マガジンのカバー画像

おきにいり

114
素敵なノートをまとめています
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

月のはなし:by 娘

月のはなし:by 娘

*プロローグ*

 ちょっと不思議な話をしよう。
これは本当にあった話。 でも、きっともう大人になってしまった人には
この話は作り話だと言って、笑って信じてくれない。だろう…。
だって、これから話す物語は 大人になりそこなった男と、宇宙からやって来た子供、そう名前は”dyigo”という子供の話だから…。

 あなたが大人で、もし この話を本当だと思ってくれるのならば、やんちゃでちょっと寂しがり屋の

もっとみる
ふうせんうさぎby娘

ふうせんうさぎby娘

 今日は7月7日。
あっちゃんの家の近くにある神社で、七夕のお祭りがあります。
あっちゃんは この七夕祭りをずっと楽しみにしていました。

「ごちそうさま!」
あっちゃんは夕ご飯もそこそこに、早くお祭りに行きたくてしかたがありません。
「おばあちゃん、早くゆかたを着せて!」
おばあちゃんは、このお祭りのためにあっちゃんにゆかたを作ってくれました。おばあちゃんは、奥のタンスからゆかたを持って来て、あ

もっとみる
お茶漬けの「さらさら」はどこから?

お茶漬けの「さらさら」はどこから?

お茶漬けが大好きである。特にわさび茶漬け。わさびの風味が味を引き締めてくれて、インスタントに和の世界に飛び込んでいける代物。お酒の締めにも最高、最&高の極み。

そんなことはどうでもよくて、お茶漬けに時々使われる擬音として「さらさら」がある。
「小腹を覚えた私はとりあえずお茶漬けを用意し、さらさらと食べた」
小説や漫画で擬音として用いられるが、これはなんなのだろうか。

さらさら、とお茶漬けを食べ

もっとみる
黄菖蒲

黄菖蒲

雨音を

讃えるように

黄菖蒲の

耳をそばだて

光りおり
 

どのくらいぶりだろうか。

見事な梅の樹をみつけてからというものずっとその傍で体を動かしていたから、こうしてこの場所をゆったりと歩くことが随分と減ってしまった。



雨の湿地帯に足を踏み入れると、杜若の静かなる黄色の輝きが雨に打たれていた。

雨に濡れた木道が空の光をやわらかに跳ね返す、その明るさがこの黄色を何ともやさしくす

もっとみる
今日の名言(942個目)!

今日の名言(942個目)!

『人生はすべての闘いに勝つ必要はない。自分にとって意味のある闘いに勝てばいい』

ジャッキーチェン

本当の戦い!それを見極められた時、圧倒的飛躍を体験する💪

優しい人はそれ以上の悲しみを知っている

思いやれる人はそれ以上の痛みを知っている

一人で頑張らなくていい
心の内を打ち明ければいい
迷惑かけてもいい
深刻にならなくていい

もっと自分の心に素直になりな
助けを求めていいんだよ
泣いてもいいんだよ
また笑う為に

素敵な一日を

見えているもの

見えているもの

 人は人の見たいようにしか、ものを見ない。

 それは感覚的なものかもしれないし、経験的なものかもしれない。何か、かすみがかったフィルターがあるのかもしれない。

 どんなに幅広い知識や視野を持ち合わせようとも、それは変わらないように感じる。

 きっとそういう人は、こんな考え方もあるのだから、とは言いつつも、決して自分の考えを曲げようとはしないのではなかろうか?

 わからない、わからない、けれ

もっとみる
たとえ季節に置き去りにされても。

たとえ季節に置き去りにされても。

最後に文章を書いてから2ヶ月が経った。

この真っ白な投稿画面をみるのもほんとに久しぶりで、初めてnoteを書いた時のような変な緊張感に駆られた。

あれ、どうやって書いてたんだっけって思ってみたり。

まだ4行しか書いてないのに、下書きに放り込んでみたり。

やっぱ定期的に書いてないと、駄目なんだなって思った深夜3時。

*

今年の2月からフルリモートになったこともあって、この3週間は一歩も外

もっとみる
〖作詞〗『みえない いと』

〖作詞〗『みえない いと』

『みえない いと』
作詞 : S0U.

誰か話を 聞いて欲しい
迷惑だけは かけたくない
自分の体を 傷付けながら
他人の体を 気遣って

"他人に優しく 自分に厳しく"
神仏にでも なるつもり?
自分を犠牲に 生きる事
そんな生き方 美しいって
昔の人は 酷い遺言
残したものだ

他人の体を 気遣うあまり
自己防衛を 無下にして
銃弾飛び交う 世界の中で
裸の体で

もっとみる

好かれようと自分を偽っていたらどんどん自分を嫌いになる。

平気な顔をするたびに本当の自分から遠くなるよね。

泣きたい時には泣いて、楽しい時は手放しで楽しむ。

時には素直に「ダメかも」「無理かも」って言えたらいいね。

一番近くに居てくれる人に。

素敵な一日を。 #日常

今、この、私

今、この、私

 今朝、目覚めて、昨日のことを思う。

 何も、覚えていない。

 と、いうのは大袈裟だけれども。対して変わりはないと思うのは、覚えていても、覚えていなくても、私のすることに変わりがないからかもしれない。

 いつからこんなことを感じていたかなんて、それこそ本当に覚えていないのだけれど、私のこの忘れっぽさが、諦めにも似た受容に変換されたとき、きっと、私の脳の記憶を司る部分は「まあいいか」とつぶやい

もっとみる