はどんな訪問者がやってくるのでしょうか?

🐰[ウサギちゃん]:(扉をドンドンドン!)こんにちは〜!かめ仙人ー!

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とある社員の転職宣言が教えてくれた、「やさしさ」の意味。

とある社員の転職宣言が教えてくれた、「やさしさ」の意味。

こんにちは、岡山史興です。

「次の70年に何をのこす?」という問いかけをコンセプトに、スモールビジネスの支援を中心とした事業に取り組む70seedsという会社を経営しています。

ふだんの仕事では、企業の「ビジョン、ミッション、ポリシー」を策定するお手伝いをすることが数多くあるのですが、このnoteでは、まさにそのプロセスを自社で実行してきた、この3ヶ月あまりに起きた僕の会社の危機と立て直しの話

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彼女について①

彼女について①

愛とはなんであろうか。ここ数年、そんな問題にぶつかることが度々ある。
それを探るために誰かと色々な愛の話をしたいのだけど、どうにもむず痒い。そこで考えた。
気恥ずかしくて、恋人にすら滅多に愛など伝えられないが、宛先のないラブレターでならば愛を語れるかもしれない。
ふと、そう思いなんとなく書き始めてみている。

彼女の話をする。

彼女とは、まだ出会って半年くらいだ。ものを書く人で、彼女の紡ぐ言葉は

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物語を内面化してしまうことの危険性について

ライターという仕事柄、人にインタビューをさせていただく機会がときどきある。そのかたのこれまでを振り返るような種類のインタビューだと、“人生の転機”的なものについてお聞きすることも多い。

(たとえば)「そんなに辛いなかでどうして仕事をがんばれたんですか」とか「ひきこもっていた部屋から出た日のことを覚えてますか」というような質問をすると、みなさん「うーん……」と考え込まれる。それから「実はこういうこ

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未完の天才になるな

未完の天才になるな

私の仕事は作家のエージェント。この仕事をしていることをいうと、相手の反応はだいたい3パターンに別れる。

1つは、「なんかよくわからないですね」という反応。これは仕事の内容が一般的ではないからしょうがない。2つ目には、敵意か賞賛を向けてくるパターン。何かと残念ながら悪い意味で話題の的になりやすい業界なので、「さあてどんなもんか確かめてやりましょうか」という腹づもりで探りを入れにくる人もいる。俺はこ

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不安症と恋人との交際概論

不安症と恋人との交際概論

これは不安症の私と恋人がどう上手く付き合っているのかを書いた交際概論。

そして、大切な人が精神疾患を抱えていて、又はこれから抱えてしまった時に支えてあげたいと思ってる人へのサポートガイド

不安症の取り扱い説明書いつも読んでくれている方には、繰り返しになりますが、私はまだまだ不安症とうつ病の治療中です。

そして、今私はパートナー(以下、恋人)と同棲しています。

不安症になって、治療に専念でき

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人を喜ばせない営業に明日はない、というお話

人を喜ばせない営業に明日はない、というお話

ちょっと今回は、人を喜ばせない人には明日はない!もっというと、「営業」とは人を喜ばせることだ!ということを書いていきたいと思います。

私自身人材紹介の法人営業をやってきて、たくさんの試行錯誤、気づきがありました。失敗もたくさんしました。

ただ結局の所、「営業とは人を喜ばせること」というのが私の結論です。(営業についての記事は以降乞うご期待)

失敗例:フルコミッションの営業マンになった友人早速

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毎日を丁寧に生きる

毎日を丁寧に生きる

12月8日、コルクラボ運営ミーティングのランチタイム。それは万葉倶楽部でなぜか全員浴衣を着用して、昼間から酒を飲みつつご飯を食べていた。

ゆるーい空気の中、わたしは誰も見てくれないのが辛くなって、noteが書けなくなったという話をした。少し酒も入ってたからそんな話が出来たんだと思う。そもそも弱音を吐くのは苦手だし、絶対に厳しいこと言われるのは頭で分かってた。けど言わずにいられなかった。

コルク

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やりたいことも目標もないという人の為のキャリア設計について

やりたいことも目標もないという人の為のキャリア設計について

最近友人に漫画を借りまして。

「クズの本懐」という漫画で、本当に登場人物全員クズなのですが笑 その中でも一番ハッとした台詞がありました。

「努力すれば返ってくるものが好きだった

勉強とかスポーツ、料理とか。

だって努力は報われるじゃない

努力したって報われないのは

恋だけ 

だから嫌い」

というフレーズがあり、なんか分かるなと。

とにかく頑張ればなんとかなった勉強、スポーツ。自分

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「デキるヤツがうつになりやすい」という話(じぶんのタイプを知る)

「デキるヤツがうつになりやすい」という話(じぶんのタイプを知る)

生きづらさを脱却するのに、「まず自分のタイプを知ろう!」という話を前回しましたね。

で、これからタイプをいろいろ紹介していくんだけど、実際に患者さんや友人たちと話ししてて話題にすることが多いやつを挙げていくので、まったくMECEではないことを宣言しておきます。

(「MECEじゃないと気持ち悪い」ってひとがいたら、もっと肩の力を抜いたらいいよ。)

「あ、これわたし当てはまるかも」みたいなのがあ

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あの日の自分に仇討ちを。

あの日の自分に仇討ちを。

先日、NHK『SONGS』で小沢健二氏がしていた話がとてもすきだった。

婚活サイトにあがる、斜め上から撮った3割増しの自撮りはその人のつくった神話で、現実の本人を見たらすぐに神話は崩れてしまう。「現在」には一瞬で過去のすべてをみせる力がある。という内容だった。

そして彼はその話をこう締めくくった。

切々と過去を語ったら、僕も婚活サイトの写真のように自分をよく見せてしまうかもしれない。自分

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【 研究業績一覧 】LITALICO研究所

【 研究業績一覧 】LITALICO研究所

本記事では、LITALICO研究所の研究業績をお知らせします。
・おおよそ月に1回のペースで更新します。
・研究要旨などを公開しているものは、演題にリンクを貼っています。
・研究者の所属は当該研究発表時のものです。

最終更新日:2022/02/07

2016年度・Miho TAKAHASHI (*1), Yuhei SUZUKI “ The Development of a Program

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なんでも自分のせいにしちゃう自意識過剰

なんでも自分のせいにしちゃう自意識過剰

障害を持つ人の就職支援などを手掛ける上田さんが、こんなツイートをなさっていて興味深かった。

で、こんなことが気になったので質問をさせていただいた。

お応えをいただいた!

なるほどなぁ。。自分をよく見せようとしているとき。怒られるのが怖いとき。『できるフリ』しちゃうことってある。

「わかりません」と言えなくて、どんどんわからないが積み上がっていく。ますます「教えて下さい」が言えなくなる。

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