暗部ちゃん/TVコラムニスト

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暗部ちゃん/TVコラムニスト

放送コラムニストとしてNHK健全化に向けた提言を発信中。有料メンバーシップではオールドメディア関係者向けのマニアックなお役立ち情報を毎週配信。 *取材依頼・情報提供は https://twitter.com/Darkside_of_NHK 宛にお願いします

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■どんなメンバーシップか 主にNHK職員(番組制作)などオールドメディアに勤める転職希望者向けの支援情報を共有する事を目的としています。 単に転職支援だけでなく、若手の方に向けては、TV局だからこそ培えるキャリアのアドバイスや番組制作・取材に関する実用的なノウハウもお伝えします。 ■活動方針や頻度 毎週最低1本は実用情報コンテンツを掲載します。また、質問に対しては即日返答を基本とします。 ■どんな人に来てほしいか NHK職員(業務職)・民放TV局員・新聞社・雑誌社などいわゆるオールドメディアに勤めていて、先行きに漠然と不案を感じている方。 TV業界への就職志望者も勿論OKです。 ■どのように参加してほしいか 具体的なノウハウの共有を目的としますので、「これが知りたい」という問題意識をお持ちの方を特に歓迎致します。

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    NHKの番組に試写のつもりで試聴に臨み、批判と提言を行う記事です。

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  • NHKの実例に見るTV制作の裏話

    NHKの経験をベースに、NHKそしてTV番組全般の裏側についてご紹介するエンタメ系の記事です。

最近の記事

NHKニュースクリップ(2024年6/30号)

東京都知事選に伴う政見放送が異例の事態となっています。私は政見放送に立ち会ったことは数えるほどしかありませんが、間違いがあってはならないということに加えて、NHK党など候補者に笑わされてしまったらまずいということで異様な緊張感があるようです。 相次ぐ放送事故・不体裁・誤りの訂正個別の誤りは多すぎて指摘するのも馬鹿らしくなってきました。というか、もはや残念なレベルです。 例えば、バイデンとトランプの討論については、「精彩を欠く」が「精細」とEPGでも表示されていました。そも

    • NHKニュースクリップ(2024年6/23号)

      この記事はメンバーシップに加入すると読めます

      • 【読書】NHKの行末を占う重要書籍「AIと憲法」

        最近、NHK関係者からよく聞く名前がある。それは、以下の書籍に執筆者として名を連ねている市川芳治氏だ。 慶應義塾大学の非常勤講師という肩書きで、様々な情報発信を行っていることがWeb上からは確認できる。 だが、この人物、実はNHK職員でもあるのだ。私が調べた限り、2023年時点では、経営企画局と人事局の専任局長を兼務していたようだ。 放送職場が長かった私からすると、初めて聞く名前だが、とにかくNHK関係者だけでなく他のメディアの記者からも最近二言目には「市川氏が…」と話

        • NHKニュースクリップ(2024年6/16号)

          私のnoteも地味に継続した結果として、そこそこの集客力を発揮しています。最近は、自分ひとりでは完結させず、媒体の方のお力添えを頂いて情報発信するケースが多くなっていますが、引き続きNHK正常化のために活動してまいります。 「コロンブス」問題はNHKにも深く関係週末から巷を賑わせた「コロンブス」のMVの話題、実はNHKはもっと露骨な差別助長VTRを放送したことをご存知でしょうか? 事件の概要は、「これでわかった世界のいま」で検索すれば幾らでも出てきますので各自見て頂くとし

        NHKニュースクリップ(2024年6/30号)

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          NHKニュースクリップ(2024年6/30号)

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          東京都知事選に伴う政見放送が異例の事態となっています。私は政見放送に立ち会ったことは数えるほどしかありませんが、間違いがあってはならないということに加えて、NHK党など候補者に笑わされてしまったらまずいということで異様な緊張感があるようです。 相次ぐ放送事故・不体裁・誤りの訂正個別の誤りは多すぎて指摘するのも馬鹿らしくなってきました。というか、もはや残念なレベルです。 例えば、バイデンとトランプの討論については、「精彩を欠く」が「精細」とEPGでも表示されていました。そも

          NHKニュースクリップ(2024年6/30号)

          NHKニュースクリップ(2024年6/23号)

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          NHKニュースクリップ(2024年6/23号)

          【読書】NHKの行末を占う重要書籍「AIと憲法」

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          最近、NHK関係者からよく聞く名前がある。それは、以下の書籍に執筆者として名を連ねている市川芳治氏だ。 慶應義塾大学の非常勤講師という肩書きで、様々な情報発信を行っていることがWeb上からは確認できる。 だが、この人物、実はNHK職員でもあるのだ。私が調べた限り、2023年時点では、経営企画局と人事局の専任局長を兼務していたようだ。 放送職場が長かった私からすると、初めて聞く名前だが、とにかくNHK関係者だけでなく他のメディアの記者からも最近二言目には「市川氏が…」と話

          【読書】NHKの行末を占う重要書籍「AIと憲法」

          NHKニュースクリップ(2024年6/16号)

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          私のnoteも地味に継続した結果として、そこそこの集客力を発揮しています。最近は、自分ひとりでは完結させず、媒体の方のお力添えを頂いて情報発信するケースが多くなっていますが、引き続きNHK正常化のために活動してまいります。 「コロンブス」問題はNHKにも深く関係週末から巷を賑わせた「コロンブス」のMVの話題、実はNHKはもっと露骨な差別助長VTRを放送したことをご存知でしょうか? 事件の概要は、「これでわかった世界のいま」で検索すれば幾らでも出てきますので各自見て頂くとし

          NHKニュースクリップ(2024年6/16号)

          【試写】新プロジェクトX「世界最速へ技術者たちの頭脳戦〜スーパーコンピューター『京』〜」

          「スタンダードサポートプラン」に参加すると最後まで読めます

          6月16日、日曜日の朝、名も知らぬNHK職員から1通のDMが届いた。 「京のX、見ましたか?つまらなかったでしょう?スタジオも全く生きていないし。理化学研究所の取材を十分せず、富士通に都合の良い人のストーリーばかりで、PDの力の無さが露呈している」 京が放送ラインナップに入っていることは、私は随分前から取材を通じて把握していた。文系だらけのNHK職員にとってはアーキテクチャーが難解なだけでなく、政治・経済的に様々な利害関係が渦巻くテーマなだけに、今のNHKの制作力では”事

          【試写】新プロジェクトX「世界最速へ技術者たちの頭脳戦〜スーパーコンピューター『京』〜」

          NHKニュースクリップ(2024年6/9号)

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          NHKでは、またもニュースを中心に、信じられない誤りと不誠実なサイレント修正が繰り返し行われました。情報の「参照点」なる意味不明な概念を標榜している一方、実態がいかにそぐわないかが明瞭になっています。 有識者の奇妙な擁護はNHKの世論工作の成果か?このnoteでも「新報道サイト」についてはこれからお伝えしていきますが、放送現場とは別の部署の人間(通称・ラスプーチン)が主導しているためなのか、かなり奇妙なサイトになるとのことです。 よほどそれが嫌で工作したいのか?はたまた、

          NHKニュースクリップ(2024年6/9号)

        記事

          【試写】新プロジェクトX「世界最速へ技術者たちの頭脳戦〜スーパーコンピューター『京』〜」

          6月16日、日曜日の朝、名も知らぬNHK職員から1通のDMが届いた。 「京のX、見ましたか?つまらなかったでしょう?スタジオも全く生きていないし。理化学研究所の取材を十分せず、富士通に都合の良い人のストーリーばかりで、PDの力の無さが露呈している」 京が放送ラインナップに入っていることは、私は随分前から取材を通じて把握していた。文系だらけのNHK職員にとってはアーキテクチャーが難解なだけでなく、政治・経済的に様々な利害関係が渦巻くテーマなだけに、今のNHKの制作力では”事

          【試写】新プロジェクトX「世界最速へ技術者たちの頭脳戦〜スーパーコンピューター『京』〜」

          NHKニュースクリップ(2024年6/9号)

          NHKでは、またもニュースを中心に、信じられない誤りと不誠実なサイレント修正が繰り返し行われました。情報の「参照点」なる意味不明な概念を標榜している一方、実態がいかにそぐわないかが明瞭になっています。 有識者の奇妙な擁護はNHKの世論工作の成果か?このnoteでも「新報道サイト」についてはこれからお伝えしていきますが、放送現場とは別の部署の人間(通称・ラスプーチン)が主導しているためなのか、かなり奇妙なサイトになるとのことです。 よほどそれが嫌で工作したいのか?はたまた、

          NHKニュースクリップ(2024年6/9号)

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          2024年6月・NHK放送センター(NHK関連のコンテンツには申請無く自由に使用可)

          2024年6月・NHK放送センター(NHK関連のコンテンツには申請無く自由に使用可)

          +6

          共犯関係からの脱却が急務「セクシー田中さん」調査報告書と過去事例から考えるメディアの今後

          日本テレビに続いて、小学館からも一連の事案に関しての報告書が公表されました。 恐らく調査と報告書公開のために「原作者の死因究明を避けた」日テレに対し、小学館は若干原作者を守る方向で踏み込んだ提言も盛り込んでいました。 とりわけ、小学館サイドの報告書にある「何をどうしてもコミュニケーションが成立しないTV制作者との交渉は今後の課題」という趣旨の一節には、日テレだけでなくNHKも含めたTVメディアという権力の腐敗を感じずにはいられませんでした。 なぜ、「全く会話が通じないT

          共犯関係からの脱却が急務「セクシー田中さん」調査報告書と過去事例から考えるメディアの今後

          日テレ「セクシー田中さん」調査報告書に感じたNHKとの相似性

          ※このコラムは、小学館サイドの報告が出る前の限定的な情報に基づいて書いたものです。改めて2024年6月上旬に内容をアップデート版を投稿する予定です。 先日日本テレビが公開した「セクシー田中さん」を巡る一連の事案についての報告書が、業界内外で波紋を呼んでいる。 私も早速読んだクチだが、著作者人格権が蹂躙され原作者が追い込まれていく様子と、日テレ・小学館の極めて他人事で、何なら「制作の障壁」程度にしか捉えていない被害者意識との対比が生々しく、他人事とは思えない感覚があった。

          日テレ「セクシー田中さん」調査報告書に感じたNHKとの相似性

          NHKニュースクリップ(2024年6/2号)

          2024年5月末、衝撃的な「理事会議事録」が公表されました。職員のみならず、ぜひ一般の皆さんにも内容を確認して頂きたいので、まずはこの件からお伝えします。 理事会議事録で発覚 NHK内のシステム更新失敗に対して呆れた責任回避ここ数年、NHKでは局内のERP(情報を一元管理するシステム)の更新を行っていますが、ほぼ全てで遅延・計画変更などが発生し、事実上は失敗しています。 これは、維持管理費の削減、制度の変更への対応という名目で行われているものです。経費精算、タクシー、労務

          NHKニュースクリップ(2024年6/2号)

          【試写】レギュラー番組への道「コント×ドキュメンタリー 笑う会社革命」

          私がNHKに就職した頃に話題となった「サラリーマンNEO」へのオマージュ的な番組が放送された。題して「笑う会社革命」。レギュラー化の道を探る、いわば実験枠。確か「サラリーマンNEO」も、似たような経緯で始まった。 今回の番組のテーマは、直近放送された「クローズアップ現代」とも近い。 NHK職員や外部プロダクションの中にも、不正の隠蔽はダメだという意識があるのかもしれない。 不正と隠蔽の連鎖が相次ぐ現代、どのような問題提起をするのか?興味深く試写に臨んだ。 番組総評レギ

          【試写】レギュラー番組への道「コント×ドキュメンタリー 笑う会社革命」

          NHKニュースクリップ(2024年5/26号)

          NHKを巡る最近のトピックといえば、ネットサービスの必須業務化と、今後のスマホ受信料の徴収範囲の行方でしょう。 NHKネットサービスを巡る“誤解”まずはネットサービスの必須業務化についてですが、稲葉会長は次のように述べています。 ネットサービスが、放送と同じ情報内容や同じ価値を提供しなければならない=ネットサービスではなくて、「放送がより重要」ということです。つまり、相対的にはネットサービスの位置付けは低くなります。 なぜかと言えば、ネット独自の”コンテンツ”は原則許容

          NHKニュースクリップ(2024年5/26号)

          【試聴】Nらじ「みんなでファクトチェック」(ゲスト:日本ファクトチェックセンター・古田大輔)

          テレビ番組の事前チェックのことをNHKでは「試写」と呼ぶ。一方、ラジオは「試聴」である。今回は、かなり懸念のあるラジオ番組がNHKで放送されているという情報を聞き、1日遅れで試聴することにした。 懸念あるラジオ番組とは、「Nらじ」の中のコーナー「みんなでファクトチェック」である。 NHKのような捏造報道の常習者であり、局内でも何かあると脊髄反射で捏造と隠蔽に走る組織が「ファクトチェック」の時点で笑止千万なのだが、今回はもうひとつ見過ごせない点があった。 日本ファクトチェ

          【試聴】Nらじ「みんなでファクトチェック」(ゲスト:日本ファクトチェックセンター・古田大輔)

          【試写】クローズアップ現代「“守られない通報者” 内部告発を社会の利益に」

          私はクローズアップ現代が嫌いだ。当事者はNHK内では偉そうに振る舞っているが、実のところはご都合主義のストーリー作りが横行している番組だからだ。西館6Fにある暗がりのクロ現部屋を覗くと、上層部含めて何十人も試写に群がっては理屈をこねまわす姿がいつも目に入ってきたが、見る度に嫌な気分になったものだ。 「出家詐欺」などNHKの存立を揺るがせるような不正の震源地になったことは誰しも知るところだが、実は、“クロ現人脈”は他にも様々な捏造報道に関与している。 しかし、NHK的には「

          【試写】クローズアップ現代「“守られない通報者” 内部告発を社会の利益に」

          NHKニュースクリップ(2024年5/19号)

          今週もNHKの放送では誤りが相次いでいます。基礎的な確認が出来ていないということは、取材そのものにも根本的な誤りが含まれたまま情報発信されている懸念を抱かせます。 現場で何が起きているのかはわかりませんが、特に管理職層のチェック能力が著しく低下しているのだけは確実です。 ニュースウオッチ9の捏造報道事件から1年が経つにも関わらず、全くNHKの体質は改善されていません。 フェイク情報対策、と謳って巨額の受信料を浪費するなら、まずは自局が発信する情報の正確性を担保しなければ

          NHKニュースクリップ(2024年5/19号)

          【試写】新プロジェクトX「友とつないだ自動車革命 ~世界初!5人乗り量産EV~」

          今回の新プロジェクトXのテーマは、日産リーフ。私は正直、予告を見てガッカリした。かつてゴーン氏は「2030年までに日産がEVで覇権を取る」と各所で宣言していたと聞くが、承知の通り、その野望は潰えたからだ。「夢のあと」を今更見させられるのかと。 私が「R35 GT-Rの開発を改めて見たい」とコラムに記述したのは、結局、日本が世界に誇るブランドはGT-Rしか無いからでもある。 番組前に相次いだ「世界初」への指摘この番組には放送前から不穏な空気が漂っていた。 EPGに当初記述

          【試写】新プロジェクトX「友とつないだ自動車革命 ~世界初!5人乗り量産EV~」