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DX=新たな市場カテゴリを創る/マーケティング戦略実践

DX=新たな市場カテゴリを創る/マーケティング戦略実践

田吹です。GAテクノロジーズでマーケティング責任者をやっております。

直近、結婚式でハワイに行かせていただきました。
6歳の息子がフードコードに設置されたディスプレイに向かって「八村頑張れ!」と大声で応援する姿を見て、将来に希望を持ちました。
私の時代には、まさかNBAのプレーオフで日本人が活躍できるなんて考えすらできなかったので、若い日本人はすごいなと感じました。

さて本日はRENOSYで取

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RENOSYマーケティング戦略(顧客ニーズ分析とフレームワーク)

RENOSYマーケティング戦略(顧客ニーズ分析とフレームワーク)

RENOSYのマーケティング責任者をやっている田吹です。

最近は5歳の息子と将棋をはじめまして、思いの外ハマってます。大人気なく、本気で勝負してしまい、結果子供を泣かせてしまいますが、子供もこちらの手の内を理解しはじめたのか、徐々に先手を打たれるようになり、日に日に、簡単には勝てなくなってきました。
特に子供の柔軟な発想にはじめて「やられた!」と感じたのは下記写真です。私が、下から攻めこんでいま

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10年間展示会で声掛けし続けた僕が感じた、「声がけ」の結局のところ

10年間展示会で声掛けし続けた僕が感じた、「声がけ」の結局のところ

みなさん、いつもお仕事お疲れさまです。

当社は先日、とある展示会に出展してきました。
僕はこの会社に新卒で入社して現在13年めなのですが、コロナの期間と別事業部にいた期間以外はほぼ何らかの形で展示会の出展に関わっており、その期間はおそらく10年くらいになるかと思います。
当社の出展スタイルは、基本的にノベルティやコンパニオンなどを活用せず、純粋に「声がけ」「サービスの訴求」のみでブース集客・簡易

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BtoBマーケティングでは「自社」ではなく、「カテゴリ」を宣伝しよう

BtoBマーケティングでは「自社」ではなく、「カテゴリ」を宣伝しよう

BtoBマーケティングにおいて企業が最も犯しがちな間違いは「自社の宣伝」をしてしまうことである。

人は他人の会社の話などに興味を持たない。

では、どうすれば良いのかというと、「カテゴリの宣伝」をするべきだ。

「カテゴリの宣伝」で成功した企業の代表例が「IDEO」だ。

IDEOは自社の宣伝をする代わりに「デザイン思考」という概念、カテゴリを世界中に広めた。

そして「ビジネスにデザイン思考が

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顧客視点でメールを書き続けたら「井塚さんのメルマガを読みたくて資料請求しました」と言われるようになった話

顧客視点でメールを書き続けたら「井塚さんのメルマガを読みたくて資料請求しました」と言われるようになった話

こんにちは!スマートキャンプ株式会社でインサイドセールス部長をしております、井塚と申します!
インサイドセールス代行・セールスエンゲージメントツール等を通じて、日々お客様のインサイドセールス組織を支援しております。

実はこの半年間ほどで「いつも井塚さんのメルマガ見ています!」「メルマガの内容、いつもすごく勉強になるのでチームに共有しています!」といったお声をいただくケースが増えてきました。

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生成AIは「Chat GPT、Gemini、perplexity」が上手く活用できたらそれで良い【BtoBマーケ編】

生成AIは「Chat GPT、Gemini、perplexity」が上手く活用できたらそれで良い【BtoBマーケ編】


はじめに最近、動画生成AIやチャット型の生成AI、画像生成など日々追いきれない程のAIが誕生しています。先日Appleから発表があったようにスマホでの生成AI活用もできるようになりました。

多くのAIが誕生する中で、少しづつAIの特長も見えてきました。
そこで今回は生成AI初心者の方やChat GPTしか使ったことが無いBtoBマーケター向けに、それぞれのAIの特長と活用方法をプロンプト付きで

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BtoB展示会を効率化する施策として、名刺・商談メモ収集アプリをGPTで作ったよ

BtoB展示会を効率化する施策として、名刺・商談メモ収集アプリをGPTで作ったよ

こんにちは、サカタ(@sea_webm)です!BtoBマーケティングの中で、特に短期間で多くのお金がかかるけど成果も多い施策が「展示会」です。本記事では、オペレーション最適化、展示回後に迅速に顧客フォローするための施策を解説します。

展示会施策における課題ビックサイトや幕張メッセで行われ、課題をもった方が数万人訪れるビッグイベント。ここに向けて大きな労力をかけているマーケターも多いのではないでし

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Pardot導入後3ヶ月で運用に乗せた方法公開

Pardot導入後3ヶ月で運用に乗せた方法公開

お世話になっております。
SALESCOREの古山でございます。

note書くのは約7ヶ月ぶりですが久しぶりにコンテンツを作ります。
今回は7月上旬に導入したPardot(現Account Engagement)の運用に乗せるまでに何をしたのかについて赤裸々に事例としてまとめてようと思います。

【想定読者】
・Pardotを含むマーケティングオートメーションの導入を考えている方
・Pardo

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BtoB企業が「リードナーチャリング」を効果的に行うための考え方

BtoB企業が「リードナーチャリング」を効果的に行うための考え方

このnoteではBtoBマーケティングの戦略の立て方から、個別の戦術や施策について順序をたてて解説しています。

こちらのマガジンにまとめていますのでご覧ください。

前回までの記事ではさまざまな「リード獲得」の手法を解説してきました。今回は集めたリード(見込み客)の興味度合いを上げていく、いわゆる「リードナーチャリング」のお話です。

リードナーチャリングとは、見込み客の興味度合いを上げていき、

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押したくなる色はある?CVボタンの色の違いによるクリック率・コンバージョン率への影響

押したくなる色はある?CVボタンの色の違いによるクリック率・コンバージョン率への影響

Webサイト上でユーザーをコンバージョンに導くCV(コンバージョン)ボタン。行動を喚起することから、CTA(Call To Action)とも呼ばれています。

ボタンの色はクリックやコンバージョンにどのような影響を与えるでしょうか?仮に「この色が最適解」というものがあれば、世の中のボタンはその色ばかりになっていることでしょう。

結論から言えば、ボタンを配置する場所や誘導する目的によって最適な色

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共催ウェビナー実際どう?登壇したことない初心者が40回登壇を通して新規リード8,000件獲得できた話

共催ウェビナー実際どう?登壇したことない初心者が40回登壇を通して新規リード8,000件獲得できた話

おはようございます、株式会社ベーシックのみやま(@myan_sales)です。
わたしはferret OneというBtoBマーケ特化サービスのマーケティング部に所属しており、2023年下半期は主に共催ウェビナーや共催イベントの企画・運営・登壇を担当していました。

2023年10月には、2日間の共催オンラインカンファレンスを主催企業の担当として、企画・運営を行いました。そのときの振り返りnoteを

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展示会運営で誰も言わない、一番大事なこと。

展示会運営で誰も言わない、一番大事なこと。

はじめにどうも、CADDi DRAWERのマーケティングを担当しています、内田と申します。前職含めて、アブサンと周りに呼ばせているので、アブサンとご認識ください。
なぜキャディに来たのか、どれだけキャディがいい会社なのかという話は、私の周りのとんでもなく優秀な方々が雄弁に、そして採用っぽいニュアンスを巧妙に消しながら届けてくれているので、なるべく刺激的なポジショントークを元に、皆さんの関心を引きた

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展示会投資の考え方と活用し切るための心構え

展示会投資の考え方と活用し切るための心構え

こんにちは、LayerXの松本 (@MJ_LayerX)です。同社でインサイドセールス(以降IS)のマネージャーを担当していました。
今年からマーケティング部(以降MK)に異動しました。

皆さん、展示会に興味持ってもらえたかな・・・前回のnoteを今井さん(@M_imai_CEREBRIX)に取り上げてもらい、たくさんの方にご覧いただきました。ありがとうございます!

本資料はJapan Sal

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THE MODELなマーケターが見るKPIはリード獲得単価、商談獲得単価、受注単価

THE MODELなマーケターが見るKPIはリード獲得単価、商談獲得単価、受注単価

「分業」のメリット、デメリット「THE MODEL」の本質は、生産性向上を目的とした営業プロセスの分業だと筆者は考えています。一方で、分業が目的化してしまい、逆に生産性が低下する事例はよく聞きます。これを四文字熟語で「本末転倒」と言います。

「分業」とは、(顧客目線で見て)発見から発注まで1本のプロセスを担っていた営業人員を、役割別に分割することを意味しています。

BtoBマーケティングの場合

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