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登場人物A

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物語の登場人物A 悲劇の主人公
運営しているクリエイター

#双極性障害2型

なんで病むの?

なんで鬱になったの?って、
仲の良い先輩に聞かれました。

君はメタ認知があるんだから、
病む理由が分からない。

そう言い残していきました。

メタ認知かあ。
確かにそうかもしれない。

メタ認知があれば

鬱になって苦しむ前に
その環境から逃れる選択が出来る。

その環境だけが全てではない。
そう考えることも出来る。

だけど
人からメタ認知があると思われているらしい私でも
鬱になりました。

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鬱病になった日

鬱病になった日

私が鬱病になった日。

本当に毎日が限界になった頃。
精神科に行った。
それでも、はじめは私を鬱病だと判断してくれる医者がいなくて。

もう遂に
手で扉を割ったり。自傷もはじまった。

私には何もかもない。
何もかもを失った。

そう思ったけれど、
本当はそんなことなかった。

一緒に支えてくれる友達と、家族がいた。
治してくれる医者がいた。

なにより苦しみを治してもらえる安心感もあった。

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自分という個性よ。

大人になると、
歳をとればとるほど、
普通になる。

子供の時のような無邪気で素直な感情も
押し殺して。
今日もどうにかどうにか
馬鹿にされないように。

尖った石は丸くなり、
個性を消すことに必死になる。

自分という個性。
自分にしかないという特徴。
個性を悩みだと捉えてすっかり自信を無くす。

あなたの悩み?

それって本当に短所?

短所は長所と表裏一体だから。

それは本当に悩むこと?

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息苦しさとの闘い

泣いてばかりだ。毎日。
苦しい。
何のために生きてるんだろう。
生きるのが苦しい。
自分なんて死んだら、消えたら、感情喪失して楽になれるんだろうか。

自分を雑に扱う。
でも次の瞬間には駄目だと立ち返る。

今まで何かずっと
強迫観念で、自己を責めて。
でもたまに自分には生きる意味があると自信でいっぱいの時もある。

良い意味でも悪い意味でも、

自分に囚われて生きた。

自分しか頭にないから

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