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サプライチェーンを素材から切り上がって経営迄 その5 業務を通じて社会貢献を突き詰めたら 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 私の仕事の心掛けは充分な理解を基にお客様にプロフェッショナルとして対応することです。

 そもそも社会人になる時、公共分野(特に政治)か民間分野か迷い、結局民間分野に進んだのです。

 その辺りは宜しければこちらをご覧になって下さい。

 でも結局

民間企業の業務を通じて社会貢献

ということで筋を通して素材の研究開発から振り出してバリューチェーンを遡って来ました。すると不思議なことに最後には気がつけば民間企業の枠からはみ出て経済産業さんの産業政策の方針に沿う形での医療機関さんから介護施設さんへのシームレスな連携などをしていました。

 その辺りはこちらのその11をご覧になって下さい。

 そんな不思議な人生を楽しんでいた時の事でした。

 とある理由でIT会社の部長の収入を倍程度にしなけれはならなくなりました。

 遺留されたものの社内の給与テーブルに載らない金額帯ということで転職。しかも古典的なトレードビジネスから自らの資金でビジネスデベロップメントするというビジネスモデルに転換が進んで居た総合商社さんに役員として参画する機会を得ました。

 つまりIT企業とて自らが例えば医療業務をするわけではなく、提案はしますが事業主体はあくまでもお客様である医療機関さんです。

 経済産業省さんのプロジェクトも新規事業開発中は経済産業省自体が資金面では事業主体にはなりますが、出口には継続的にそこで生み出した新事業を担う事業主体を用意する必要が有ります。

 しかし、総合商社さんの自らの資金でビジネスデベロップメントするというビジネスモデルは上述の課題を既に前捌きした上での究極の事業開発です。
(分かり易く言うとビジネス分野でのラーメンの全部盛りみたいなイメージかなぁ)

 とある事も総合商社さんの役員となることができたので、ある意味で

禍福は糾える縄の如し

を地で行った感じになったのです。
バリューチェーンの終わりを自らの手の内で直接的執行力を持って見通せるところにまで上ブレして望外にも辿り着いたのでした。

つづく
 
 


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