ALKOTTO

京都を訪れる外国人観光客向け英字フリーペーパーENJOY KYOTOと京都外国語大学グローバル観光学科の学生有志が共同運営する観光メディア「ALKOTTO」公式アカウント。ALKOTTO=「歩く」+「古都」。歩くまち京都を外大生目線で発信し、トコトコ京都を歩こっと、とメッセージ。

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京都を訪れる外国人観光客向け英字フリーペーパーENJOY KYOTOと京都外国語大学グローバル観光学科の学生有志が共同運営する観光メディア「ALKOTTO」公式アカウント。ALKOTTO=「歩く」+「古都」。歩くまち京都を外大生目線で発信し、トコトコ京都を歩こっと、とメッセージ。

マガジン

  • Editor's note まえがきとしてのあとがき

    編集長・松島直哉による編集後記のような社説のようなエッセイ。不定期更新。京都の日常や観光にまつわるニュース、そしてALKOTTOの活動などについて書いていきます。

  • くるりと、音博と、ALKOTTOと。

    「京都の大学生」がつくるメディアALKOTTOがくるりの岸田繁さんを迎えてお話を伺った際の記録や、京都音楽博覧会2024に参加した際のレポートなどをまとめています。

  • メンバー紹介インタビューマガジン

  • 学生の街「京都」で描く未来

  • ALKOTTO初主催イベント「浴衣で初夏の京都をあるこっと」

最近の記事

  • 固定された記事

メディア ALKOTTOについて

「歩く」+「古都」=歩こっと→ALKOTTO ALKOTTO(アルコット)は、ENJOY KYOTOと京都外国語大学グローバル観光学科の学生たちと立ち上げたメディア。基本的には京都の文化や観光について、京都の外国語大学でグローバルな視点に立って観光について学んでいる大学生の語り口で紹介していこうというもので、いってみればENJOY KYOTOの姉妹店みたいなものである。 ●instagramはこちら ●twitterはこちら まずENJOY KYOTOについてかんたん

    • #12 生誕100年記念 人間国宝・志村ふくみ展「色と言葉のつむぎおり」に行ってきた。

      またまたおひさしぶりの更新となった編集長・松島直哉による不定期日記。今回は志村ふくみさんの展覧会を観に、滋賀県立美術館に行ってきたことについて書きたいと思う。ぼく自身この春に発売された別冊太陽で署名入りの記事を書かせていただいていたことや、ALKOTTOの誌面でもアトリエシムラさんに取材させていただいたこともあり、これは絶対に行きたいと思っていた展覧会。結論からいえば最高の時間だった。 まずこれまでの人生でたぶんいちども降りたことないJR瀬田駅で降り、駅前のターミナルで帝産

      • 音博2日目に訪れた数々の奇跡の瞬間 〜ALKOTTO編集長による京都音楽博覧会レポート(結)〜

        2日目は、初日に続きYouTubeリーダーのひとみちゃん、それからSNSリーダーのこはるちゃん、そして決まった役職はないものの役割や学年を超えてコミュニケーションをとってくれるALKOTTOのリベロ的な立ち位置を担うのどかちゃんとそのママンと一緒に参戦。とくにこの2日目は今回の音博のテーマがギューっと凝縮されたステージだった。 ヒューマンビートボクサーのSHOW-GOさんのパフォーマンスはどこかレイ・ハラカミさんを思い出させるものがあり、胸が張り裂けそうになった。今回は聴き

        • 音博1日目を包んだやさしい潮風とピースフルな夕暮れ 〜ALKOTTO編集長による京都音楽博覧会レポート(転)〜

          いよいよ迎えた京都音楽博覧会2024の初日、この日はALKOTTOのYouTubeチームのリーダーで、岸田さんを迎えての動画にも出演してくれているひとみちゃんと、岸田さんインタビューに関するnoteを書いてくれたさやちゃんと一緒に参加した。 途中、大阪の広告制作会社時代にお世話になった方と10年以上ぶりにバッタリと再開して、しばらく一緒に見たりもした。こういうのも音博の良さだと思っている。 じつは午前中に先述した初参戦のとき2歳だった長男の高校入試の説明会に行ってたことも

        • 固定された記事

        メディア ALKOTTOについて

        • #12 生誕100年記念 人間国宝・志村ふくみ展「色と言葉のつむぎおり」に行ってきた。

        • 音博2日目に訪れた数々の奇跡の瞬間 〜ALKOTTO編集長による京都音楽博覧会レポート(結)〜

        • 音博1日目を包んだやさしい潮風とピースフルな夕暮れ 〜ALKOTTO編集長による京都音楽博覧会レポート(転)〜

        マガジン

        • Editor's note まえがきとしてのあとがき
          12本
        • くるりと、音博と、ALKOTTOと。
          5本
        • メンバー紹介インタビューマガジン
          4本
        • 学生の街「京都」で描く未来
          3本
        • ALKOTTO初主催イベント「浴衣で初夏の京都をあるこっと」
          5本
        • 京都の商店街を歩く
          2本

        記事

          取材を通して伝えてきた岸田さんの音博への思いと音楽への愛 〜ALKOTTO編集長による京都音楽博覧会レポート(承)〜

          前回の記事でくわしく紹介した2011年の初参戦以降も、京都音楽博覧会はぼくにとって、本当に祇園祭や地蔵盆のような恒例行事となり、コロナ禍でのオンライン開催含めてほぼ毎年参加してきた。10年前の2014年の音博では、次男坊も参戦。同時に、ぼくが編集と記事執筆を担当している外国人観光客向け英字フリーペーパーENJOY KYOTOで、くるりに初めて取材させていただいた直後の音博だったこともあり、とくに思い出深いものになった。この号は「京都の音楽を海外の人に届ける音楽観光」みたいなテ

          取材を通して伝えてきた岸田さんの音博への思いと音楽への愛 〜ALKOTTO編集長による京都音楽博覧会レポート(承)〜

          東日本大震災の年に初めて行った音博での思い出 〜ALKOTTO編集長による京都音楽博覧会レポート(起)〜

          人前で泣いたのは、いったいいつ以来だろう? といっても、実際に涙を流している瞬間を隣にいた学生たちに見られたわけではない(と思う)。でもぼくは今年開催された京都音楽博覧会2024の初日、「ブレーメン」が演奏されているあいだ、ずっと泣いていたし、頬を伝う涙を拭うことさえしなかった。涙が流れたがっているのであれば、それに抗う必要などない。なんとなくそんな気がしたからだ。歌詞がとか、思い出のとか、感動のとか、そういう安っぽい感情からではない。音楽そのものが心のいちばん柔らかい部分に

          東日本大震災の年に初めて行った音博での思い出 〜ALKOTTO編集長による京都音楽博覧会レポート(起)〜

          「京都の大学生」が、くるりの岸田繁さんと話した120分の全記録。

          京都外国語大学 国際貢献学部 グローバル観光学科 3回生 本間紗矢 9月の半ば、中秋の名月の翌日で月暦では今宵は満月。そして旧暦ではもうすぐ冬だというのにまだ来ない秋を待ちわびている、暑さが残るある日の午後のことだった。場所は京都市内のとある撮影スタジオ。そこで、わたしにとって特別な瞬間が訪れようとしていた。 「トントントン」、軽やかな足音が聞こえてくる。階下から階段を上がってきたひとりの男性の顔が見え、スタジオに用意されていた指定の席に座る。わたしは与えられた役割である

          「京都の大学生」が、くるりの岸田繁さんと話した120分の全記録。

          「京都学生祭典」-京都三大祭りに続け、学生が主役の京都のお祭り

          こんにちは。ALKOTTO3回生の鈴木里菜です。 本記事は、大学企画のマガジン「学生のまち『京都』で描く未来」の第2弾です。わたしは、今年の10月13日(日)に開催される京都学生祭典の実行委員長である篠原さんに取材をしました。取材を通して知ることができた京都学生祭典の実行委員の皆さんが描く京都での未来について書きました。 皆さんは京都学生祭典というイベントを知っていますか?2003年から始まったこのイベントは今年で開催22年目。京都の20を超える大学・短期大学・専修学校な

          「京都学生祭典」-京都三大祭りに続け、学生が主役の京都のお祭り

          「京大銭湯サークル」 京都の銭湯文化を100年先も

          みなさん、こんにちは。 グローバル観光学科2回生の坂本ゆりあです。 わたしたちはいま、「京都の大学生が描く京都の未来」をテーマに、京都で活動する大学の団体やサークルなどに取材をさせていただいています。 今回は、京大銭湯サークルさんへの取材の様子をお届けしたいと思います!京大銭湯サークル副会長の丸山和栞さんと、和田晨さんにお話を伺いました。 おふたりとも京都大学の1回生で、丸山さんは哲学や倫理学を、和田さんは地球工学を専攻されています。 銭湯サークル会長の竹林さんのお人柄

          「京大銭湯サークル」 京都の銭湯文化を100年先も

          インタビュー企画 学生の街、わたしたちが描く“京都“ の未来

          京都、大学生、社会問題 大学生が人口の1割を占めている京都。辺りを見渡せば近くにキャンパスがあり、大学生が歩いている。でも、府内に就職する学生は2割弱ほどしかいないらしい。そんな統計が出ているなんて信じられないけれど、財政難などとあちこちから聞こえ、社会問題にもなっているほどだから、この現状を何とかしなくちゃいけない。    京都に住みたい、京都で働きたいと思う大学生を増やすにはどうすればいいだろうと企画を考え、構想を練ることに。私たちALKOTTOのメンバーのほとんどが京

          インタビュー企画 学生の街、わたしたちが描く“京都“ の未来

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」第5回 出会った人たち

          こんにちは!noteに記事を書くのはおひさしぶりとなったALKOTTO 3回生の河原のどかです。 今回の記事はALKOTTOメンバーで浴衣を着て、京都の初夏の楽しむという本企画のシリーズ第5回目。わたしは今回のイベントで出会った人たちについてとくに書いていきたいと思います(企画の内容は他メンバーの記事に、よりくわしく記されていますので、読んでみてくださいね)。 というのも、当日は雨予報だったけどなんとか太陽を拝め、暑いくらいだったこの一日で本当にたくさんの人々にお会いでき

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」第5回 出会った人たち

          大映通り商店街 日本で唯一、八百屋さんが営む旅行会社

          (編集 : 3回生 田中萌々花) 今日は、ちょっと進路のことでモヤモヤしていたわたしが出会った「大映通り商店街」の珍しいお店のお話を書こうと思います。 「自己分析?そんなのせんでええんちゃう。」 「それよりも、商店街のおっちゃんと最近こんなことあって〜って会話しとる方がよっぽど自分のこと知れるんちゃう。おっちゃんに相談したらええやん。」 最近、わたしの心に響いた言葉。 吉本興業元社長の大崎洋さんが講演してくださった時の言葉。 同級生が、 「最近就活が始まって、自

          大映通り商店街 日本で唯一、八百屋さんが営む旅行会社

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」 第4回 袖振り合うもあるこっと。

          みなさん、こんにちは。 グローバル観光学科2回生の坂本ゆりあです。 出会いの春はあっという間に過ぎ、どきどきわくわくの夏がやってきましたね。 ALKOTTOにもたくさんの新入生が加入してくれて、喜ばしい限りです。 さて、先日わたしたちは「KOTOFURI」さん、「むす美」さんとのコラボ企画「浴衣で初夏の京都をあるこっと」を開催しました! KOTOFURIさんから浴衣と帯と下駄を、むす美さんからふろしきをお借りして、鴨川沿いをお散歩しました。 当日の午前8時ごろ、ENJO

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」 第4回 袖振り合うもあるこっと。

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」第3回 ALKOTTOのメンバーと過ごす忘れられない初夏の一日

          ~わたしが体験した京都での初夏の一日編~  こんにちは。ALKOTTO3回生の鈴木里菜です。 本記事は、全6回からなるマガジン「浴衣で初夏の京都を歩こっと」の3回目。わたしは今回、浴衣企画に参加して体験したことを思いのままに綴ろうと思います。 「浴衣で初夏の京都を歩こっと」 まおさんからこのイベントを企画しているというお話を聞いたときから、絶対に参加したいと楽しみにしていて待ち遠しかったこの日。 このイベントでわたしは「初夏」というものを人生で初めてちゃんと体感したよ

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」第3回 ALKOTTOのメンバーと過ごす忘れられない初夏の一日

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」第2回 心夏めく、初夏の京都をあるこっと。

          ~初夏の京都の楽しみ方と美しさ編~ こんにちは。 3回生でALKOTTOのリーダーの田中萌々花です。 今回は6月16日に実施した「浴衣で初夏の京都をあるこっと」という私たちALKOTTO初の主催イベントについて、私はとくに「京都の初夏の美しさ」という視点で書いてみたいと思います。 私が京都へ来てよく感じること、それは季節が四つではおさまらないこと。四つの季節の間に、いったいいくつの季節を持っているの? いつも目の前に広がる京都の景色に問いかけてしまう。それはまるで色の

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」第2回 心夏めく、初夏の京都をあるこっと。

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」第1回イントロダクション

          ~企画のはじまり、事前準備のあれこれ編~ こんにちは。ALKOTTO4回生の剱物真桜です。ご無沙汰の投稿になりました。 祇園祭の前・後祭も過ぎ、京都もいよいよ暑さが本番を迎えましたね。 京都の夏は、夏越の大祓に始まり祇園祭でクライマックスを迎え、五山の送り火で終わりに向かっていきます。とにかく湿気と日差しにやられる京都の夏ですが、風物詩が盛りだくさんで飽きることがなく、どうにも部屋に籠ることを許してくれない困った奴です。 全6回のシリーズからなる本マガジン「浴衣で初夏の

          「浴衣で初夏の京都を歩こっと」第1回イントロダクション