松本 雄一

早稲田大学/カネボウ化粧品/サイバー・バズ 広告メディア事業部局長/Sports Hu…

松本 雄一

早稲田大学/カネボウ化粧品/サイバー・バズ 広告メディア事業部局長/Sports Human Capital修了/横浜FCマーケティング→広報→営業企画 その他いろいろ。/ PRパーソン ※掲載内容は私自身の見解であり、横浜FCの立場、戦略、意見を代弁するものではありません。

マガジン

  • スポーツビジネス系のもの。

    スポーツビジネス系 #マーケティング #デジタルマーケティング #SNSマーケ

  • 一年の振り返り

    2019年からの毎年書いている一年の振り返り

  • 読書メモ

    読んだ本。

  • パートナーシップ提案を考える

    逆引きでパートナーシップの提案を考える。 事例ストックです。

  • みんなの声が集まる"フリエな人たち"マガジン #フリマガ

最近の記事

マルチクラブオーナーシップ(MCO)

横浜FCとポルトガル・UDオリヴェイレンセのマルチクラブオーナーシップ(MCO)は、日本の資本が欧州の市場に直通ルートを持ち、自らのオーナーシップで市場にアプローチできる点が大きな特徴です。 ”世界最高峰の欧州リーグで日本人選手やスタッフが経験を積み上げることで、日本サッカーの強化に繋がる”という想いのもと推進しています。 MCOのかたちMCOにはオーナーの意向が大きく反映されるのが通常で、基幹クラブと育成クラブなどそれぞれのクラブの規模や状況により適切な役割を持たせて、

    • 2023シーズン振り返りと2024シーズンのこれから。

      毎年自分がこのクラブの中でできたこと、できなかったことを振り返っているnoteも今年で5年目。 振り返ってみると、マーケ・広報・ファンエンゲージメントの観点で足りないことを見つけて新しいことを提案して進めてきた最初の数年と違って、ここ1年半くらいは少し離れた別の立ち位置で新しいチャレンジを構築し推進する機会を与えてもらっているなと感じます。 特に今年ほとんどの時間を費やしてきたマルチクラブオーナーシップ(MCO)に関しては横浜FCの発展に貢献することはもちろん、日本サッカ

      • コミュニティ起点。

        最近SNS・コミュニティ・web3などを中心に、何が最適なのか悶々と考えています。そんな中、先日熱量高めのコミュニティに参加させていただいて新たな人脈もでき、ありがたい限りです。 プロモーションがマスメディアからデジタルへ、オウンドやソーシャル中心になってコンテンツマーケティングやインフルエンサーマーケティングが主流になり、今はそれに加えて「コミュニティ」「WEB3」と向き合う必要性も高まっていると感じます。 一般的にあてはまる汎用的な良いやり方というより、サッカークラブ

        • 広報PRの勉強です。

          仕事の話。  以前から都内のPR会社でメディアプロモートの実務を短い時間ですが手伝わせてもらっていて、特に成果が出てるとかではないのですが、経験して感じたこと、気付いたことを。 自分の仕事の軸は、夢を持って色々なことを決断して飛び込んだスポーツビジネスです。 その軸足は今後も変わることはないけど、仕事をする中で課題に感じ、自分に足りていないスキルを他の業界からも学ぶことで自身のキャリアやスポーツビジネスに活かしたいと考えてアクションを起こしています。 クラブ広報の次の

        マルチクラブオーナーシップ(MCO)

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          2022シーズン振り返りと2023シーズンのこれから。

          「目標は、1年でのJ1復帰。」 新体制発表記者会見で四方田監督が発した言葉通り、1年でのJ1復帰を果たすことができました。 気付けばこの毎年の振り返り、クラブに入った2019シーズンから続けていてこの1年自分が何をしてきたのか、どういう想いでアクションしているのか、年の瀬に自分自身を振り返り考えを整理するきっかけになっています。 社会人になった時からちゃんとやっておけば良かったなと思います(笑) この1年は自分の役割も組織もめまぐるしく変わって、相変わらず役割を超えて色

          2022シーズン振り返りと2023シーズンのこれから。

          Jリーグビジネスを考える。中央大学『Jリーグビジネス論Ⅱ』に登壇しました。

          11月、中央大学 商学部の『Jリーグビジネス論Ⅱ』にお招きいただき僭越ながら講師として登壇させていただきました。 まず100分という長い講義の中で、資料をどう見せてどう話せば伝わりやすいか、学生に飽きずに興味を持ってもらえるか。大学時代の自分自身の授業に臨むモチベーションの低さを知ってるだけにすごく悩みました(笑) 講義の後には150名ほどの学生から熱いコメントもいただき、それもすべて目を通させてもらいました。貴重な経験をありがとうございました。 『Jリーグビジネス論』

          Jリーグビジネスを考える。中央大学『Jリーグビジネス論Ⅱ』に登壇しました。

          Jリーガーの発信力。

          今の時代、誰でも自由に発信ができる。 個人の行動や考えを世の中に簡単に発信できる機会が増え、複数のSNSを使いこなして情報発信をするプロ選手も増えています。 そこで、アスリートの発信について(ボリューム、スキル、必要性と効果も含めて)頭の中にあることをつらつらとアウトプット。 スターの生まれ方マスメディアが生んだスター Jリーグ創設の1993年、サッカーは新しい時代の象徴として連日TVで報じられ、試合は地上波でのTV中継、サッカー選手はTV番組やCMにも起用され、芸能

          Jリーガーの発信力。

          日常の中の非日常。

          スポーツでこの国を幸せにしたい。 人々の生活をもっと豊かにしたい。 スポーツを稼げる産業にしたい。 この抽象的な理想を本気で言い続けて行動することは、この仕事をする上で実は大切なこと。 多くの人がスポーツ業界を志し働く人も増えて、今は多くの組織でガバナンスが効きはじめ、実行したプランに対して振り返りPDCAを回すというビジネスで当たり前に行われることが各クラブでも根付いてきていると思います。 それに伴い、あたりまえだけど黒字経営を目指し数字をしっかり追うようになり、各所

          日常の中の非日常。

          勝つ喜びと、感じた危機感。

          横浜FCは8戦無敗で首位。 今季は選手層も厚く、攻撃的で、観ていて面白いサッカーを展開できていると思います。 チームは好調を維持し、雰囲気もとても良いです。 それでも昨日は来場者2,508人。 気温9℃で、雨。 寒い中、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。 ただ、この数字には、改めて現実を突きつけられた気がしました。 昨日の試合、自分も両親を招待していたけど雨だし寒いし、三ツ沢は屋根がなく、傘させないし、無理しないでいいよと言ってしまいました。それ

          勝つ喜びと、感じた危機感。

          開幕します。Jリーグの新SNSガイドラインの活用がいま有効な理由。

          今週末から、いよいよ2022年のJリーグが開幕します。 開幕前は、新体制発表、トレーニングキャンプに始まり制作物の締切に追われたり、新しいオペレーションを策定したりと、とにかく忙しい時期。 ただ個人的には、開幕前は遠足の前のワクワク感というか、ソワソワする感じというか、とても楽しみな気持ちでいます。忙しく余裕が無くて怖い顔をしがちだけど、多くの人が待ち望んでいるこのやりがいのある仕事をさせてもらってる以上、クラブの仲間にも同じようなワクワクする感覚で、一緒に開幕を迎えたい

          開幕します。Jリーグの新SNSガイドラインの活用がいま有効な理由。

          2021シーズン振り返りと2022シーズンのこれから。

          最後までもがき続けた、苦しい2021シーズンが終わりました。 J2降格。その事実を受け入れ、来シーズンに向けてどうアクションするか。 リリースのあった通り、来シーズンの補強は進んでいます。チームは人材の流動もありメンバーも変わった中で新しい闘いの準備をする。 しかし事業側は、もちろん人の動きもあるけど、今いるメンバーでどう成果を出すかが大切。 課題ばかりが見えてくるけど、上手くいかなかった時こそ振り返り、課題が多く見つかればそれを潰していって後は昇るだけ。 そういう

          2021シーズン振り返りと2022シーズンのこれから。

          久しぶりのサッカー観戦から。

          今日はトップチームのトレーニング後に、ニッパツ三ツ沢球技場で行われたニッパツ横浜FCシーガルズの応援に行ってきた。 久しぶりに運営側としてでなくサッカー観戦に行って、頭に思い浮かんだこと、現地で気が付いたこと、サポーターの方と話をして教えてもらったことをメモ。 チケット購入まず、「試合に行こう」と思うタイミングは、 ①年間で試合に行くことを予定しているコアファン ②思いつきで試合に行こうと思う新規or超ライト層 という前提で考えると今回の自分は②で、シーガルズのホーム

          久しぶりのサッカー観戦から。

          プロサッカークラブが創る日用品ブランドが目指すもの。

          少し...というか中々に時間がたってしまいましたが、横浜FCとFANCL LABの共同開発でハンドソープを創りました。 どんな想いで創ったのか、目指す姿はどんなところか、各所の調整に時間がかかってしまい遅くなりましたが改めて書いておきたいと思います。 プロダクト名は『ASSIST LIFE produced by YOKOHAMA FC』 既存商品にラベルを張り替えたコラボパッケージではなく、処方やテクスチャー、泡の感触や洗い流しの切れ、香りの方向性と、すべて一からオリ

          プロサッカークラブが創る日用品ブランドが目指すもの。

          チームは生きもの。

          遠い存在だったプロサッカークラブ。 憧れだったプロサッカー選手。 プロフェッショナルとは、自分とはまったく違う感覚の、違う次元で成り立っているものだと思っていました。 ただ、今チームが勝てていない状況で、みんなが苦しみ、悩み、そして日々色んな事案が発生する中で思うこと。 それは、プロサッカー選手・チームといっても普通の人間がやる、普通の集団。 その日の気分や個々の価値観、少しの気持ちのずれがチーム全体に微妙な影響を及ぼして少しずつ歯車がずれることもある。 ボタンをか

          チームは生きもの。

          良いときも悪いときも。

          5月1日で横浜FCに入って丸2年がたちました。 2019年と2021年、世の中の状況も見えてる景色も全然違うけど、志は変わらず持ち頑張っていきたいと思います。 これまで仕事をしてきた化粧品会社でも広告代理店でも、1年目はがむしゃらに、2年目に少し色々なことを理解して、3年目に1番苦しみ突然結果が出る、そして成長するっていうのが常でした。 仕事というか人生ってそういうもんだと捉えて、良い時もあれば悪い時もある。苦しんだ後に必ず楽しいことがやってくる。と、そういう位置付けで

          良いときも悪いときも。

          現場視点とマネジメント感覚。

          2021シーズンからマーケティング部と同グループで管轄になった広報グループの責任者を兼務することになりました。 今シーズンは更に現場に行きまくるシーズンになります。 なぜなら、現場を知らない管理職は正しく課題を認識して適切な意思決定ができない(と思う)から。 もちろん、現場を知らなくても判断しないといけないシーンは多々あるのですが、仕事において現場の視点を持って、ファクトを元に決断することは大切なことだと思います。 新卒で入社した化粧品会社でも、美容部員さんのいる店頭で

          現場視点とマネジメント感覚。