風の種
心に響く音楽や映画を織り込んだエッセイ。どんな作品に出会えるかは読んでみてのお楽しみ💕お時間のある時お手にとってみてくださいね。
にじみ絵で色遊びをしています。
ただ 体験しているだけだよ 知るために 全ては 天氣のように移り行く 握りしめなければ 残るのはなんだろう? 考えでもない 氣持ちでもない わたしはだれ わたしはなに 空っぽな 空っぽな 宇宙 ここから 全てが生まれていく この、「空」がわたしは好きだよ。
胸には 光の花束を 両手には 光の海を 出会っていこう ひとりひとりに そんなイメージの、広がる午後。 楽しみだ!
沈黙の 語るやさしさ あたらしく この星で 生きる痛みを思う時 どんな言葉も 溶けていく どのように見えたとしても だれもだれも ただひたすらに ここで生きている そう思うなら ひとつとして 批判は生まれない ここで生きることの 切なる痛みが 眼差しを やさしくするから
どの星も 核は静かに燃え 命を支えている ああ 今夜は 存在の煌めきが よく見える 存在の煌めきとも言えるような、光の粒子が満ち満ちて震えているのを感じる夜。 ひとつのLINEがとどきました。 「風くんの新曲『満ちてゆく』を初めて聞いて、とても温かい氣持ちになりました。」 その新鮮な感動を心のままに届けてくれたことがとても嬉しい。 早速、わたしもその歌声をストリーミングで見つけて流してみる。 イントロからもう温かい。 「満ちてゆく〜」というフレーズに釣られ
沈む日 浮かぶ日 流れる日 どんな日も わたしが生きた 今日という一日 どんな日も美しい。 生きているのだから。
今日はきみ この花がいいねと選ぶ 店先で 花にも映る わたしの不思議 光の蝶が舞うような、オンシジウムの輝き。 太極拳の帰り道。 何軒かある花屋を回るのですが、今回は一軒目のお店でこのオンシジウムに出会えるという幸運! しかも、本日入荷したものだそう。 やっぱり、新しい花は光ってるんだね。 惹きつけられます。 * オリーブを剪定してしまって。 枝を飾れなくなったのがきっかけで、定期的に花屋を回るようになったのですが。 自分の中で、花を見る目が少しず
こころ ころころ 形を変えて 瞬時に 今を映す こころが無ければ 何も見えない こころが動かなければ 何もわからない 悲しみも 痛みも 生きる喜びも 大切なものは こころでしか 見えないようになっている こころは 両手の上に 好きに転がせておくのです ぽかぽか日和の春散歩。 水面に映りこむ樹々の影の美しくて。 カバンから携帯をとりだしたら、レンズが曇ってやわらかなフィルターに。 なんともいい感じ。
形はない 今この瞬間の 息吹のままに わたしは 燃える火 時に 消えそうに見えても 決して 消えはしない 最期まで この芯の 燃えるだけ Instagramで流れてきた、小さなアーティストの歌声とその姿に圧倒されました。 林田茶愛美さんという小学三年生です。 その在りようを動画で眺めていたら。 不意に、生まれてきたイメージとことば。 * まだ意識のまどろみの中、ゆるゆると過ごしていたわたしでしたが。 茶愛美さんの「鬼のパンツ」で、シャッキ
沈黙は 愛 言葉なく すべてを包む 空でありたい もっともっと、沈黙する心でありたい。 言葉なく、全てを包む空(くう)でありたい。 思い返せば、その日の朝は、そんなことをメモに記していたのでした。 * 午後は、わたしを含め五つの存在の風の色が美しく調和するひとときになりました。 存在の芯が癒されるような。 とても繊細でやさしいエネルギーに満ちた「 風のつどい」でした。 * みなさんをお送りして余韻に浸っていたら、涙がじんわりと。これ
懸命に 生きて 眠るだけ 夜は 祈りの海 今日を生きた 労いと癒し 明日への希望 祈る間もなく眠りにつく夜。 存分に、自分を浸し解放する。 そんなひとときもまた、愛おしい。 わたしの一部。
のどかな日 ふっくらと 軽やかに どこまでも 広がっていくような 春の氣分 両親と過ごすひととき。 生まれては消えて行く、いろんな氣持ち。 「小さいなぁ・・・。」 その色と音に、自分の今を見る。 * 太極拳のトレーニング中に感じたのどかな春の氣分に。 母へのレイキ中。わたしを流れ行く、その力のおおらかさに。 ほっとして。 * 写真は、トレーニング中に見上げた空。
くつろぎの たなごころ きみと捥ぐ 瞬間という果実 くつろいで広がるこの手のひらで。 ころころと転がるあなたのこころ。 ただそのままに眺める、甘美と至福。 まるで、瞬間という果実をともに捥いでいるようだな。 実家で両親と過ごす中、母の心のありようをそのままに眺めている自分の眼差しに氣がついた時。 不意に湧いたイメージです。
巡りの輪 交わる時 共振する 星と星 出会いは 未知との遭遇 人は人で磨かれる わたしたちは、互いに輝く星と星。 あなたとわたしが出会った時、何が生まれるだろう。
純粋が あふれてあふれて 涙になるの もう 堰き止めない 溢るる純粋を 言葉に乗せて 新しい世界 初対面のお客様とのひととき。 その素直さと純粋さに、見事なまでにわたしの心の形が変わる。 お客様の目の前で、内なる我が体験に目を見張るひとときでもありました。 そして、今がベストなタイミング。 もう少し前だったら、この素直さと純粋をわたしは見逃していたかもしれないから。 心はおもしろい! 認識するよりはやく、事態に反応して、わたしにどうすべきかを教えてくれ
丁寧に 大切に 渡す 受け取る 言葉のキャッチボール 心と心 温めていこうね その花びらは、まるで炎の輝き。 そんなチューリップと目が合いました。 風の城の片隅で、みなさんをお待ちしていますよ。
よく生きたね 春の雨 ふくよかに 心の大地を潤す やわらかな雨音が、心に沁みて。 ほっとする夜です。 丁寧に。 誠実に。 こつこつと。 心と心を大切に。 氣がつけば、いつしかそんな自分が自然になっていました。 ここに至るにはもちろん、数えきれない氣づきの重なりと、それを教えてくれた出会いがあったわけですが。 今が、とても充実しています。 「あきらめないでよく生きたね。」 自分に声をかけたくなりました。