読む人

匿名の編集/ライター。おもにnoteで読んだ短編小説の感想を書くためのアカウントですが…

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匿名の編集/ライター。おもにnoteで読んだ短編小説の感想を書くためのアカウントですが、自分でエッセイや小説も書いています。私設コンテストの類については、主催も協力も応募もしません。

マガジン

  • 読んで面白かったnote

    感想を書かせていただいたもの以外にも、面白かったnoteをまとめさせていただきます。

  • エッセイ

    日常の雑感を、とりとめなく綴ります。

  • 週末燻製日記

    週末、晩酌のおつまみに作った簡単燻製料理のレシピの記録。

  • note小説感想

    noteに投稿された面白い小説の感想を書いていきます。当面の間、自薦他薦の受付は休止し、個人的に読んで面白かった小説のみ勝手に感想を書いていきます。

  • ピッチングフォーム試論

    素人なりに「正しいピッチングフォーム」というやつを研究してみることにした。あくまで自分のためにまとめた覚え書きなので悪しからず。

最近の記事

  • 固定された記事

【返金可】 小説の書きかた私論

●はじめに  本稿は、雑誌・書籍・ウェブ媒体に十年以上携わってきた一編集者・ライターによる、小説の書きかたの「試論」であり「私論」である。  小説の「面白さ」を言語化することは非常に難しい。小説の基礎の基礎や、小手先の技法・技巧について語ることはできても、つまるところ小説というのは自由で正解のないものである。「面白さ」の本質は規定しようがないし、書き手のほうとて、それを誰かに規定されたくはないだろう。必勝法や上達法と謳えるようなメソッドがあるならば、むしろ教えてほしいくら

¥790
    • コンテンツの面白さを測るうえで「なんか弱い」っていうのは、もう根本的に致命的な弱点なんですよね。たとえばそれがプロットの段階だとして、手を入れて「超面白い」に変えるのは相当ムズイ。超面白いものは初めから面白いので。

      • 気づいたら某新聞媒体の隅っこで無署名の書評記事が出てました(掲載日過ぎてた)

        • 珍しくとある新聞媒体から寄稿依頼が来たので、これから原稿書きますが。5000円くらい貰ったっておかしくない分量なのに原稿料タダだと。まぁ大手でないと予算がないんだろうけど、最近新聞社のケチな側面が立て続けに何度か見えてて萎えてる。

        • 固定された記事

        【返金可】 小説の書きかた私論

        ¥790
        • コンテンツの面白さを測るうえで「なんか弱い」っていうのは、もう根本的に致命的な弱点なんですよね。たとえばそれがプロットの段階だとして、手を入れて「超面白い」に変えるのは相当ムズイ。超面白いものは初めから面白いので。

        • 気づいたら某新聞媒体の隅っこで無署名の書評記事が出てました(掲載日過ぎてた)

        • 珍しくとある新聞媒体から寄稿依頼が来たので、これから原稿書きますが。5000円くらい貰ったっておかしくない分量なのに原稿料タダだと。まぁ大手でないと予算がないんだろうけど、最近新聞社のケチな側面が立て続けに何度か見えてて萎えてる。

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        • 読んで面白かったnote
          109本
        • エッセイ
          419本
        • 週末燻製日記
          25本
        • note小説感想
          65本
        • ピッチングフォーム試論
          14本
        • 習作小説
          23本

        記事

          自由

           自分より若い書き手のエンタメ系小説賞の受賞作を読んだところ、思いきって神の視点で書いてあって逆に新鮮でした。  エンタメではある程度のわかりやすさを求められるから、三人称単一視点か、多視点にするにしても章や節番号ごとに視点を切り替えるのがどちらかといえば一般的。二行、三行と進むごとに各人物の心情描写を隔たりなく入れ替わり立ち替わり、ちゃんと破綻なく描いていくには相当の技術を要しますが、上手く決まれば単一視点では上げられない効果を上げることができます。  自由闊達な筆さばきを

          値下げをしました

           先日の記事にて予告しましたが、  もうかれこれ半年以上にわたって誰にも読まれる気配がなく、一定の需要は満たしきったと思われ、このまま腐らせておくのも可哀想なので、当初の予定より5ヶ月ほど早く値下げしました。単行本が文庫化するのが約3年ですから、だいたいそれと同じだと思って、あらかじめご了承いただければと。  どうぞよしなに。

          値下げをしました

          お久しぶりです

           すっかり低浮上になっていたところ、ふと気づいたらnoteをご紹介いただいていました。  いや、まぁ、本当に亡き人になってしまっていました。申し訳ありません。  久しぶりにこちらのアカウントを開いたら、数ヶ月前に書きかけのまま放置してあったアホな記事の下書きもあったので、残りを駆け足で書き足して、恥を偲んでひっそり投下しておきました。  こちらの記事にも書きましたが、なにを隠そう、ここ数ヶ月でポケモンユナイトに始まり、ポケモンレジェンズアルセウス、そしてポケモンカードゲー

          お久しぶりです

          読む人流ポケモンWordle攻略法〜ポケモンに学ぶ名づけのテクニック

           お久しぶりです。 「ポケモンユナイト」と「ポケモンレジェンズ アルセウス」そして「ポケモンカードゲーム」にかまけていたせいで、めっきりnoteを書かなくなりました。なにを隠そう私は初代からのポケモン直撃世代。おかげで楽しい毎日を過ごしています。  さて、突然ですがブラウザ上で遊べるミニゲーム「ポケモンWordle」をご存じでしょうか?  もともと「Wordle」は海外発の英単語当てワードパズルゲームだそうで、ニューヨーク・タイムズ社が買収したことでも話題になりました。

          読む人流ポケモンWordle攻略法〜ポケモンに学ぶ名づけのテクニック

          いやあ、改めてnoteのホーム画面で最初の3行くらいのプレビューを排してタイトルだけの表示にしてしまったの、かなりの改悪だと思う。書き手のみなさんのせいでは決してないのに、読む気が失せてしまう。つい他の媒体に行ってしまう。

          いやあ、改めてnoteのホーム画面で最初の3行くらいのプレビューを排してタイトルだけの表示にしてしまったの、かなりの改悪だと思う。書き手のみなさんのせいでは決してないのに、読む気が失せてしまう。つい他の媒体に行ってしまう。

          2022年の流行語予測

           マンホールが四角でも三角でもなく円形なのは、盤が傾いたときに穴の下に落ちないためだといいます。  あけましておめでとうございます。  今年もよろしくお願いします。  年末年始は相変わらず夜な夜なポケモンユナイトに打ち込んでおり、そこから派生して最近チーム内でポケモンカードも始めたのですが(小学生のころ以来!)、そうやってコミュニケーションを取っていくことでゲーム用語や若者言葉を学ぶ機会にもなっています。  最近よく聞かれるようになったのは「丸い」という言葉。ポケモンユ

          2022年の流行語予測

          2021年のnote

           今年のnoteはこんな感じだったようです。  309本。  年初から300本近く連続投稿していたので、大失速ですね。ネタも切れてきたし、記録はいずれ途切れるもの。まぁそんなこともアロワナ。個人的に高校生のころから心酔し私淑していた文章の師が突然お亡くなりになってしまったことも、じつはモチベーションを下げる一因ではあったと思います。どれだけ文章を書いても、どれだけ仕事をしても、儚いものは儚い。打ちひしがれた10月そして11月でした。  来年になったらまたもう少し更新頻度を

          2021年のnote

          書くことと読まれることと

           連続投稿が途絶えてからというもの、書いても週に1本ペースでろくすっぽ更新せずに放置していたら、noteのUI変更の影響もあってか、めっきり読まれなくなりました。『小説の書きかた私論』もぱったり読まれなくなった。やはり店は開けてないと誰も入ってこなくなるものなのですね。  そんななか、先日久々にnoteを更新したら、過去記事を遡って読んでくださった方もいたようで、『私論』は見知らぬ方のマガジンでも紹介していただきました。  noteがどういう仕組みになっているのか存じません

          書くことと読まれることと

          書くことを目的化しない

           こちらのnoteの更新頻度はかなり下がっていますが、変わらず文章は日々少しずつ書き続けています。書くこと、書き続けることは本当に大事。  ただ、ときどき「文章を書くことが好き」「だから文章を書くことが最優先」「文章が書ければほかになにも要らない」という人を見かけるのですが、この姿勢にはちょっと懐疑的で。もちろん楽しんで書くこと自体は大切も大切なのですが、書くことそれ自体を目的化しちゃうのは、なんだか違うんじゃないかなと。書く過程が楽しかろうが辛かろうが書かずにいられないから

          書くことを目的化しない

          世にはいろんな「文学」があるけどもさ。前澤さんの宇宙に行く直前のツイート「夢は叶う」、行ってからの第一声「宇宙なう」、このたった4文字に敵う文学って、そうそうないと思うんだよ。真似できる? できない。

          世にはいろんな「文学」があるけどもさ。前澤さんの宇宙に行く直前のツイート「夢は叶う」、行ってからの第一声「宇宙なう」、このたった4文字に敵う文学って、そうそうないと思うんだよ。真似できる? できない。

          各種年間ベストのランキング。いろんなランキングがありますが、某所に担当作が入っています。嬉しいものです。

          各種年間ベストのランキング。いろんなランキングがありますが、某所に担当作が入っています。嬉しいものです。

          トリックが思いつかないまま

           12月になってしまった。  昨年、一昨年と、この時季になると自分で書いた「密室トリック考」を眺めながら『サンタクロースの不在証明』と題した読者参加型ミステリ短編のプロットを練るのが通例となっていたのだが、3年目ともなると容易に目新しいトリックは思い浮かばない。  書きかけの短編も最後の落ちが決まらずにいる状態で、果たして今年のクリスマスにはミステリ短編なんぞ書けるのかどうか。  まさかのまさかでドハマりした「ポケモンユナイト」に時間を取られているというのもあるが、読者

          トリックが思いつかないまま