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輪をつなぐ

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平和に関する記事を集めます。主に、みんフォトつながりです。
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#平和

戦争と平和について考える

戦争と平和について考える

戦争とは?

戦争(せんそう、war)とは、兵力による国家間の闘争である。
広義には内戦や反乱も含む。集団を形成するようになる有史以来、人類が繰り返してきたものである。
戦争に対を為すのは国際紛争の平和的解決である。銀行などが引受けた巨額の戦費は慢性的な租税負担となる。市民生活に対する制限と攻撃は個人の尊厳を蹂躙する。
時代ごとの考え方によって、違法性が認定されてきた。(wikiより)

視点を変

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8歳が学んだ平和

8歳が学んだ平和

小学2年生の時、戦争について書いた作文が賞に選ばれて、賞状と賞品をもらった。

内容はすっかり忘れてしまったが「今もし戦争になったらお父さんも戦争に行っちゃうだろうし、悲しい」と書いた事だけは、しっかり記憶に残っている。

賞品は映画鑑賞のご招待だった。
「広島のピカ」
「対馬丸ーさよなら沖縄ー」
の2本立て。

普段、母とふたりで出かけることがほとんどなかったので、私はウキウキだった。
映画が終

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私が少女・リーフと出会うまで

私が少女・リーフと出会うまで

「アメリカの奴、自国の兵士にまで、原爆を落としやがった」

―『はだしのゲン』という漫画の序盤に出てくる場面。
この場面を見た時、頭の中にある疑問が浮かんだ。

「アメリカ人は、原爆に対して、何を感じているのだろう?」

戦争をテーマにした作品は、どれも日本人の視点から
描かれたものばかり。アメリカ人の視点から描いた作品を
完成してみたいと思った。

そして、リーフという少女に出会うことになる。

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広島原爆の日

広島原爆の日

おはようございます、ぴろろです。

今から79年前、広島県に原子爆弾が投下されました。日本人にとって決して忘れてはいけない日です。

戦争を伝える話や、平和を考える話が教科書に1つは入っていたと思います。
私たちの世代だと「ちいちゃんのかげおくり」などの作品が有名です。

もう亡くなった私の祖父母は、1945年当時は祖母は10代、祖父も20代前半の若者でした。両者共に爆心地から離れた場所に居たため

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話し合える場をつくっていくことが大切

話し合える場をつくっていくことが大切

今日は、北九州市民カレッジ「新・平和学習のあり方を考えるⅡ」の最終回。
「今こそ、平和をテーマに語り合おう!パネルディスカッションに学ぶ」というテーマだった。

パネリストは、北九州平和資料室TICO PLACE管理人の小松芳子さんと、北九州戦争を次世代に伝えていく会代表の樺島由彬さん。
ファシリテーターは、私も一緒に活動している、認定NPO法人好きっちゃ北九州理事長の入門真生さん。

最初に、こ

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ビキニ環礁水爆実験から70年。「グローバル・ヒバクシャ」は世界各地に。

ビキニ環礁水爆実験から70年。「グローバル・ヒバクシャ」は世界各地に。

今日は3月11日、2011年の東日本大震災から13年です。
東京電力福島第一原発事故で12市町村に国から避難指示が出されました。
すべての市町村で避難指示は解除されましたが、放射線量が比較的高い「帰還困難区域」が7市町村に残され、居住率は平均で3割です。
県の発表だけでも約2万6千人が故郷に戻れていません。
放射能被害の影響は今も続いています。

70年前の1954年3月1日、アメリカは太平洋マー

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平和の思いを次の世代に

平和の思いを次の世代に

私は、近年の日本を見て、不安を感じずにはいられません。
社会全体の雰囲気として、平和への思いが薄まっていると感じるからです。
今年の夏のテレビ番組表を見ても、戦争関連の番組は大幅に減っており、国の予算も教育や福祉の予算が減らされ、防衛費に多く充てられています。
「日本という国は、再び戦争に向かっていっているのではないか。」そう思わざるおえません。

フリースクールのスタッフとして、子どもたちの学び

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【神話エッセイ】 平和78年

【神話エッセイ】 平和78年

平成から令和に元号がかわるとき、ぼくは元号を「平和」にしてはどうだろうと考えていた。

太平洋戦争が敗北で終わり、その後曲がりなりにも平和が78年続いている。これはこれで喜ばしいことではないかと思う(太平洋戦争を経験した人々はもう二度と戦争がごめんだと、心から思ったことだろう)。それなら毎年その平和を確認するためにも元号が平和だったら年の初めに否でも意識するのではないかと考えた。

しかしながら、

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【詩】説明書

【詩】説明書

「忘れてはいけないよ」

でも忘れなければ辛い

「笑ってはいけないよ」

でも笑ってくれなきゃ痛い

今は亡き父の通夜

はしゃいでいたのは年端もいかない女の子

顔も名前も知らない親戚の子

どうしてみんな静かなの?と聞いて回り

お腹が空いたと走って回り

おかずの予想をいきなり始めた

何も言わず頷くばかりの母と

苦笑いのその子の親と

何度注意してもポケモンの歌をやめない

明日から笑

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『オッペンハイマー』をアメリカの映画館で観て感じたこと。

『オッペンハイマー』をアメリカの映画館で観て感じたこと。

映画『オッペンハイマー』を観た。
オッペンハイマーは原爆の父と言われる科学者で、彼の伝記的映画。

原爆を作った人の映画は観たく無いと思っていたのだが、「日本では公開が決まっていない。公開するかもわからない」と知り、見れる環境にあるのなら日本人として見ておくべきかもと考え、観ることにした。

一言では語れない映画&英語が難しく、全部は理解できていないけれど、原爆実験のシーンでは涙が出た。
映画の流

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行動へと突き動かす、強い思い

行動へと突き動かす、強い思い

今日は北九州市民カレッジ「『新・平和学習』のあり方を考える~戦争体験者から未来へのバトンをつなぐために~」の第3回。

テーマは「見て・触れて・考える 戦時資料との向き合い方と市民活動の挑戦」で、講師は北九州平和資料室の小松芳子さんと、聞き書きボランティア平野塾の出口敬子さん。

小松さんの作った平和資料室へは、昨日お邪魔してきた。

小松さんは元小学校の先生で、子どもへの平和学習をしてきた中で、

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ウクライナの歌姫カテリーナ

ウクライナの歌姫カテリーナ

 この1年余り、ウクライナという国名を見なかったり聞かなかったりした日はなかったように思う。2022年2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻してからずっと戦争が続いており、新聞、テレビ、ラジオなどのマスメディアは現地の悲惨な状況を刻々と伝えてきた。
 しかし、昨年の終わりごろから日本のメディアにウクライナの状況が出なくなったと日本在住の民族楽器バンドゥーラ奏者のカテリーナさんはいう。
 「よくいわ

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「はだしのゲン」削除は撤回を!

「はだしのゲン」削除は撤回を!

みなさん、こんにちは。

暮らしを豊かにするお役立ち情報メディア「LIVIKA」の
新米ライター(予定)のHAYAOです。

ネットニュースで話題となっているテーマを取り上げます。
小学校の平和教育教材から、漫画「はだしのゲン」が削除されることになると報じられました。この漫画は、著者である中沢氏の被爆体験を元にしたものであり、戦争への怒りや平和への願いを込めた作品として知られています。私自身も、小

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