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Original Life Talk

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毎月テーマに沿った当事者であるゲストをお呼びして、対話しながら理解を深めていくオンラインイベントです。当事者の方へイベントに先立ちインタビューを実施しています。
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記事一覧

悩み抜いたそのさきに。転職で見つかった、自分が本当にやりたいこと。

悩み抜いたそのさきに。転職で見つかった、自分が本当にやりたいこと。

みなさんこんにちは。ジブン研究編集部です。
「仕事」について悩んだことがない人はきっといないのではないでしょうか。
本当にこの仕事を続けていきたいのか、自分にはこの仕事が向いているのか。
決断したくても、不安で決断できない日々に悩む人も多いはず。
でも、そんな時こそふと立ち止まってみれば、今後自分がどうしていきたいか見つかるかもしれません。

日常生活の中で感じる違和感や疑問についてオープンに語り

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立ち止まったからこそ出会えた等身大の自分。関野菜子さんと考える休職のススメ。

立ち止まったからこそ出会えた等身大の自分。関野菜子さんと考える休職のススメ。

みなさんは休職と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
「心や身体の調子が悪くなった時にするもの」というネガティブなイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし今回お話を伺った関野菜子(せきの ななこ)さんは、休職をとおして自分らしいあり方を見つけてきたと言います。

関野さんは、社会人3年目の現在までに二度、休職と転職をした経験があります。心の病を経験しながらも、背伸びをした選択で「今とは違う自分

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自分の「好き」に正直に向き合う。中川ケイジさんと考える仕事観。

自分の「好き」に正直に向き合う。中川ケイジさんと考える仕事観。

みなさんこんにちは。ジブン研究編集部の関野です。

「仕事」に対してどのようなイメージを持っていますか?
また、働いているみなさん、自分の仕事は好きですか?

私は、これまでに二度、転職経験があります。
前職で働いていた期間、人生で初めてこころの病気を抱えました。そして、3ヶ月の休職を経て退職という決断をしました。
当時はその場から離れることに精一杯でした。しかし今振り返れば、それは自分の「好き」

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「家族はいないけど、家族みたいな人たちと生きる。」はっぴーの家ろっけんで働く前田彰さんと考える、多様な家族のかたち。

「家族はいないけど、家族みたいな人たちと生きる。」はっぴーの家ろっけんで働く前田彰さんと考える、多様な家族のかたち。

あなたにとって家族とは、どんな存在ですか?

その関係性や心に浮ぶ感情は人それぞれ。だからこそ、自分では想像したことのないような多様な家族のかたちが、たくさんあるのかもしれません。

今回お話を伺うのは、多世代型介護付きシェハウス「はっぴーの家ろっけん」で働く前田彰(まえだ あきら)さん。
前田さんご自身には血の繋がった家族がいません。けれど「はっぴーの家ろっけん」の人たちが、「家族のような存在」

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「見えにくい生きづらさを共有する社会に。」佐藤なつのさんと考える、生きやすさの見出し方。

「見えにくい生きづらさを共有する社会に。」佐藤なつのさんと考える、生きやすさの見出し方。

みなさんこんにちは。ジブン研究編集部です。

「生きづらさ」という言葉を聞いたとき、どんなことが思い浮かびますか。

日々生きづらさを感じている方。
生きづらいと思ったことはなかったけど、苦しい瞬間はたくさんあるなという方。
自分ではない、誰かの生きづらさを思い浮かべる方。

一人一人、それぞれ違った形や重みの「生きづらさ」とともに生きているのだと思います。
けれどその「生きづらい」という感覚がな

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「言葉の縛り」から解放された、田村歩未さんが伝えたいセクシャリティのこと。

「言葉の縛り」から解放された、田村歩未さんが伝えたいセクシャリティのこと。

生活の一部ではなかったものが気がつくと馴染んでいる、ということがあります。
たとえば、スマートフォン。世に出始めた頃は戸惑いの方が多かったことでしょう。それが、今ではほとんどの人が手にしたことのあるなくてはならない、生活の一部として馴染んでいます。

では、「セクシャルマイノリティ」はどうでしょうか。
「セクシャリティ」がイベントなどのテーマとされることは増えてきていると思います。けれど一方で、そ

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「相手の世界観を尊重し、傷つけない努力をする。」筌場彩葵さんと考える、マイクロアグレッションとの向き合い方。

「相手の世界観を尊重し、傷つけない努力をする。」筌場彩葵さんと考える、マイクロアグレッションとの向き合い方。

みなさんこんにちは。ジブン研究編集部です。

「自分の何気ない一言で誰かを傷つけてしまっているかもしれない。」
そんな現実を意識したとき、どんな感情が湧いてくるでしょうか。

日常生活の中で感じる違和感や疑問についてオープンに語り合える場を、当事者との対談形式で実施するオンラインイベント「Original Life Talk」。
今回は、筌場 彩葵(うけば さき)さんをゲストにお迎えし、「マイクロ

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自分の安心を積極的につくりだすために。月経困難症と付き合っている内藤千裕さんのお話。

自分の安心を積極的につくりだすために。月経困難症と付き合っている内藤千裕さんのお話。

みなさんこんにちは。ジブン研究編集部です。自分の身体の不調によって、普段できていたことができなくなることって誰しもあると思います。不調は自然なことだから仕方ないと思いつつも、自己管理ができていないからではないか、と自分を責めてしまうことも。定期的にくる不調と、どう付き合っていくのが良いのでしょうか。
日常生活の中で感じる違和感や疑問についてオープンに語り合える場を、当事者との対談形式で実施するオン

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食の病ではない、「人からどう見られるか」の病のホント。摂食障害と向き合い、発信し続けている竹口和香さんのお話。

食の病ではない、「人からどう見られるか」の病のホント。摂食障害と向き合い、発信し続けている竹口和香さんのお話。

みなさんこんにちは。ジブン研究編集部です。自分の身近に、何かについて思い悩んだり、思い詰めたりしている人がいませんか?目には見えないけれど、何かに悩んで苦しんでいる人が意外と身近にいることを私たちは忘れそうになります。もし、自分の周りに悩んで苦しんでいる人がいたら、自分には何ができるでしょうか。

日常生活の中で感じる違和感や疑問についてオープンに語り合える場を、当事者との対談形式で実施するオンラ

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でこぼこを受けとめる。ADHDと診断された佐々木翼さんが伝えたい、3つのこと。

でこぼこを受けとめる。ADHDと診断された佐々木翼さんが伝えたい、3つのこと。


みなさんこんにちは。ジブン研究編集部です。

周りの人が当たり前にできているようなことが、自分にはできないと感じて、落ち込むことはありませんか?

自分の努力が足りないんじゃないか、もっと頑張ればできるんじゃないか。ついそう思ってしまうけれど、ふと立ち止まってみれば全てが自分だけのせいではなく、特性によるものであるかもしれません。

日常生活の中で感じる違和感や疑問についてオープンに語り合える場

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敏感さを魅力に。HSPカウンセラー田中成実さんが、「心地よさ」を求め特性と向き合う日々の話。

敏感さを魅力に。HSPカウンセラー田中成実さんが、「心地よさ」を求め特性と向き合う日々の話。

みなさんこんにちは。ジブン研究編集部です。
繊細さや傷つきやすさ。自分の特性を受け入れられず、直さなければと悩むことはありませんか。特性は人それぞれ。わかっていても、周りとの違いに悩み、生きづらさを感じることがあると思います。

日常生活の中で感じる違和感や疑問についてオープンに語り合える場を、当事者との対談形式で実施するオンラインイベント「Original Life Talk」。
今回はHSP当

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支える人に寄り添うとは?支援者への支援を行う鈴木和さんが信じる、「言葉」と「つながり」の力

支える人に寄り添うとは?支援者への支援を行う鈴木和さんが信じる、「言葉」と「つながり」の力

みなさんこんにちは。ジブン研究編集部です。

日々の中で、「人を支えるって難しい」と感じることがあります。
力になりたいけれど、どう関わればいいのかわからなかったり、相手にうまく伝わらなかったり。

「誰かを支える・支えられる」ということがとても身近で必要だからこそ、ときに戸惑い、悩むことがあります。

そして、「支える」ことを仕事として行う「支援者」にも、その立場ならではの苦しみや悩みがあります

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不登校だった過去の自分へ。岩田奈南子さんがカナダから伝える、素晴らしい人生の作り方。

不登校だった過去の自分へ。岩田奈南子さんがカナダから伝える、素晴らしい人生の作り方。

みなさんこんにちは。ジブン研究編集部です。

幼い頃、こんな大人にそばにいてほしかった。
そんなことを考えることがあります。例えば、幼心に感じた疑問や違和感を否定してほしくなかった、とか、自分の興味関心を自由に伸ばしてくれるような選択肢をみせてほしかった、とか。

特に悩みを抱えている時や、大きな壁にぶち当たっている時。幼い私の前に広がる世界はあまりにも狭く、自分ではどうしようもないことばかりでし

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「やさしい愛」を探しに飛び込んだ大企業で適応障害に。高橋佳歩さんが見つけた自分らしい世界の作り方。

「やさしい愛」を探しに飛び込んだ大企業で適応障害に。高橋佳歩さんが見つけた自分らしい世界の作り方。

みなさんこんにちは、高橋佳歩(たかはし かほ)です。
普段は、某大手企業で働いていますが、働く環境に適応できず、今年の6月に適応障害の診断を受けました。

幼い頃から、愛に溢れた環境で育ってきました。
それからずっと”やさしい愛の探究家”として、旅をしたり、歌を歌ったりしています。

だからなのか、どこかで「自分は大丈夫」と思っていました。
けれど、適応障害になって、おまけにうつ気分までついてきて

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