日本の夏がこれほどまでに暑くなったことで、今後、日本人の活動は、比較的過ごしやすい日没後〜夜間を中心に展開するよう変化してゆくだろう。夜できる仕事は夜にやる。娯楽・買い物・趣味・勉強。みんな夜。医者も床屋も夜にゆく。電車もバスも夜うごく。商売の仕方も発想も、夜を基準に置くだろう。

齢六十に達するを控えて思う。もはや己は若からず。そをこそ先ず確と認める処から、明日を、否、今を再起動すべきかと。おじさんは若い連中に舐められる。運動能力然り、頭の回転然り、若い連中には敵わない。勝負すべきはそれらではなく、歳相応に蓄えられた貫禄のある人格。その豊かさによるべしと。

世の中の仕組みや在り方を変えたい欲求。ともすると成し遂げて満足を得たい自己実現欲求や注目されたい誉められたい承認欲求が、その原動推進力となる。概して無関心派から急に政治社会活動に目覚めた人ほど過激思想に陥りやすい。突然社会の不条理に気付いた分、憤慨して慌て、突飛な行動に走るのだ。

得意不得意は誰にもある。得意な事は優越感を不得意は劣等感を心に生ぜしむ。劣等感が増すと優越感でバランスを取ろうとする。概してプライドが高い人は多くのコンプレックスを抱えている。概してコンプレックスを隠さない人は謙虚である。互いの得意不得意を理解し尊重し、支え合う世の中でありたい。

れいわ新選組とNHKから国民を守る党。奇策を以て国政進出した急進過激勢力。合法的に活動する限り誰も彼らを制止できない。独特な発想を軸に予め様々な批判や妨害を想定しつつ今後も奇策を進めるだろう。不愉快でもじっくり観察するのみ。日本ほど自由に政治活動ができる国は他にないことの証しだ。

NHKは公共放送。受信料を払って視る。放送法で規定された義務。ウチは納得して払ってるが世のなか払わない人も多い。これ不公平。公平を期するには①税金（国営）にして強制徴収②スクランブル方式にして視たい人だけ払う。多数決なら②で決まりそうだが視たい人だけ視るなら公共放送じゃないよね？

選挙。主義主張はご立派だが、党派を渡り歩き、やりたいのが区政なのか都政なのか国政なのか判らない人。夢や理想は高く美しく語るものの、現実的視点を欠いている人や党派。単純にして低級な感情論に訴え、根拠に乏しい一定方向への印象づけに躍起な人や党派。そういった手合には、勿論、投票しない。