気になる宇宙

サイエンスやテクノロジーに関する情報をお伝えします。

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最近の記事

読むだけで人生観が変わる「やべー」宇宙の話が発売開始されました!!

11月30日より、著書『読むだけで人生観が変わる「やべー」宇宙の話』の発売が開始されました!! 不思議な天体や宇宙現象など、さまざまな宇宙のやべー話がまとめられており、我ながら素晴らしい一冊に仕上がったと思いますので、ぜひ購読お願いします。

    • 東京とほぼ同じ広さの森林を焼き倒した隕石爆破、「ツングースカ大爆発」についてのお話

      今年の7月、1つの都市を吹き飛ばすほどの威力を持った小惑星「2019 OK」が地球の6万5000km近くを通過して話題となりました。地球と月の距離が38万4400 kmであるため、かなり近い距離にまで迫っていたことがわかるでしょう。 さらに、この小惑星の正確な軌道が判明したのは地球をかすめるわずか数時間前でした。衝突しなかったため良かったものの、過去に隕石が地球に衝突したことは何度もあります。 今回は、今から112年前にロシアで起きた「ツングースカ大爆発」についてお話しよ

      • 油の雨・硫酸の雨・ダイヤモンドの雨、地球の常識を一掃する様々な「宇宙の雨」

        「雨」と聞いて、みなさんは何をイメージしますか? 私たちが住む地球でおなじみの「水の雨」を想像しているのなら、あなたはまだ地球の常識から抜け切れていないようです。宇宙に無限とある星々では、さまざまな種類の雨が降っています。今回は、それらの雨を紹介してみなさんの雨に対する固定概念を払拭して差し上げようと思います。 1.油の雨  2.硫酸の雨  3.ダイヤモンドの雨  4.ガラスの雨  5.鉄の雨 1.油の雨 タイタンという星では、油の雨が降っています。この星は土星最大の

        • もうすぐフォロワーが2000人を超えそうです。ツイッターをメインに活動しているので、良ければフォローお願いします。 https://twitter.com/Kininaruutyu

        読むだけで人生観が変わる「やべー」宇宙の話が発売開始されました!!

        • 東京とほぼ同じ広さの森林を焼き倒した隕石爆破、「ツングースカ大爆発」についてのお話

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          ブラックホールは蒸発して消える

          光さえも脱出することのできない強力な重力を有するブラックホールは宇宙の中で永遠に存在し続けるのだろうか。一昔前まで、ブラックホールは周囲にあるものを飲み込んで、ひたすら質量を増やしていくものと考えられていました。 しかし、1974年にイギリスの理論物理学者スティーヴン・ホーキング博士が「ホーキング放射」という衝撃的な理論を提唱しました。 ホーキング博士は極微の世界の物理法則である量子論(量子力学)の考えを、極大な世界であるブラックホールに当てはめて考えました。 量子論に

          ブラックホールは蒸発して消える

          片道切符だった、宇宙で死んだ犬の話

          半世紀以上前のこと、『ライカ』と呼ばれる一匹のメス犬が人類の手によって宇宙へと打ち上げられた。ライカは宇宙を初めて飛行した”生物”であるが、その光の裏には壮絶な物語が隠されていた。光と闇というものは、やはり表裏一体なのであろうか。 何か目立つ物を打ち上げてくれないかね…1957年10月4日、ソ連が人類初となる人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功し、世界中が新時代の幕開けに歓喜した。一夜明け、当時ソ連を率いていた共産党第一書記ニキータ・フルシチョフは一仕事を終えて休暇

          片道切符だった、宇宙で死んだ犬の話