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世界はシティポップに夢中
改めてここに書く必要はないが今世界中の人々がシティポップに夢中になっている。なぜ世界の人々が三十年以上前に流行ったシティポップを絶賛しているのについての分析は専門家に任せて、三文ライターの私はここでシティポップに関するちょっとしたエピソードを紹介することにしよう。
冒頭にも書いたように世界は今シティポップに夢中になっている。それは竹内まりやの『プラスティック・ラブ』がYouTubeで注目され
空港で知らない女とシティポップについて語った
夜の空港の椅子でウトウトしてたら突然知らない女が声をかけてきた。僕はハッと目を覚まして何事かと女の方を向いたが、女はその僕に向かって僕のとこから音が漏れていると注意してきた。
僕はすぐに手で耳を触ってBluetoothのイヤホンがあるか確かめたが、なんと両方外れていた。僕は慌てて周りを見たが、イヤホンは二つとも椅子に落ちていた。
落ちているイヤホンからは僕の好きな偉大なるシティポップレジ
シティポップと天かす生姜醤油全部入りうどんの物語
シティポップに天かす生姜醤油全部入りうどん。全くミシンと蝙蝠傘の出会いのよりもよほどシュールレアリスティックなナンセンスだ。
僕は今最高のシティポップであるKIYOSHI YAMAKAWAを聴きながら海沿いの道を走っている。隣には最高の彼女。うどんの麺のようなもちもちとした肌をしたキュートな君を乗せている。
ずっと一人だった僕。その僕の前に現れた君。二人の行先はこのオンボロなアメ車のみ知
私の三曲:シティポップ編
DJ:はい、あなたのためにステキな音楽をセレクトする『ナイトミュージック』の時間です。今回はゲストに音楽ライターの上曽根愛子さんを迎えて一緒にシティポップからセレクトした三曲を語っていきたいと思います。では上曽根さんよろしくお願いします。
上曽根:音楽ライターの上曽根愛子です。こちらこそよろしくお願いします。まずいきなりぶっちゃけますけど、私なんかがシティポップを語っていいんですか?私がシティポ
SOUL TWO SOUL まとめ版
連載していたSOUL TWO SOULをまとめました。
KIYOSHI YAMAKAWA KIYOSHI YAMAKAWAの再評価ブームはまだ続いていた。いや、ブームではなくもはや山下達郎や角松敏生のようなシティポップの定番となりつつあった。雑誌のシティポップ特集には彼の『アドヴェンチャー・ナイト』は必ず1ページを割いて紹介され、そこにライターや同業のミュージシャンの熱い文章が寄せられた。しかし