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自分ドキュメンタリー

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日々、自分を使った実験をしては、気づきなどをこつこつ記録しています。
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#コラム

ほんとうにすごいのは、人への熱量と愛を表現できる人

ほんとうにすごいのは、人への熱量と愛を表現できる人

 いつもいつも、かっこつけていろいろ書いてますが、なんだかんだ言っても人に見てもらえると舞い上がるし、褒められると嫌なことのひとつやふたつ帳消しになるし、あまりに嬉しい言葉で賞賛されるとニヤニヤが止まらないくらいには、単純です。

 いや、単純なんだけど、ほんとそういうもので、そういうことを素直に喜んでだれかに還元できる自分でいたい。むしろ積極的に単純回帰したい。
 今日はそう思わせてくれるような

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消費する快感

消費する快感

 依存症体質である。いやほんとそう思う。
 薬物やある種の偏執的な犯罪に手を出す人のニュースが他人事ではない。
 依存症=意志が弱いというわけではない、というのが最近の通説のようだけど、それにしたって自分は意志が弱い。

 一度始めてしまったことは意味がないと知りつつもコンプリートしないと気が済まないところがあって、そういえばnote毎日更新も、いざやめようとしてもやめられない、みたいなところがあ

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自分を助けるためにはじめたことが、誰かを助けることもある 〜オンライン作業会の話

自分を助けるためにはじめたことが、誰かを助けることもある 〜オンライン作業会の話

 在宅になって一週間としないうちに、危機感をおぼえた6月半ば。

 出社しなくなって良くなったことはタイミング的にはとても助かった。ある種のあたらしい薬を服用し始めなければならなくて、一日ほとんど眠っているかのような日が続いていた。とにかく、身支度して、外に出ることがハードだった。

 そのことは同時に、外に出なくなるということへの危惧も示していた。案の定、人と話さない、一歩も外に出ないような日が

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所信表明 〜私にとって、noteとはこういう場所〜

所信表明 〜私にとって、noteとはこういう場所〜

 noteをはじめて約三ヶ月、そして先日、連続更新30日をとりあえず達成することが出来ました。
 ありがとうございます!

 ここまでいろいろ試しつつ模索して、とりわけ「続けること」の大変さがnoteの場合は本当になくて、そこにはやさりnoteというプラットフォームの間口の広さや自由さ、やわらかさ、それでいてモチベーションにつながるような楽しみもあっての事だと思います。
 つまり、この節目でまず感

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「色のない日」のわたしへ

 戦略的にものを書けるほうではない。

 なにかねらいがあったり、プランがあったり、日々最低保証を守りながら書くことができるタイプではない。そこは認めざるを得ない。

 自分の「気まぐれ」にほとほと呆れるけれど、良くも悪くも、その時の精神状態というか、もっとひらたくいうと「テンション」が如実に文章にあらわれる……というか、下がると単純に、書けなくなる。
 この数日、慣れない作業に忙殺されてそれを痛

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だいたいのことは、良いようにも悪いようにも取れる

だいたいのことは、良いようにも悪いようにも取れる

 あっうん偉そうだね。意識高そうだね綺麗事っぽいね!!!
 自分でも字面を見てそう思った。
 しかし、ときにはそんなありきたりな、ありふれた、使い古された、あざといことを再確認してしまったりするものなのだ。
 仕方ない。世界は普遍で出来ている。
(関係ないけど、「ありきたり」が「在り来り」と変換されるのを見て始めて「これ古文だったのか」と気づいた)

 そして、せめてうまい例えを出そうと考えてまた

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AIと人間のはなし

AIと人間のはなし

「AIが人間に取って代わることはあると思う?」
「ないと思う、なぜなら、私はAIとは結婚できないもの」
 昨日とあるニュース番組を見ながら、おうちの人に訊かれた時、咄嗟にそう答えたのにはちゃんと根拠がある。
「えー、そういう話?」
 おうちの人、心なしかつまらなさそうな反応である。そういや、「ショートサーキット」とか大好きだもんな。ロボットが感情を持って人と交流するハートフルな映画。うんうん。私も

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よそゆきの

よそゆきの

 先日、木更津で法事があった。木更津は千葉とはいえ、都内からはまあまあの距離がある。
 大往生のおばあちゃんの三回忌、フォーマルじゃなくていいよと言われても、それなりにフォーマルっぽい格好を選ぶことにはなる。
 そして、こういう時のために一揃いだけ用意しているパンプス。

 就活生や会社員女性の多くが毎日履いて歩き回ることについて物議を醸している、あの、パンプスだ。

 私はたった半日でも音を上げ

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30日間、noteを毎日書いてみてわかったこと〜今日のことは今日しか書けないマジで

30日間、noteを毎日書いてみてわかったこと〜今日のことは今日しか書けないマジで

 ひとまず、連続更新が30日間だそうです。
 ここまでお付き合いいただいた方々に、お礼を。
 ありがとうございます!

 そして、奇しくもフォロワーさんが100人になりました。感謝しかない……!

 というわけで今回は、たった30日間ではありますが、つづけてみてよかったと思うことについてひたすら書いていきます!

毎日って、質が落ちない? 結論から言うと、落ちませんでした。というか、ガッチリ作りこ

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芸術は歪みから、裂け目から

芸術は歪みから、裂け目から

 金継ぎ、という技術がある。
 欠けたり、割れたりしてしまった器の、割れたところをつなぎ直し、美しい模様に変えて蘇らせる。
 日本古来のこのわざは、茶道の精神とともに長く受け継がれてきたそうだ。

 こわれたものを継ぎ、そのかたちをありのままに受け入れる。
 そんなふうに、瑕疵を継いで芸術を生み出してきた先人たちのことを思う。

 ここ一年くらいのゆるいブームなのだが、なんとなく、ゴッホが好きだ。

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アウトプットにはふたつある

アウトプットにはふたつある

 タイトルの通り、アウトプットは自分にとって二種類あると思っている。

 ひとつめは「伝えるためのもの」。
 本来的にはこの意味に集約されるのだとは思うけれど、とくに、

・情報
・考え、スタンス
・読み物、娯楽

 などを読み手に届けるために推敲し、整えられたもの。

 対して、ふたつめは「吐き出し」のアウトプット。

 Twitterなどは元々、こちらを想定した設計になっているように思う。

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なんだかんだ令和/easeからcomfortへ。

なんだかんだ令和/easeからcomfortへ。

クラウド変換でしつこく頑張っていたせいか、ようやく私のスマホも「令和」が一発変換できるようになった。
新元号おめでとうございます。
#令和元年にやりたいこと で散々書いてきたわりには、やはり切り替わると切り替わるで仕切り直したくなるもので。
だからというわけではないのだけど、いろいろと考えていました。

モラル・ライセンシングからcomfortへ令和は徹底的に自分を甘やかーす!との掛け声とともに

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あえて「モラル・ライセンシング」してみてわかったこと

あえて「モラル・ライセンシング」してみてわかったこと

実験的に「モラル・ライセンシング」を先取りしてやってみる、ということをしている。

やってみて、これまでにない気づきがいくつもあったので、書いてみようと思う。

モラル・ライセンシングとはまず、モラル・ライセンシングとはというところから。

これは、簡単にいうといいことをすると悪いことをしたくなる、自分へのご褒美といってつい甘やかしてしまう……などを指すそう。

たとえば、
運動したご褒美におやつ

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だらしがないからではなく、完璧主義すぎて片付かない人へ。

だらしがないからではなく、完璧主義すぎて片付かない人へ。

私と同じタイプの人はきっとたくさんいると思うのだけど、どうだろうか。

私は「ちょっとずつ、ひとつでも片付ける」ことがとても苦手だ。
片付けだけでなく、タスクをこなして「片付ける」ことも苦手だ。

私が5分ダッシュできないわけライフハック、タスク管理界でとにかく言われる「5分だけでも手をつける」。
これが、私にはできない時がままある。

5分ダッシュとは、とにかく手をつけてしまえば思いのほか進むよ

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