ボールを投げる、たったそれだけのことについて ピッチングフォーム試論(7)
今日はなんだか行けそうな気がする。いい球を投げられた日は、そうやって気分よくスタートを切れる。逆にコントロールが荒れがちだった日は、つまらないケアレスミスが起こりそうな予感がするので、気を引き締める。
縁あって草野球に参加したことで、ボールを投げる、たったそれだけのことに魅了された私は、週一回のノースローデーを除き毎朝十五分、二十球程度のネットスローを日課としている。いまではそれが、一日の心身の調子を測るバロメーターにもなった。
ピッチングフォームを勉強し、素人なり