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戦争と平和について考える

戦争とは?

戦争(せんそう、war)とは、兵力による国家間の闘争である。
広義には内戦や反乱も含む。集団を形成するようになる有史以来、人類が繰り返してきたものである。
戦争に対を為すのは国際紛争の平和的解決である。銀行などが引受けた巨額の戦費は慢性的な租税負担となる。市民生活に対する制限と攻撃は個人の尊厳を蹂躙する。
時代ごとの考え方によって、違法性が認定されてきた。(wikiより)

視点を変えてみましょう。

あなたは宇宙船に乗って地球を離れました。
月から見る地球はどのように見えるでしょうか?

月から地球を望む

あなたの住む国の国境は見えますか?

あなたの住む家は見えますか?

さて、あなたは太陽系を離れ、銀河系が一望できる場所に着きました。

もはや太陽系すら点にしか見えません。
しかも太陽系は銀河の中心である繁華街から離れた郊外にあります。

銀河系での太陽系の位置

何が言いたいか。

地球は、宇宙から見たらちっぽけな惑星ですが、こんなに美しい星は他にないと私は思います。

こんなにキレイな、キレイな美しい地球の中で、なぜ争わなくてはいけないのか?

なぜ、人が人を殺す「殺戮」という「悲惨」なことが起きているのか?

「自然」を徹底的に破壊する、暴挙が繰り返されるのか?

領土のため、資源のため。

領土や資源が限られるこの地球で。
みんなで分け合えば足りるのに。

銀河系の片田舎の更に小さい小さいケシの実ほどの惑星で、宇宙から見たら猫の額ほどの土地と資源を争ってどうするのか?

優秀といわれ、偉いといわれる国のトップが、どうしてこんなことができるのか?

なぜ、一人を殺せば殺人者で、戦争で活躍(人をたくさん殺せば)すれば英雄なのか?

私たち人類や他の生き物、植物、鉱物も元をただせば同じ素粒子の集合体で、その素粒子は宇宙の誕生(ビッグバン)によりはじまりました。

皆、この宇宙に住む同士です。
争う必要はそもそもないんです。

私には好きな歌が2つあります。

一つはジョンレノンの「イマジン」です。

もう一つはルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」です。

こんな世界が必ずくると信じています。

憎しみの連鎖をどうしたら断ち切れるのか、飽くなき欲望をどう抑えるのか。

人類に突きつけられた難題ですが、一人一人が自分の事として考え続けることが大切だと思います。

「ユネスコ憲章」の前文にこうあります。

この憲章の当事国政府は、この国民に代わって次のとおり宣言する。

戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。

相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信を起こした共通の原因であり、この疑惑と不信の為に、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。

ここに終わりを告げた恐るべき大戦争は、人間の尊厳・平等・相互の尊重という民主主義の原理を否認し、これらの原理の代りに、無知と偏見を通じて人種の不平等という教養を広めることによって可能にされた戦争であった。

文化の広い普及と正義・自由・平和のための人類の教育とは、人間の尊厳に欠くことのできないものであり、 かつ、すべての国民が相互の援助及び相互の関心の精神を持って、果たさなければならない神聖な義務である。

政府の政治的及び経済的取り決めのみに基づく平和は、世界の諸人民の、一致した、しかも永続する誠実な支持を確保できる平和ではない。よって、平和が失われないためには、人類の知的及び精神的連帯の上に築かれなければならない。

これらの理由によって、この憲章の当事国は、すべての人に教育の十分で平和な機会が与えられ、客観的真理が拘束を受けずに研究され、かつ、思想と知識が自由に交換されるべきことを信じて、その国民の間における伝達の方法を用いることに一致し及び決意している。

その結果、当事国は、世界の諸人民の教育、科学及び文化上の関係を通じて、国際連合の設立の目的であり、かつ、その憲章が宣言している国際平和と人類の共通の福祉という目的を促進するために、ここに国際連合教育科学文化機関を創設する。

教育と文化(芸術)というアプローチで平和を実現する。

一つのテーマだと思います。

最後に、マララ・ユサフザイさんの国連でのスピーチをご覧ください。

no more war
平和でありますように。

#戦争 #平和 #コラム

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