- 運営しているクリエイター
2023年7月の記事一覧
「知識」を「知恵」に換えていこう
2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」の主役はあの蔦屋重三郎です。
書店員としては、どうしてもそちらに気を取られてしまいがち。でも実は来年の「光る君へ」も楽しみにしています。なぜなら学生時代に↓が愛読書だったから。
いわゆる注釈書です。このシリーズ、いまは新刊書店で売ってないのでしょうか? 試験勉強のために買ったのですが「枕草子」と「方丈記」はテストとは関係なく、文庫本感
「なにかの原石」じゃなくても輝ける
デスペラード選手、最高ですね。
新日本プロレスのみならず、国内外の様々な団体で名勝負を残し、ファンを満足させています。
今回の佐々木大輔選手との一戦も素晴らしかった。レスリングの基礎がしっかりしていて、なおかつオールラウンド。しかも感情の表現力が高いから、どこで誰と戦ってもあらゆる層のハートを掴めるのでしょう。
アニメ「マクロス7」で熱気バサラが発した「いい音楽ってのはねー、じーちゃんばーち
プロレスが「平和の祭典」に相応しい理由
楽しみです。
故・アントニオ猪木さんの軌跡を追うドキュメンタリー映画。伝説のモハメド・アリ戦は確実に出てくるはずですが、オールスター戦における馬場さんとのタッグも見られたら嬉しい。
と言いつつ、私がいちばん興味を惹かれるのは湾岸戦争前夜のイラクや北朝鮮で開催した「平和の祭典」に関するもの。晩年の猪木さんはそういう視点を大事にしていたと思うので。
プロレスの興行を通じて平和を訴える。この発想は
「普遍的名作」≒「人は変わらない」
「ウルトラセブン」が今年で55周年。おめでとうございます。
↑によると、タブロイド新聞「ウルトラセブン55周年特別号」が7月29日から全国のコンビニエンスストア(一部地域店舗を除く)ほかで販売されます。グッズ付きの「特別限定版」もあり、こちらは7月22日に先行発売されるとのこと。都内だと池袋のサンシャインシティや秋葉原&神保町の書泉、東京駅やソラマチの「ウルトラマンワールドM78」などで買えるよ
「オールスターの日程」と「書店の休暇事情」
よくぞ言ってくれました。
さすが4球団を渡り歩いた苦労人。選手の気持ちがわかる中嶋監督は、いい意味で権威に対して忖度しませんね。
月曜で前半戦が終わり、土曜から後半戦がスタート。その間にオールスターが2試合。フレッシュオールスターもあります。
もし20日に雨が降り、翌日へ順延になったら、選手たちはペナントレースが再開する22日に当日移動。あり得ない。こんなスケジュールを組まれたら辞退する人も
野村克也と清宮海斗の「強さ」
こういうプロレスが見たかった!!
サイズとパワーで劣っていても、脚を攻撃して寝かせてしまえば体格差は消える。ましてや大きな身体で豪快な技を多用する辻選手はスタミナの消耗が早い。ならば攻め疲れが出るまで耐え凌ぎ、動きが止まったところで首や頭部に大技を集めてダウンさせ、3カウントを奪えばいい。20分一本勝負じゃなければ膝への関節技でギブアップも狙える。
さすがはプロレスリング・ノアのエース。それで
「だからいい」と「だからこそ」の分岐点
↑はプロレスラー・蝶野正洋選手のYou Tubeチャンネルです。
新日本プロレスの真夏の祭典「G1クライマックス」に初出場する海野翔太選手に必殺技のSTFを指導しています。
改めて「本物の技術は見様見真似だけでは身に付かない」と学びました。
蝶野選手は海外修行中にあのルー・テーズの道場を訪れ、直々にSTFの掛け方を伝授されています。そのうえで独自のアレンジを施し、地味な関節技を見栄えのするフ
ある同僚の思い出と「実朝の和歌」
ずいぶん前ですが、日本史にメチャメチャ詳しい同僚がいました。
かつて大学でそういう勉強をしていて、院でまた学びたい気持ちがあると話してくれました。
当時NHKで放送し、人気を博していたのが司馬遼太郎「坂の上の雲」。原作もドラマも不朽の名作だと思っています。ただ私はどうしても乃木稀典の描かれ方に納得できなかった。↓を読んでいたからです。
抱いた疑問と自分なりの見解を彼にぶつけたところ「ぼくも同
いつか「推し」に会えたら話したいこと
面白かったです。
新日本プロレスのエル・デスペラード選手が「推し」の方々からコメントをもらい、感激していることが伝わってきました。膝から崩れ落ちて正座する気持ち、私も理解できます。
ずいぶん前にプロレスラー・蝶野正洋選手がパーソナリティを務めるラジオでメールを読まれたことがあります。あの時の私も「マジか」と言葉を失い、たしかラジカセの前で正座していました。嬉し過ぎて感情が迷子になった時はそうな
光を見出すキーワードは「Be Yourself」
素晴らしい。
29試合に登板して5勝7敗、防御率9・35。6月以降に限れば防御率は3点台とのこと。
比べるのは申し訳ない。でも彼の奮闘を見ていると、どうしても己と重ねてしまいます。
営業マン時代の私は入社からしばらく「お荷物」でした。しかもペーパードライバーで車の運転ができず、乗り物酔いがひどいのでナビも苦手。力仕事も覚束ない。当初は同じような状況の同期がいたので救いがありましたが、彼らはす
ハードボイルド書店員が「元スペイン代表MF」から学んだこと
2010年代の初頭はサッカーに夢中でした。
といっても、見るのはほぼWOWOWのリーガ・エスパニョーラのみ。グアルディオラ監督の指揮するFCバルセロナが大好きだったのです。
キーパーを起点にして短いパスを繋ぎ、ボールを少しずつ前へ運ぶ。暗号を解いてゴールへ至るキーを探りつつ、緑のフィールドに美しい模様を描く。相手チームへじわじわとプレッシャーを掛け、綻びを見つけたらすかさず飛び込む。観戦するだ
「要らない」と「助かっている」の狭間
「Twitterの代わりにどうぞ」という趣旨ですよね。
SNS的なものは読書メーターとnoteしかやっていません。しかし情報収集のため、いくつかのTwitterアカウントを定期的に訪れています。プロレスラーと書店、出版社など。
アカウントを持っていないと見られない状況はまだ続くのでしょうか?(これを書いているのは7月3日)。イーロン・マスク氏は「緊急措置」と言っていますが、たしか前にも同じこと