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短編

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フィクション、ノンフィクション、小説、体験談など。ジャンルに拘らず、何か書きたいことがあったときに投稿。
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物価高騰と品不足がキツすぎる〜世の中不穏すぎる〜

物価高騰と品不足がキツすぎる〜世の中不穏すぎる〜

最近、何でもかんでも値段が上がって大変に困っている。
これは主婦だけではなく、ほとんどの人が頭を悩ませている問題だろう。
肌感覚ではほとんどの商品が最低でも1〜3割、下手すると倍近くになっているものもある。

我が家は週に2回ほど買い物に行くが、以前なら1回につき2500円〜3000円弱で済ませていたのが、同じ商品を購入しても4000円以上かかることがザラだ。

そしてこの物価高騰に輪をかけての品

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無駄の集大成〜詩人最強説〜

無駄の集大成〜詩人最強説〜

単純に、無駄なことがいちばん楽しい。

ちなみにここでいう「無駄」とは、別にあっても無くても生活に大した問題を起こさない事・物とする。(あまりにも極論に走ると大概良いことはないので)

実生活で思い出してみると、それは山ほどある。

例えば小学校の時流行った虹色の鉛筆。
大体虹を描く時には色鉛筆7本を使うのがほとんどだし、それが1本に7色まとまっているからと言って綺麗な虹が描けるわけではない。

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砂になりたい

砂になりたい

ふとした時、無性に寂しくなる時がある。

それは、夫がいようが子どもがいようが関係なく、唐突に起きる。なにか悲しいことがあったわけでもない。家族は皆元気で、不満や多少のトラブルはあるにせよ至って穏やかである。

寂しいという気持ちは不思議で、なんの前触れもなく風が靡くように心をすり抜けていく。

今ふと、過去に下書きしたまま埋もれていた文章を何気なく読んだ。
ちなみに上記は、2021/7/20最終

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世の中99%がほむほむだから今日も安心して寝れる

世の中99%がほむほむだから今日も安心して寝れる

みなさんご存知、ほむほむこと穂村弘。

知らない方は是非、「整形前夜」「世界音痴」「君がいない夜のごはん」あたりを手に取って読んでいただきたい。
読んだ方は、まずこのタイトルの意味を理解していただけると思う。

さっきYouTubeで、成田悠輔が本について語っている動画を見た。
そこで私は、彼と私たち(ほむほむ)の間に圧倒的な壁があることを理解した。そして、どうやらこれは知性によるものだけではなさ

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「ドライブ・マイ・カー」〜妻の言葉〜

「ドライブ・マイ・カー」〜妻の言葉〜

もし一生分の涙を一度に流したら、タオルは何枚必要になりますか。

彼はいささか、わたしのことを理解しすぎてしまう。わかりすぎる。私は、私の悲しみの上澄みだけを一気に網でかっさらう人が欲しかっただけなの。彼では、私の心の深いところにまで気づいてしまって、私は彼を傷つけてしまいそうでそれが嫌だったの。

だからね、男は多少鈍くて優しくて馬鹿が好き。
私の美しいところだけを見て、幻想に浸ってくれる男。傷

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友に捧ぐ言葉

友に捧ぐ言葉

友よ、悲しんではいないかい。
友よ、楽しんでいるかい。

あなたがわたしから離れることがあったとしても、わたしはいつもここにいる。

あなたがわたしを嫌ったとしても、わたしはいつも好きでいる。

あなたが愛に気づかなくても、わたしはあなたを愛している。

あなたが苦しんでいるのなら、迷わずその手を引き寄せよう。

友よ、喜びに満ちあふれているかい。
あなたがわたしに与えてくれた全ての喜びを、あなた

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一見強くなったように見えるが、ただ単純に不必要な物に立ち向かわなくなっただけ。

一見強くなったように見えるが、ただ単純に不必要な物に立ち向かわなくなっただけ。

強いと言われたことはあるだろうか。

それなりに経験のある人はいると思う。私自身もちょくちょく言われるが、「いやいやそんなことないって。普通に落ち込むし、悩むし、泣くし。」くらいに思っていた。

そして今、夜な夜な、はてそういえば何故だろうと思った。寝た方がいいだろうに、こんな時間にかなり無駄な思考をしてみた。

そしてタイトルに至る。多分、これだ。

なんとなく歳を重ねるにつれ、生真面目さのよう

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母

誰かを、殺してしまいたいほど憎んだことはありますか。
誰かを、殺してしまいたいほど愛したことはありますか。

私は、あるんだと思います。

ごくごくありふれた、普通の家庭で生まれました。ひとりっ子で寂しい思いをしたなんてよく聞きますが、父と母は私を、とてもとても愛してくれましたのでそんなことは一つも思ったことがありませんでした。

父は、真面目で子煩悩な人でした。
詳しくはわかりませんが、どこかの

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たこやき

たこやき

あたしね、たこ焼きがすっごい好きなの。
コンビニに寄るとお腹が空いていなくてもついつい見てしまうし、買っちゃう。
それで、たこ焼きを熱々にチンしちゃう。丸いのがヘニョって潰れちゃうくらい。
そこにね、ソースをかけて、その上からマヨネーズをこれでもかっ!ってくらいぶわぁってかけて。
あ、鰹節とか青のりはそんなにいらないかも。ただただマヨネーズが好きなだけなのかな。
何回食べても、また買っちゃうんだよ

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ドライブが好き

ドライブが好き

ドライブが好きだ。

運転中に音楽はかけない。とにかく無音でひたすら運転する。
誰の声も何の音もしない、私だけの個室となる車内で、ようやく無心になれる気がする。

走行中は当然、周囲への意識が高まる。
信号機、通り過ぎる車、歩道を歩く人。
国道から見える稲の穂が前より垂れていることや雲の流れの速さまで、いつもは意識して見ないことも運転席からはよく見える。

思考でがんじがらめになった頭は、空っぽに

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自惚れて上等

自惚れて上等

自分を満足させられないで、一体誰を満足させる気なのだろう。

いい作品は大抵、勘違いから生まれる。

これは名言でもなんでもない、別にいい作品なんか作ったことのない私の意見だ。この発言が先ず自惚れであろう。
ただし、これにも一理ぐらいはあると思う。

そもそも「素晴らしいもの」の基準は、世間で話題になっている、大衆に価値が認められたものがほとんどだ。それ以外のものは見向きもされない。
でもその界隈

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地元愛は意外なところに隠れている

地元愛は意外なところに隠れている

最近、シソンヌにハマっている。
きっかけは、じろうさんが津軽の人だったから。
彼を見るたび、いつも青森を思い出す。

本州最北端で生まれ、大学を卒業するまでの22年間、旅行や就活以外で他県に出たことはなかった。
都会の人からすれば自然に囲まれた贅沢な環境なのかもしれない。だが、それが日常である私にとっては山や海なんかより、東京のビル群やお洒落なカフェの方がうんと魅力的で羨ましかった。
りんごもホタ

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1日1投稿には程遠いけど

毎回目標に立てては、すぐに挫折。
1日1投稿は並ではない。

でもまた不思議と、思い出した頃に書きたくなる。そんな、きまぐれ物書き。
ライターになってみたいなぁ、なんて夢物語を思ったりもするけど、雨の日も風の日も、書きたくなくたって書くってのは本当に大変なこと。

けれど何故だろうか、「文字を書く」ということは昔からずっと好き。心の内にあることを、文字にするのはとても難しいのだけれど、ずっとずっと

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noteのつづけ方

noteのつづけ方

そんなものがあれば、私が聞きたいくらいである。

真面目な話、私は継続がとにかく苦手だ。以前記事にも書いたが、続けることができないことで人生に与えている損失はとでも図り知れない。

新卒で勤めた会社を半年で辞め、フラフラ旅に出たかと思えばあっさりと地元に戻り、戻ったかの思えばまたフラフラ旅に出る。そんな行き当たりばったりの生活をするような人間に、継続というのは最高の苦痛である。実際に、育児日記を書

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