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正方形日記 ~インスタで、その日起きた出来事を文字で書いていたら、気づいたこと
僕は写真が苦手です。
「あ、素敵だな」と思った景色が目の前に現れても、それからカメラを立ち上げて、アングルを気にして撮って、良く撮れたのを選んで......という作業に、以前からなぜかあまり楽しみを感じられませんでした。
一方で、言葉や文章が大好きです。学生時代から趣味で落語をやっているせいか、言葉で絵を描くように伝えることはとても楽しいと思っています。
だから、いろいろなSNSを使ってはい
シャンパンだけが人生だ|村上龍「テニスボーイの憂鬱」
そういえば読書感想文的な物を書いていなかったな、と気付いたので本棚を眺めていたら、やけに古い本が見つかった。
高校生の頃に買った文庫本のため、カバーはボロボロになって捨ててしまい、本のページも日焼けしている。
もう何十回読んだか分からない「テニスボーイの憂鬱」は、村上龍作品の中で一番好きな本だ。
村上春樹派VS村上龍派文壇界で村上と言えば春樹と龍。
二人共好きだ、という人も勿論いるが、二人の
「詩」というもの/谷川俊太郎
僕が小学校に行ってた頃ね、日本は戦争してたでしょ、戦地の兵隊さんに手紙を書きましょうなんて宿題が出るわけ、僕は何書いていいかわからないんだ、母にそう言うと、自分のことを書けばいいのよと言われる、そこでまた困っちゃうんだ、自分のことって何書けばいいのって言うと、遊んだことでも、勉強したことでもなんでもいいのよと母は言う、そうすると頭に浮かぶのは、朝起きて顔を洗って朝ごはんを食べてみたいなこと、子供
もっとみる【第5回】あなたはどっち?「全能神型作家」「憑依型作家」
ここ最近は読者の方からの質問に頼り切りであったモノカキTIPSですけれども、今回はいつもの形式に戻りまして、僕が経験したことを元にしたお話でございます。
さて、物語を作るにあたっては作家それぞれいろいろ種々様々で、あまりこう固定化された作り方はない、ということを申し上げてきたのですけれども、ある一部分にフォーカスすると、結構作家を大別できるのではないか、というものもあります。
今回は、「全
日本の映画がダメな理由 again
◉こういう薄っぺらいことしか言えない御仁が、エグゼクティブプロデューサーのなんのと幅を利かせている業界だから、そりゃあダメですよね。以上。どうせこの作品も駄作『新聞記者』のように、お手盛りの受賞ラッシュなんでしょうけれど……。一定の映画館と映画会社さえ儲けさせられない自己満足映画作っておいて、アニメに責任転嫁が酷いですね。
映画のポスターよりもデカデカとエグゼクティブプロデューサー様の写真を載せ
サイゼの社長が食べにきた
ゲラゲラ笑い合った。
ラッセのホールの角の席に座っていた
キッチンから僕が顔を覗かせた瞬間に目があって2人ともニカーって笑った。
話す前から打ち解けあった様な雰囲気で近づいていって、もうお互いに「ありがとう」の連発(笑
3週間前に本間さんが僕について書いた記事https://note.com/txoko/n/nf89e5b898271がきっかけで、いつの間にか食べに来ていたので
伸びる作家・伸びない作家の違い
伸びる作家と伸びない作家の違いは何か――。
疑問に思う点であり、編集者としては、
なんとかその「要因」を探りたいと考えるものです。
同時期にデビューして、次々と作品を発表し、
ぐんぐん人気を伸ばしていく作家と、1冊出して鳴かず飛ばず、
その後もぽつりぽつりとしか売れない作家……。
おもしろいほどに、その違いははっきりと出てきます。
その要因は一体何なのか。
多くの作家をデビュー時期から見てきた