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池谷和信 『人間にとってスイカとは何か カラハリ狩猟民と考える』 臨川書店
初めて野生のスイカというものを目にしたのは1984年3月、オーストラリアを旅行したときのことだ。アリススプリングスだったか、エアーズロックだったか、内陸の砂漠の道を歩いていて、道端にソフトボール大の縞柄スイカがなっているのを見つけた。けっこうたくさんゴロゴロしていて、ひとつ割ってみたら中は白かった。特に誰かが採取したりするようなものではなく、ただ雑草のように自生しているとどこかで聞いた。
本書で
古今亭志ん朝 『世の中ついでに生きてたい』 河出文庫
先日、noteでシズさんがビックリハウスのことを書いていたので、懐かしさを覚えてコメントを付けた。
シズさんの返しにある「お母さんに聞いてください」は「ボクのあの本、どうしたでしょうね?」に対応している。これは『人間の証明』という1977年に公開された映画のトレイラーに使われていて、テレビでのCMなどで盛んに流されていた劇中のセリフに由来している。
示し合わせたわけでもないのに「ボクのあの本、
たまに短歌 思い出したこと
とっくりを さんざんならべ ふとおもう
ちょうしにのるな でんしゃのじかん
徳利をさんざん並べふと思う
調子に乗るな電車の時間
酒はそれほど飲まないので、この歌のような経験は無い。「とっくり」と「ちょうし」を掛けることで頭がいっぱいになっていて、何か言ってみたいのである。それに、無理に短歌にしなくてもよさそうなものだが、自分でこのnoteの題材を歌、俳句と読書ネタと決めているので、ここに書くか