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素敵な音楽

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皆さんが紹介されていた素敵な音楽を、集めました🎵
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#楽曲紹介

なれなかった自分になるのに、遅すぎることはない ~「風に立つライオン」さだまさし

なれなかった自分になるのに、遅すぎることはない ~「風に立つライオン」さだまさし

生きていれば逆境に出くわすこともあるでしょう。なぜ自分にそんなことが?と思うこともあるでしょう。

それは必ず起きますし、誰にでも舞い降りてくる出来事です。

そんな状況に自ら身を置く人もいることでしょう。

そんな時、何を思うか。

人はみんな弱いもの。誰もが理想の「風に立つライオン」のようにふるまえるわけではないと思います。

でもそれはそれでよいと思います。

逆境=風への立ち向かい方は、人

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「Reason to Live」 KISS

「Reason to Live」 KISS

KISSはメイクが取れてから、それまでのハードロック然とした音楽性が、やや良い方向に多様化されました。

この80年代チックなバラードが生み出されたのも、その延長線上にありますね。

メンバーのポール・スタンレーの本領発揮といったところでしょうか。

という歌詞で
でも、それは君の愛じゃなかったんだというせつなさ。。。

80年代の映画のあらすじのような、、そんな楽曲です。

誰かの幸せを願う気持ちは自分に還る 〜 「たいせつなひと」 さだまさし

誰かの幸せを願う気持ちは自分に還る 〜 「たいせつなひと」 さだまさし

2004年公開の映画「解夏」の主題歌だった曲です。

どらえもんの名作「のび太の結婚前夜」で、マリッジブルーでのび太との結婚を直前で悩むしずかちゃんに対してお父さんが語りかけた言葉があります。のび太くんのことを指して、

これは簡単なようで難しいことかもしれません。

光があるから闇ができるように。夜があるから朝があるように。物事には、良い面も悪い面も隣り合わせに存在している一面があります。

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いつまでもそこにいてほしい 〜 「ピンク・フロイド雑感」Vol.4

いつまでもそこにいてほしい 〜 「ピンク・フロイド雑感」Vol.4

「バッファロー’66」その昔、「バッファロー’66」という映画がありました。B級のムード満載な作品でしたが、ストーリーや登場人物、そして何と言っても音楽の良さで人気作品でした。

その音楽の部分。ここには、主演のヴィンセント・ギャロの趣味嗜好がふんだんに加味されていました。それは何かというとプログレッシブ・ロックの楽曲が使われていたんですね。

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見て見ぬふりをやめて動き出そう 〜 マイケル・ジャクソン 「Man in the Mirror」

見て見ぬふりをやめて動き出そう 〜 マイケル・ジャクソン 「Man in the Mirror」

作家、森博嗣さんによる鏡の中の左右の定義「すべてがFになる」の森博嗣さんの書籍はどれも科学的解釈が面白くて、本編の話以上にそのくだりが楽しみだったりします。
『笑う数学者』という書籍では鏡の中の世界の話がでてきます。その部分を引用&要約いたしますと。

面白いですよね。
鏡に向かってみるのがちょっと興味深くなって来たりして。
さて、鏡の中の世界と言えば。
その昔、鏡に向かって、鏡に映った自分に対し

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あなたがここにいること、それだけで幸せ ~「幸福論」 椎名林檎

あなたがここにいること、それだけで幸せ ~「幸福論」 椎名林檎

世界幸福度ランキング

【国際】国連の世界幸福度ランキング2020。北欧諸国が上位ほぼ独占。日本は62位で4位後退 | SDGs UNITED

幸福度を数値化したランキングです。最新版の結果を見てみるといつものごとく北欧諸国が目立ちますね。

この北欧諸国で幸福度が高い理由は何かあるのでしょうか?

デンマークが世界一幸せな理由を聞いてみた

↑のような記事を見つけました。

幸せには、「短期的

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急な雨に打たれて 〜 「Have You Ever Seen the Rain」 CCR

急な雨に打たれて 〜 「Have You Ever Seen the Rain」 CCR

傘を持たずに出て、土砂降りに遭遇。

公園だったから木の下くらいしか逃げ込む場所が無く。

雷が鳴ってきたので、落雷の危険性があると思い、意を決して建物のある場所へと駆ける。

小学生のころ以来のずぶ濡れに。
でも不思議と気持ちよさがありました。

これは何なんだろう。

童心に帰ったということなのか。

思えば、小学生のころ、田舎町は川もきれいで
そのまま川で遊んだり、雨が降っても気にせず濡れた

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「Circle of Life」 ライオンキングより

「Circle of Life」 ライオンキングより

この世の生命は全て細胞レベルで動いている。動的に成り立っている。

有から有が生まれるように、無から有が生まれることを人類が解き明かした。

脈々と動的に繋がる生命のサイクルは途切れることは無い。

輪廻転生とは、こういった動的に脈々と繋がってきた生命の営みのことを指すのかもしれない。

科学の発展が解き明かした事実。

ただ、事実を定理として定義できたからといって、輪廻転生のサイクルを人類が生み

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「Get Back in Love」 山下達郎

「Get Back in Love」 山下達郎

距離感について考えてみると、一つの境界は手が触れる距離か否かでしょうか。赤ちゃんを抱っこするときや恋人との距離感。

手が触れるという距離は、それなりに深い関係性。家族、兄弟、親友、恋人、、

次の関係性は、会話ができる距離。

程よい距離感は、自分が安心できて、相手も安心させることができるもの。

何か寂しい時、悲しい時。そばにいて欲しい誰かはきっとこの距離感の中にいるんだと思います。

そこに

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音楽に興味を持ったきっかけ 〜 「Thank You for the Music」 ABBA

音楽に興味を持ったきっかけ 〜 「Thank You for the Music」 ABBA

音楽に興味を持ったきっかけそれは、TVの音楽番組がきっかけです。

番組の完成度、出演アーチストの幅の広さから言って「夜のヒットスタジオ」が最強だったのではないでしょうか。

この番組のすごいところは、老若男女問わずだれでも楽しめたという点ですね。

紅白歌合戦は、演歌や昔の歌謡曲のころのヒット番組ですので、その後でてきたポップスアーチストの取り込みというか、大御所との並列に苦労したと思うんですよ

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時代の上に鳴り響いた音Vol.5 / 1989年の歴史的クラシックコンサート / ベルリンの壁崩壊記念 / ベートーヴェン
交響曲第9番「合唱」 / レナード・バーンスタイン

時代の上に鳴り響いた音Vol.5 / 1989年の歴史的クラシックコンサート / ベルリンの壁崩壊記念 / ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」 / レナード・バーンスタイン

たしかに、これに勝る第九の演奏はたくさんあるんだと思います。

たとえば有名なフルトヴェングラーのバイロイト音楽祭でのライブ録音による第九とか、カラヤンの第九とかのほうが、演奏の完成度としては高いと思います。

ただ、音楽をその音だけではなくて、音が奏でられた時代の背景までを鑑みて考えるとするならば、このバーンスタインの第九は、ものすごく大きな意味を持ってくると思うんですよね。

80年代後半とい

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音を日常の彩りに Vol.1 / 晴れ渡った昼下がりの秋空を見ながら / 山中千尋 「Lucky Southern」

人は毎日、日常的に衣を纏う。その日の気分に合う色をチョイスして。日常に彩りをもたらすため。

色が我々に与える影響が大きいように、日常に漂う音もまた我々に、知らず知らずのうちに影響を与えていることでしょう。

都会や人が暮らす街には自然の音と人工の音が入り混じっていて。そんな中で音をうまく生活の中に取り入れていくには。

音は奏でられると、音楽となります。それは何百年も前からずっと形を変えて受け継

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古い自分を脱ぎ捨てて、新しい自分を纏う。〜 山中千尋 「So Long」 音を日常の彩りに Vol.9

古い自分を脱ぎ捨てて、新しい自分を纏う。〜 山中千尋 「So Long」 音を日常の彩りに Vol.9

旅立ちの季節。

旅立ちを祝福するように春の花が辺りを彩る。

古い自分を脱ぎ捨てて、新しい自分を纏う。

根幹は変わらない。少しずつ成長していく。

未来に向かって。

ちょっと前の自分にSo long。

【テーマについて】
人は毎日、日常的に衣を纏う。その日の気分に合う色をチョイスして。日常に彩りをもたらすため。
色が我々に与える影響が大きいように、日常に漂う音もまた我々に、知らず知らずのう

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