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#スポーツ

デンマークでサッカーをする-3

デンマークでサッカーをする-3

 保育園や学童保育で過ごしていると、友達をすぐつくる子どもたちのコミュケーション能力に驚かされる。成人してから、しかも外国人と心を交わせるようになるのは簡単ではないと思う。デンマーク人と友人関係を作るのはなかなか難しい、とは現地在住の日本人からよく聞く。デンマーク人と友達になるにはまず語学力だが、プラス、もう一つ違う形のコミュケーションの手段を持っていると良いと思う。私の場合は「サッカー」だった。

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部活動の地域移行をすべき理由

部活動の地域移行をすべき理由

部活動の負担による教育力の低下

そもそも教員は教科で採用されており、部活で採用されてはいません。様々な業務でパンクしている学校の働き方改革を進めるために、文科省も部活は教員が担う必要は必ずしもないと述べています。

部活動顧問をもつと、土日にも学校へ来て部活指導をするように生徒保護者管理職から求められることがあります。伝統的に土日に一日中練習している部活だと、土日の休みは全て無くなります。

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スポーツ業界に入りたい新卒向けのお話(岩本さん+えとみほさん)

スポーツ業界側から必要とされがちな人とはスポーツ業界の特徴

スポーツ業界って利益を上げる販売ルートが非常に多い反面、利益率はそれほどよくないのでスタッフ人数を増やせないから、業務だけじゃなく経営を理解している人が必要。

自分のやりたいこと「だけ」やりたい、は無理。
そう考えると、スーパー分業組織である大企業は経験しても、クラブスタッフにプラスにはならないと思う。ベンチャー企業では、+αで自分の

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スポーツがプロ化する条件とは

スポーツがプロ化する条件とは

「スポーツに関わる“常識破り”の価値を広めて、常識にする」を胸に、仕事をしています。

この「スポーツPR ミニミニ講義の実況中継」は
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「前例がない」「できるわけがない」「それはきれいごとだ」
などの声に負けずに挑戦している方に、ヒントにな

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日常の中の非日常。

日常の中の非日常。

スポーツでこの国を幸せにしたい。
人々の生活をもっと豊かにしたい。
スポーツを稼げる産業にしたい。

この抽象的な理想を本気で言い続けて行動することは、この仕事をする上で実は大切なこと。

多くの人がスポーツ業界を志し働く人も増えて、今は多くの組織でガバナンスが効きはじめ、実行したプランに対して振り返りPDCAを回すというビジネスで当たり前に行われることが各クラブでも根付いてきていると思います。

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プロのバスケチームを会社のようにマネジメントしたら、見ちがえるほど強くなった

プロのバスケチームを会社のようにマネジメントしたら、見ちがえるほど強くなった

ファイヤーボンズが伸びてきていますいま「福島ファイヤーボンズ」というBリーグのバスケチームがすごく伸びています。

今シーズンはB2リーグでチーム史上初の9連勝を達成。B1昇格のためのプレーオフ進出も決めました。ずっと応援している地元の人からすると「あきらかに異変が起きている」というレベルだそうです。

実はファイヤーボンズは、2年前から私たち「識学」の組織マネジメントの理論を取り入れて運営してい

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元アスリートが会社をつくったら、エモくて強い組織ができた

元アスリートが会社をつくったら、エモくて強い組織ができた

ぼくは26歳までバスケ選手だった。選手を引退したあと、人材会社とWEB会社を経て、スポーツビジネスの会社を起業した。

起業から10年。メンバーはもうすぐ50人になる。

ぼくが目指してきたのは「スポーツチーム」みたいな会社。

みんなで一緒に、勝利に向かって努力する。受注したら、みんなでハイタッチして褒め称える。「上司と部下」の関係じゃなくて、おなじ志をもつ「チームメイト」として接する。

そう

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22歳、18歳の皆さん、サッカー人生を振り返らないでください。まるでやめるみたいじゃないですか。サッカー人生はまだまだ続きます。

22歳、18歳の皆さん、サッカー人生を振り返らないでください。まるでやめるみたいじゃないですか。サッカー人生はまだまだ続きます。

高校、大学までサッカーに生を注いできた22歳、18歳の皆さん。
タイトルにある通り、まだサッカー人生を振り返らないでください。

サッカー人生はまだまだ続きます。

という、もう冒頭で完結できてしまうような話なのですが、これは私自身のそうなってほしい願いというか、こんな状態にしたいという思いというかそんな内容になっています。

別の記事でも投稿しますが、サッカーは基本的に生活必需品ではありません。

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部活動とアスリート。

部活動とアスリート。

今回は最近始めたお仕事とそこから感じたことを綴ろうと思います。

1月に入り、職場の繋がりでとある高校サッカー部の朝練の部活指導に外部指導員として参画させていただくようになりました。

現在は毎週水曜日と木曜日に朝7:00-8:00の1時間の指導に携わらせていただいています。

このお仕事を始めた一番最初の心境は・・・

・フットサルのスキルを生徒達に落とし込みたい
・自分の経験を伝えたい
・好き

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島根にプロサッカークラブをつくりたい──永遠のサッカー小僧が掲げる、未来の風景

島根にプロサッカークラブをつくりたい──永遠のサッカー小僧が掲げる、未来の風景

会社経営とクラブ運営の二刀流サッカーは、沖野さんの人生において欠かせない要素であり続けている。小学生からボールを蹴り始め、中学時代には地域選抜に選ばれるなど実力をつけた。高校は全国大会の常連である強豪校・東福岡高校へサッカー留学している。

「幼少期は周囲の友達と比べて、シャイで引っ込み思案な子どもだったと思います。サッカーを通じて交友関係が広がり、人と関わる楽しさを知りました。私のポジションは、

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社会と断絶されるアスリート。社会と繋がるアスリート。

社会と断絶されるアスリート。社会と繋がるアスリート。

先日、学生アスリート向けの講演にて『社会と繋がるアスリートになる方法とは?』というテーマをいただいたので、そもそもアスリートが社会と繋がっている状態/繋がっていない状態って何だろう?という問いを立てて、お伝えする内容を組み立てていきました。

「社会と繋がるアスリート」ってどんな状態?
講演の冒頭、学生アスリートの皆さんに「アスリートが社会と繋がっている状態ってどんな状態?アスリートが社会と繋がっ

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アスリートが試合で勝つことと、毎朝ベッドメイキングをすることは直結している話

アスリートが試合で勝つことと、毎朝ベッドメイキングをすることは直結している話

仕事柄、アスリートの皆さんと会話させていただく機会が多いのですが、「アスリートが競技を通じて培っているのは技術や体力、精神力以外にあるのでは?」と感じる瞬間に多く出会います。

そして他でもない自分自身も、サッカー人生を通じて培われた1番の素養は「心技体」以外の部分にあったことを、現役を引退してから10年経った今実感しています。

一生懸命競技に打ち込んできたスポーツ少年少女は「プロになれる選手」

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広報は最高の学びポジション

広報は最高の学びポジション

広島県一部リーグに所属する、福山シティFCの広報になって約半年。学びのない日は1日たりともない。今回は私が「広報は最高の学びポジション」であることを見出すまでの経緯を綴りたい。

そもそも、なぜ私が「広報は最高の学びポジション」と位置付けているのか。その理由は、業務そのものがインプットとアウトプットの繰り返しだからだ。これを言うと、他の役職でも同じだと言われるかもしれない。たしかに、それぞれが担う

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142. 失敗と自己肯定感の関係

142. 失敗と自己肯定感の関係

みなさんこんにちは。三浦優希です。

今日は、日本に帰ってきた時によく感じることについてお話をしたいと思います。

今回のお話のテーマは、「人の失敗を許容できるようになろう」ということです。

よろしくお願いします。

トライした人に向けられる言葉いくつかのアイスホッケーチームの練習に参加した時や、子どもたちと一緒に練習をする際に僕がよく感じることの一つに、コーチやチームメイト、親が、失敗をした選

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