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宇宙について「考えずにいられない人」と「考えないと決めている人」
何気ない話の流れで、私が学生時代に宇宙進化やブラックホールについて研究していたと話すと、必ず
「どうして、宇宙に興味をもったの?」
と、親切に聞いてくれる人がいる。
それで私は、「そういえば、何故なんだろう?」と考えることがよくあった。思えば私は、子どもの頃から「考えずにはいられない人」だった。今も、ふとしたときに宇宙について考えるし、宇宙に関する仕事もしていたりする。
一方で、全く宇宙に
“月”が照らす大いなる可能性
column vol.861
昨日、ZOZO創業者の前澤友作さんが、月旅行プロジェクト「dearMoon」に参加するクルー8人を選定したことを発表。
夜のニュース番組でも大々的に取り上げられていましたね。
〈マイナビニュース / 2022年12月9日〉
クルーの公募には249の国と地域から約100万人の志願者が集まったそうです。
一体どんなお顔ぶれなのでしょうか。
旅で得たことを地球に
宇宙空間に生まれる様々なビジネス|宇宙コンサルタント・大貫美鈴 第2話
宇宙ビジネスの時代はもうすでに始まっている。この只中にいる大貫さんは、宇宙の可能性について、宇宙利用でどんなビジネスが進行しているかについて、教えてくれました。
その内容は、我々の想像をはるかに超えるものでありながら、決して夢の絵空事ではないのです。さて、リアルな宇宙ビジネスは、どんな方向に向かっていっているのでしょうか?
「宇宙創薬ビジネス」や「宇宙資源ビジネス」
「宇宙創薬ビジネス」や「
「身近」を超えビジネスの現場になった宇宙| 宇宙コンサルタント・大貫美鈴 第1話
取材・文/河鐘基(ロボティア)、取材・編集/FOUND編集部
夢、SFの世界ではないビジネスとしての可能性「宇宙」という言葉から、みなさんはどんなキーワードを連想するでしょうか。おそらく「夢」や「SF」、はたまた「天才など限られた一部の人々が活躍する舞台」というようなイメージを抱く方々が少なくないはずです。なかには、「自分の人生とは無縁な別世界」と考えている方もいらっしゃるでしょう。(筆者はブラ
NASAとエイリアンの闘い
《MITの科学者がNASAの火星計画を圧倒的大差で打ち負かすと主張する構想を発表》とは、2015年11月、米国版Yahoo!ニュースに掲載された、とある記事の見出しだ。
「MIT」とは米国ボストンにあるマサチューセッツ工科大学のことであり、「MITの科学者」とは僕のことなのであるが、僕はNASAを「圧倒的大差で打ち負かす」などとは一言も言っていない。メディア特有の煽り見出しだ。
エイリアン か