トリックが思いつかないまま

　12月になってしまった。

　昨年、一昨年と、この時季になると自分で書いた「密室トリック考」を眺めながら『サンタクロースの不在証明』と題した読者参加型ミステリ短編のプロットを練るのが通例となっていたのだが、３年目ともなると容易に目新しいトリックは思い浮かばない。

　書きかけの短編も最後の落ちが決まらずにいる状態で、果たして今年のクリスマスにはミステリ短編なんぞ書けるのかどうか。

　まさかのまさかでドハマりした「ポケモンユナイト」に時間を取られているというのもあるが、読者参加型の推理小説も立派なゲーム。いつかＭＯＢＡで得た知見を活かしたゲーム小説を書いてみたいという野望が、あることはある。
　ちなみに今週末の大会は私たちのチームはすべて落選だったので、観戦に回る予定。新しい発見の連続で、勉強、勉強の日々だ。ｅスポーツの道は、なかなかに険しい。