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Editor's note まえがきとしてのあとがき

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編集長・松島直哉による編集後記のような社説のようなエッセイ。不定期更新。京都の日常や観光にまつわるニュース、そしてALKOTTOの活動などについて書いていきます。
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記事一覧

#10 【2023年版】 大晦日に京都の観光メディアALKOTTOの人気記事をまとめてみた

#10 【2023年版】 大晦日に京都の観光メディアALKOTTOの人気記事をまとめてみた

昨年もやった、今年の振り返りとアクセスの多かった記事ランキングです。今年はもう去年以上に仕事が忙しくて、大晦日にこれを書きながらもまだ仕事の原稿も書いています。明日の元旦はさすがに休みますが、三が日もまあふつうに家で原稿やってますよ、くらいの忙しさです。

まずは振り返り。
紙面づくりが春に終わって、ひと息ついた頃にはもう新年度。一年生が今年もたくさん入ってきたものの、何度かきてやめた子や、2年生

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#9 11月初めのよく晴れた秋の休日に宇治の窯元・朝日焼で初めて茶盌を買うことについて。

#9 11月初めのよく晴れた秋の休日に宇治の窯元・朝日焼で初めて茶盌を買うことについて。

どーも。編集長の松島です。

世間がハロウィーンで賑わう10月31日の誕生日に、ふと「お茶を始めよう」と思いたち、文化の日の翌日となる11月4日のよく晴れた休日に、朝日焼さんの茶盌を買った。いたく気に入っている。木箱から取り出しては、ためつすがめつ眺めたりしては、悦にいってしまう。といっても流派がどうとかお稽古に通うとか、そういったことはいまのところ考えてはいない。ただなんとなく2,3年ほど前から

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#8 イベントレポート02 「まちづくりは、文化づくり」 at 京都文化博物館

#8 イベントレポート02 「まちづくりは、文化づくり」 at 京都文化博物館

こんにちは。編集長の松島です。おひさしぶりの更新なのでプロフページ貼っときますね。

先日、京都文化博物館別館ホールにおいて、ENJOY KYOTOコミュニティ主催の第2回目のイベントを開催。今回もぼくが登壇者のひとりとしてお話させていただいた。今回のテーマは「まちづくりは、文化づくり」。京都文化博物館学芸員の村野正景さん、京の三条まちづくり協議会事務局長の西村祐一さんをお招きし、TikTokやイ

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#7 イベントレポート「寺宝と文化財の継承と観光が果たす役割」 at 正伝永源院

#7 イベントレポート「寺宝と文化財の継承と観光が果たす役割」 at 正伝永源院

ENJOY KYOTOコミュニティ発足の経緯

6月15日、木曜日。前の週からずっとこの時期に特有の変わりやすい天気にイベント主催者のひとりとして朝からヤキモキさせられていたのだけれど、いざ当日の朝になってみると、青空こそ姿を覗かせてはいなかったものの、雨が降る気配はない。ネットの天気予報からも傘マークはすっかり消え去っていた。ふだん迷信めいたものはあまり信じないぼくなのだけれど「ああ、これはきっ

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#6 「KYOTO SCHOOL TRIP GUIDE Vol.2」が完成しました。

#6 「KYOTO SCHOOL TRIP GUIDE Vol.2」が完成しました。

なんだかずいぶんとごぶさたの更新になってしまったこの編集長日記。そして気がつけば今年最初の更新でもある。更新が滞った理由は、年が明けてからというもの本業であるコピーライター(といっても自分でもなにが本業なのかよくわからなくなっているのだけれど)の仕事がずっと忙しかったから。そしてその理由はというと、シンプルに京都に観光客が戻ってきたからだろう。京都市観光協会さんやホテル、海外への情報発信を考える企

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#5 大晦日に京都の観光メディアALKOTTOの2022年の人気記事をまとめてみた

#5 大晦日に京都の観光メディアALKOTTOの2022年の人気記事をまとめてみた

どうも、編集長の松島です。
なんだかバタバタとしていたら気づけば大晦日。いやー、マイッタマイッタ。じつは11月以降というもの、このnoteでも記事を書いてくれている京都外国語大学グローバル観光学科の学生を中心に進めている英字フリーペーパーの取材で、京都各地の神社やお寺を合計12カ所も取材で飛び回って、記事執筆から取材先による原稿チェック&やりとり、英訳、英語ネイティブチェック、表紙デザインや中面の

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#4 京都嵐山芸術祭から始めるポストコロナのアート&ツーリズム

#4 京都嵐山芸術祭から始めるポストコロナのアート&ツーリズム

嵐山渡月橋から見る山々の美しい風景が、30年後も見られる保証がないとしたら。

おひさしぶりの編集長noteの更新です。編集長・松島はハロウィーン生まれなのですが、今年の誕生日は子どもからもらった風邪でダウンしてしまい、キャンディーもお化けもディナーもケーキもない、かわりに熱と頭痛に見舞われた誕生日でした。とほほ。
さて、今回は京都嵐山芸術祭について。11月3日のまさに「文化の日」に開幕した今年初

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#3 Whole Love Kyotoのホテルカンラ京都でのPOPUP EVENTに見た「中間地点」としての可能性について

#3 Whole Love Kyotoのホテルカンラ京都でのPOPUP EVENTに見た「中間地点」としての可能性について

どうも、編集長の松島です。
このEditor’s noteという名の編集長日記は、ALKOTTO編集長にしてこのチーム唯一の大人(いちおう年齢的にはそういって差し支えない程度には立派なジジイ)であるこのぼくによる不定期日記でありつつ、いってみれば社説的な位置付けというか、「まえがきとしてのあとがき」などというサブタイトルもあって、なんだかよくわからないという人もいると思うのであらためて書いておくと

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#2 フランス人に学ぶ、張子の虎の魅力

#2 フランス人に学ぶ、張子の虎の魅力

どうも、編集長の松島です。
このところ原稿作業が忙しくてあんまり出歩いていなかったのだけれど、先日久しぶりに用ができたので、それじゃあということで街に出てみることにした。屋外ではすこしずつマスクをしていない人の姿を多く見かけるようになってきていて、まあようやくなのかなと胸を撫で下ろしている。早くみんなの顔を見ながら話をする日が来たらいいのになあと、心から願うばかりである。

またもや冒頭から余談な

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#1 ALKOTTOのこれからを考えるための、これまでの活動レポート

#1 ALKOTTOのこれからを考えるための、これまでの活動レポート

編集長の松島です。ぼくはかつて「後日読んでもらいたいささやかなまえがき」という名のブログを書いていた。当時はそれなりに読者もいてコメントなんかももらったりもした。ネットがいまより幾分か素朴だった時代の昔話だ(でも楽しかったなあ!)。そのブログはいまではもうなんとなく書くのをやめてしまったのだけれど、ALKOTTOのnoteにおけるこの文章というのは、まあいわゆるそのブログの代わりのようなものになる

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