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雑記集

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雑草という名前の草はない。 雑記という名前の記事もない。
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#健康

36.8

36.8

滅多なことで熱を出さない私なのである。

ゴホッ。ズリ、ズリリ。うん、喉がおかしい。鼻づまりがひどくて息がくるしい。風邪か? アレか? はやりのコロナなのか? 熱はどうだ? うん。平熱。

私は、滅多なことで熱を出さない。むしろ、からだの具合が悪いことを簡単に、具体的に、見紛うことなくはっきりと証明してくれるのが、体温計が示すその数字でありがちなことから、「むしろ、熱、出てくれよ。そのほう

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絶対風邪ひかないファンタジー

絶対風邪ひかないファンタジー

・体調悪い
ここんところ、体調が悪いのです。いえ、いっちょまえに自転車こいだり、働いたりはできます。私がいう「体調悪い」は、100%「声の調子が悪い」のことです。だから、声に関する働きが、今はしんどいです。いえ、「声」で稼いでいるわけではないのですけれどね。曲をつくって、それをパフォーマンスする練習をして、それを録音に残したりという活動を日々やっているので、「声」がしんどいのは、つまり私にとって「

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昼のペペロン

昼のペペロン

仕事のある日のお昼休みに家に帰っています。職場と家が、おなじ市内にあるがために実現していることです。自転車を僕の足で漕いで12分。信号の運がよければ10分で移動が済みます、片道。これが、けっこういい運動になっていると思います。定速走行を基に、交通状況に合わせて瞬間的に猛烈なダッシュをすることもあるので、筋力に負荷をかける動きと、持久力を要する動きの両方が含まれています。行き帰りで、25分未満程度。

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歯は「磨く」ものか?

歯は「磨く」ものか?

おのれを磨く、というような言い方がありますね。「おのれを磨く」という言い方が一般的かどうかわかりませんが、「自分磨き」という表現なら、どこかで触れたことがあるという人が多いのではないでしょうか。

技を磨く、なんて言い方もするんじゃないでしょうか。磨くという概念を、いろんな表現に応用しているのですね。そのこと自体は、ことばの可能性の広がりをわたしに教えてくれます。

歯を磨く、というのは、

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四季バテ、してます。

四季バテ、してます。

どこが悪いというほどのことでもないけれど体調がよろしくないことってありますよね。休む!という主張を認められるほどの大仕事をしたのでなくとも、だるい、ねむい、なんかつらい。休みを願い出るのも申し訳ないから願い出られないという程度の、よわぁい根拠。根拠のないつらさ。これの正体を夏バテと言って片付けてしまえるなんて、目から鱗が落ちる思いです。そうか、これなのね、夏バテって。すごい発明品ですよ、夏バテとい

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空元気

空元気

大きな震災があったあと、有名な歌手がラジオか何かで言っていたことを思い出す。「お金がある人はお金を、ちからがあるひとはちからを、なんにもないひとは元気を出そう」といったようなことだった。歌手は、うまいこと言うなと思った。

元気ってなんだろう。ことばをばらばらにして、もとの意味を考えるのが趣味の僕は、「気になって」しまう。

元気は「元」の「気」と書く。「気」というと、何か見えないものかな

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からだのニーズ

からだのニーズ

学生の頃は「居眠り人生」でした。親に学費を払ってもらっておきながら、学校に行って眠っているなんて。ぜいたく過ぎる睡眠環境です。

高校のときは、朝の「起立」の次の記憶が一日の終わりの授業の終礼の「起立」だった、ということもありました。いったい、一日何をしていたのでしょうか(寝ていた)。

大学のときも眠くて眠くて、よく寝入っては「船をこいで」いたようです。じぶんでじぶんが船をこいでいるとこ

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風邪はバカを狙い撃つ

風邪はバカを狙い撃つ

風邪ひきました。

ひかないようにいろいろ対策していますが、ぜぇんぶおじゃんです。対策しているつもり、努力しているつもり、つもりつもって大事なものが見えなくなっていたのかもしれません。

今回の風邪の一番の原因は、睡眠と食事をおろそかにしたことだと思っています。

どーんなに小手先の努力をしたって、睡眠と食事を圧迫したらオワリです。むしろ小手先の努力が睡眠と食事を圧迫したら、マイナスか

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捨てられないもの

捨てられないもの

わたしは、歌うことを習慣にしています。趣味であり楽しみであり、勉強や研究のタネであり、エネルギーを費やす運動であり、自己表現の手段であり、生きがいといっていいものだと思います。

体調がわるくて、歌うことに支障が出ると、わたしはそのことでなおさら元気がなくなります。あーあと思いますし、なんで体調がわるくなったんだろう、なんでこんな風邪なんか引いたんだろう、どこにわたしのいけないおこないがあった

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迷い飯

迷い飯

おなかがすいているときって、判断力が鈍くなります。判断力どころか、あらゆるパフォーマンスに関わる力が低下するようにすら思います。そういうときに、何をどこで食べるか決めることはなかなかしんどいものです。しんどく、困難なことでもあります。だって、判断力が鈍っているのですから。おなかが減っていないとき以上に、決められないのです。

これは、ひょっとするとですね、おなかが減る前に決めておけばいいのでし

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More? Enough?

More? Enough?

まるで何かの義務であるかのように食べ物を口の中に放り込み、荒々しい咀嚼もほどほどに胃の中に送ってしまうことがある。それの行動の原資となるのは、「時間がもったいない」という焦心かもしれない。

「疲れたなぁ」「イライラしているなぁ」と感じていて、行動や思考、向こう見ずに浮かんでくる原始的な思念の類を制するのがおっくうになってしまうことがある。そんなときにもやっぱり、食べることを何かの義務のように

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僕の実験レポート

僕の実験レポート

じぶんという存在は、もっとも身近で対話が可能な自然です。からだをつかった、ひとにお願いできない実験ができますね。なんの決議も合意形成も要りません(強いていえば、「じぶん企画会議」のようなものを通す必要がありますが)。その実験自体が、たのしい遊びにもなりますね。

運動だとか食事だとかいった、評判の健康法も、おのれのからだですぐに試すことができます。ビジネスや日常生活を助けたり、その負担を軽くし

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腹囲と頭囲

腹囲と頭囲

どんなに好きな食べものでも、そこまでは食べられないと思う。自制心がはたらいて、ほどほどでやめてしまうだろう。満腹感のほうが、先にやってくる。

32歳にしては、じぶんはよく体型を保っているほうだと思う。僕には5歳年上の兄がいるが、彼のおなかは(服を着ている状態では気にならない程度ではあるが)少しばかりの余裕を蓄えているといっていいご様子だ。僕も彼と同じ年齢になるころには、おなかに多少の余裕を蓄

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五臓六腑にヨーグルト

五臓六腑にヨーグルト

最近、ヨーグルトを野菜にかけて食べている。ドレッシングのかわりになるのだ。酸味と乳のコクのかたまりがみずみずしい野菜に乗ってワッと来るのがたまらない。

ドレッシングのかわりだなんて言ってしまったけれど、積極的意思によってそのようにしている。ヨーグルトさん、口がすべってごめんなさい。

400グラムくらい入るカップの中でぐるぐるっとかき回して、そのままちぎったレタスやらなんやらの上にすくっての

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