memento mori その9 私の場合は… その1 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
宗教という古典的なソリューションが今でも有効な場合もあるというお話の締めとして私のソリューションをご紹介しますね。
経緯
私の人生は幸せだったと言い切って他界されたというお話の続編。
大人の絵本ブームの火付け役といわれるヨシタケシンスケさんの長編作品「メメンとモリ」との出会い。
その1は、その作品とラテン語の「いつか死が訪れることを忘れるな」という言葉の件が引っかかったというお話と、そもそもこのラテン語をnoteでの作品を通じて教えてくださったmemento Mori(モリ)さんのお話、おニ人の力強い生き方、個性に脱帽したというお話。
その2は、奇しくもその翌日に身近な人がコロナウイルスに感染して、既往症を悪化させて他界。しかも実は昨年末にも上述の既往症がコロナウイルスで悪化という全く同じパターンでのコロナ禍が身近で起こっていて、同じことが繰り返されていることを悔しく思ったというお話。
その3は、私の人生は幸せだったと言い切って他界された方に生前充分そう言える人生のお手伝いができたというお話。
その4は、そのパートナーの方が静かな心でその運命の日を迎えられたというお話でした。
その5は、そのパートナーの方が喪主でのキリスト教式の儀式での偶然のお話でした。
その6は 閑話として
そもそもイエスキリストは宇宙からあるいは未来の地球人が時空を遡って来たのでは
と感じたというお話でした。
その7は資料編です。
キリスト教式の儀式の一例です。
その8は資料編の続きです。
極々身内のみの小さな儀式。宗教というソリューションを採用したことによる全体的な明るい雰囲気を写真で味わって頂けきました。そしてイスラエルに駐在して感じた素朴なキリスト教が例えば欧州に広がり2000年熟成されたお作法の1つのリファレンスとなってmemento moriをスマートにやり過ごす1つのソリューション形式にまで発展して、人類の一部の人を救っていると感じているというお話でした。
今回は、宗教という古典的なソリューションが今でも有効な場合もあるというお話の締めとして、宗教ではない私のソリューションのご紹介です。
私のmemento moriへのソリューションは
①物理学
②生物学
③今日までの人生の成果
それをまとめて心の始末という感じです。
1つ1つを深堀りしますね。
①物理学
私達が住む今回の約50回目程度と言われている宇宙の基本が体系化されていっているものとの理解です。
当たり前過ぎて意識しなくなっていることですが、各回の宇宙ではそれぞれ異なる物理法則が用意されます。ですから今の物理学は今回の宇宙での物理法則を主に扱っているということです。
兎も角今回の宇宙はこの物理学で扱う物理法則で説明出来るように私達は日々努力している訳です。裏返せば物理法則が全て。
身の回りの物質は全てビックバン以後にエネルギーが一部物質になっていく過程で生まれたものです。
私も、今子の作品を読んでくださっている貴方も、目に映る物質全て元々はビックバンの時のエネルギーが固まったものです。
そして例えば必死に究極のエネルギー源の1つのとして研究開発が進んでいる地上に太陽を持ってくる核融合による発電もそうですが、水素の様な軽い物質が核融合して次第に重い物質になって来たのです。
なんかイメージ湧かないかも知れませんが、感覚的には例えばチタンはチタン鉱山からではなくて超新星爆発で核融合学校一気に進み生まれた物質です。それが飛来して地球にたどり着いて鉱山となっている…
それを分かり易く視覚化した映像が有ります。流石アップルさん、お目が高い。
素粒子物理学から天文学までシームレス。
そんな物理学です。
ですからここから全てを演繹的に組み立てて整理することが私にとってはとても合理的なのです。
memento moriへのソリューションもそのお作法で始末を付けています。
と言っても勿論例えば、身近な例としてはこの自分自身の意識はどこから来ているのかすら分かっていないので完全ではありません。
無知の知
ではないですが、分からないことは何かも整理できているということまでもが心地よいのです。
自分自身の人生を賭してその発展に寄与させて貰ったITによる人類の知的開放。インターネットの検索エンジンから始まって、最早汎用的に使える人工知能が発達しています。ですから知的体系も自分の脳内と外付けの人工知能内とがシームレスにつながる様に頭を意識して運用しているので、最低でも知らないということからは既に開放されています。この1年で劇的にできることが広がりました。
勿論人工知能に対しての接し方のお作法も
大丈夫です。履いています。(笑)
もとい。
大丈夫です。配慮しています。
私のバイブルは物理学。
取っ付き難い内容なので取り敢えず此処まで。
つづく
蛇足
本当にキリスト教圏のホテルにはキリスト教の聖書が置いてあるのを、実際に海外で経験した時の驚きは忘れません。
私には最新の物理学の教科書ですかねぇ…
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