今あるものを最大限に活かす その3.41 未来のためにでにきること 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
常に最先端に身を置くというのが私の信条です。
だからこそ今あるものを最大限に活かすということを常に意識しています。新しいものに貪欲であるからこそ、新しいものを喰い散らかさないという感じでしょうか。
経緯
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義父母が残した鉄骨住宅。東京から鉄道でも車でも1時間程の通勤圏ですが、海と丘陵が美しい街に有る義父母が残した鉄骨住宅。次世代の未来のために別荘気分でアップデートしておこうかと。
稀に見る強固な岩盤地質に理想的な社会インフラとして設計された街に、
(その辺りはこちらをお楽しみ下さい。)
オーバースペックの鉄骨住宅。
(その辺りはこちらをお楽しみ下さい。)
その持ち主の義父母の介護を仕事を辞めてまでやり切って、この不動産を吾妹が相続したのでした。
とは言え義父母の自宅介護中も少しずつアップデートをしていました。
自宅だけではなく自宅周辺の道路や階段、そして隣接する公園の除草やアルカリ性化によるアップデートもしていました。ある意味で社会貢献。
正に身近なことから一つ一つですかね。
その3.23は、社会貢献の続編で、向こう三軒両隣と公園を超えて少しずつ街を綺麗にして行く事を始めているというお話でした。
その3.3は鉄骨住宅そのものに関するアップデートです。
駆体の構造設計の良さを活かして、明るいティファニーカラーをアクセントにデザインを一新。その上で再生可能エネルギー設備まで具備しました。
その3.40からは庭に関するアップデートです。先ずは義父母からの初期状態の庭の風景を。これはこれで統一感が有りました。
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注) 以下、受け取り方によっては鼻につくかも知れませんが事実なので臆面もなく出稿させて頂きました。何卒御高配賜りたく。
正に別荘という位置づけの家を、次世代の未来のためにアップデートをと考え実行してきました。
今回は比較的温暖な地方にある庭に関するアップデートのゴールについてです。
解決すべき課題がいくつか有りました。
①隣家からの高木に対する苦情
②森に住む様々な危ない動物たち
③棘のある危ない植物
④湿度
⑤防犯
運と勘としつこさの人生で、サラリーマンの約得を最大限活かした海外駐在の経験から…
直感的にこれらの課題のソリューション、ゴールは駐在していたアメリカの広々として、明るい庭、としました。
米国カリフォルニア州、サンタクララ。シリコンバレーでの駐在員生活では、提携先の幹部や同僚達の自宅でのパーティに呼ばれることが多く、素敵なお庭を拝見するだけではなく、パーティ会場として利用させて頂くことも度々有りました。生け垣は無く主屋の周りは広々した芝庭で、その外側は果樹を含む林という感じでしょうか。
冬に雨期がある以外は乾燥していて過ごしやすい好天がつづくといった土地柄でした。海側は海からの雲で高い木々も育って居ました。一方で内陸側の郊外の山々は夏場は水がある谷以外はハゲ山になり、風力発電の風車群だけが妙に目立っていました。市街地の川も夏場は殆ど干上がってしまう程です。
そんな感じですから、市街地は自動散水機が木々を維持するために普及していました。農場ですら巨大な円形の散水機を使う程でした。私達の住んでいたアパートもご多分に漏れず散水機を使ってまで芝や果樹を含む木々を伍していました。水コンプレックスからか噴水まで。
ということでゴールのイメージをご紹介しますね。
住んでいたアパートの表庭は明るく広々としていて、こんな感じです。
我々の家は正門近くの広々した階段を数段上る中2階。階下は半地下の駐車場でした。部屋の前にはバーベキューしつつ子供が自転車で遊べる程の広いベランダが有りました。木々が適度に有り、子供はハチドリの餌箱をベランダに置いて楽しむ程の自然環境でした。
今回の別荘もひな壇で階段を数段上る中2階みたいなものです。しかも半地下の駐車場もあり似ています。庭の芝の部分は丁度そのアパートのベランダ程度かなぁ。そういう意味ではカリフォルニアのアパートのベランダは広かった(笑)
900ft2の広々した間取りはこんな感じです。広々したリビングから見えるベランダも魅力的。
その外には芝と散歩道、そして木々が適度な間隔で配置されていていました。1番奥の部屋の窓からは中庭の噴水が見えました。噴水の水音も魅力的でした。
幾つも中庭が整備されていて、芝に適度な高さの樹木というデザインがとても心地良かったのです。
勿論噴水の無い中庭もありました。
まぁついでなんで、庭だけではなくアメリカのアパートの全体的な感じを味わって下さい。
右側の建物は管理事務所で、例えば毎月居住者間の親睦の為の無料ブランチが開かれる大ホールや右側には深夜以外はいつでも使えるジムも有りました、
駐在員と現地提携企業似入って高速半導体の開発もしていましたので極めて多忙でした。今は絶滅したポケットベルを携帯して、24時間365日といった働き方でした。
と言ってもそこはアメリカ。クリスマスと夏休みはきっちり別枠で体制を準備して交代交代にお休みを取得。
日々の運動不足はこのアパートの附帯施設を存分に活かし、散歩道、ジム、プールでそれなりに解消できていました。
そしてこのアパート全体の施設管理も完璧でした。
まぁプレミアムアパートなんでキチンとしていました。スタッフさんも明るく典型的なカリフォルニアンでした。
高級ホテルのスウィートルームに住んでいるというのが、1番ピッタリする感じかなぁ。家族帯同の時は途中で止めたけどその後の単身での駐在時には大変お世話になったメイドサービスは正にホテルのサービスそのものでした。サービス終了後には、メッセージカードにコメントとチョットした果物やお菓子が綺麗にメインダイニングのテーブル上にディスプレイされて居ました。
ということで、明るい白を基調にティファニーカラーをアクセントにしてデザインを一新した建物に鬱蒼として動物たちの住処と化した庭から、デザインを整えた建物に相応しい庭への楽しみながらのアップデートが始まります。
このアパートがリファレンス。
今あるものを最大限に活かす。
これも未来のためにできることの1つだと考えています。
つづく
蛇足
特に先進国での駐在員で気を付けることは、人生勘違いしないことです。
下手をすると自分の性格に合っていれば本国の役員よりも経済的にも仕事の楽しさの意味でも充実度が超越していました。それぐらい恵まれた日々でした。
それも吾妹がハッシュタグ駐在員妻でバズりまくっている(笑)駐在員妻役をやり切って家族を支えきってくれたので…
本稿を書いてて恵まれた人生だったなぁと
超蛇足
それは人を大切にする当時の日本の大企業、鉄鋼会社の駐在員だったからでした。外資系企業にも投資元からの出向という形で守られながら片足を突っ込んたので、ぬるま湯も良いところ。
マジ、勘違いしそうになる
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