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誰かの時間をもらうということ|さとゆみゼミ#1

誰かの時間をもらうということ|さとゆみゼミ#1

「本気で書く人生は楽しい。」
ライター・コラムニストの佐藤友美(さとゆみ)さんの言葉に共鳴し、「さとゆみビジネスライティングゼミ」の4期生として学び始めました。さとゆみさんが主宰する「書くことを共に考える」ゼミです。

学びを深めるため、気づけたことや個人的な感想を書いていきたいと思います。
まずは第一回目のゼミについて、ご紹介しますね。

一時間半だけはいい人で

このゼミを「安全な場所にしたい

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『人見知りの根暗が性格を変えるためにキャバ嬢になってみた話』

『人見知りの根暗が性格を変えるためにキャバ嬢になってみた話』

水商売。
はてさて、私のような人見知りの根暗にはとんと縁のない商売である。

知らない人と楽しげに会話をし、ありとあらゆる物事に気を遣い、視線と心を配り歩く。

水商売といえば未だに偏見に苛まれる職業の筆頭であり、事実「男に媚び売ってお金貰えるんだから楽でいいよねぇ」と口さがない人間に面と向かって言われたこともあるが。

ならば1度やってみると良い。
これがまあ、楽なことなんてひとつもない。
ほん

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自由に書くために、心にとめてきたこと。

自由に書くために、心にとめてきたこと。

「ご自由にお書きください」

noteを開くと、こんなメッセージがつづられています。目の前にあるのは真っ白なページだけ。ご自由に書いていいといわれて嬉しい反面、言葉が出てこないときや、時間ばかりかかった日も多くありました。

自由に書きたいのに、言葉が足りない感覚がもどかしく感じます。私なりに「自由に書くということ」について、感じたことを3つまとめました。

noteを長く楽しむため、心に留めてい

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タモリに憧れちゃう理由。

タモリに憧れちゃう理由。

タモリに憧れる時期があった。

タモリは福岡から上京して早稲田大学に入るも、ジャズに傾倒した結果、学費未納で除籍。

福岡に帰り、地元でボウリング場の支配人になって、生命保険外交員になって。かと思ったら福岡の喫茶店の名物マスターになって。

タモリが喫茶店のマスターをやっていたころのエピソードでお気に入りのものがある。ウインナーコーヒーのお話だ。

お客さんからウインナーコーヒーを注文された店主は

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『宣伝会議賞!ファイナリストへの道。その4』

『宣伝会議賞!ファイナリストへの道。その4』

3回に亘って
ファイナリストへの道を書いてきました。
しかし、まだ贈賞式の様子が出てこない。

これが噂の

『やるやる詐欺か⁉️』と思わないでくださいね!

まもなく始まりますよ。

なぜ、我々のような初心者が
選ばれたのか?
隣の席の方と話していたんです。

コピーを学んでいない
ビギナーの初々しさが目に止まったかも?
等と話していました。

隣の方も言われていましたが
座席に座って名前を見る

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『あの店は私のオアシス』

『あの店は私のオアシス』

私が前職で働いていたころ。
ズタボロに心を壊す、ほんの少し前の話だ。

別店舗への異動が決まった。
それは昇進してまもなくのこと。
私は入社時から「異動はしない」と公言してはばからなかったし、面接のときも、そこだけは社長に念を押していた。

だが、そんな口約束はなし崩し的に”なかったコト”にされて、”ならば明日から職を失うか?”と直接的に脅しをかけられれば「嫌」とは言えない。

仕方なかった。

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しあわせを紡ぐチョコレートの思い出を

しあわせを紡ぐチョコレートの思い出を

先日リンツのお店で、なつかしいチョコレートと出会いました。
青いパッケージに、アルプス山脈の名峰マッターホルンのお写真。

スイスコレクション ナポリタン チョコレートです!

青いパッケージのチョコレート

こちらのスイス生まれのチョコレート。私が小学生のとき、叔母からヨーロッパ土産にもらったお品と同じです。
当時いただいたお土産と、見た目は何も変わりません。

まだ売っていたなんて!
何十年ぶ

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絵画の価値をはかるとき

絵画の価値をはかるとき

趣味で油絵を描いていた方のお話を、ふと思い出しました。
共感できる部分が多かったので、語られたナラティブに感謝してご紹介したいと思います。

私自身は絵画販売について専門的な知識はなく恐縮ではありますが、アートのある暮らしの良さや価値のあり方について気づきがありました。

ご一読いただけると幸いに思います。

いきさつ

その方は趣味で、社会人生活のかたわら風景や静物などの油絵を描いていました。絵

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夢が自分を選ぶんじゃない、自分が夢を選ぶんだ【勝手にリレーエッセイ2023冬#2】

夢が自分を選ぶんじゃない、自分が夢を選ぶんだ【勝手にリレーエッセイ2023冬#2】

はじめましての方も、
そうでない方もこんにちは。
ワタクシ、リトと申します。

35歳。営業やってます。
エッセイ書いてます。
赤裸々な過去の話もしてます。
ちょっと変な旦那がいます。
緊張してます。
どうぞよろしくお願いします。

起点となったイトーダーキさん、そして第一走者である、よよ@さんの記事はこちら。

【本編】

まず、よよ@さんの記事を引用する。

実現しないような夢でも、
見るだけ

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『群青色を身にまとって』

『群青色を身にまとって』

私が父を亡くしたのは、高校生の頃だ。
もう15年以上も前になるので、正確に「どれくらい前になるのか?」と訊ねられると、正直答えに窮する部分があるのだが、10代の頃に亡くなったのは間違いないので、父は、私の成人した姿を見ることはなかった。

私の成人式。
振袖姿の私を見守ってくれたのは何人かいる叔母たちと、祖父母、そして私の母だった。

AbemaPrimeに出演する際に、家族3人で写っている写真が

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今日も、点をつなげて。

今日も、点をつなげて。

実は今日、誕生日。

まあ、そんなことを公に書くのもなんだかだし、今さらうれしいとか、そういうこともないのですが~。

でも、今日のnoteを書くにあたっての。
やはり節目として思うことがあって、こういう考えを巡らせた、という理由のようなものとして、の前置きだとお許しください。笑

朝イチ、母親からおめでとうのライン。
なんとなく、あーありがとう、とさくっと返事したものの。

よくよく考えてみると

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誰かの暮らしを感じること。

誰かの暮らしを感じること。

ふとんから出たくない。眠い。
目は覚めたものの、なかなか起き上がれない。

まだ真っ暗な中、身支度を整え、おにぎりを作り、朝ごはんの準備をする。

まだ暗くてカーテンも開けられない中、朝ごはん。
ただ時間を気にしながら、もくもくと準備をこなす。
凍った車のガラスを溶かす。

今日は次男のサッカーの大会2日目でした。
上も下もせいいっぱい重ね着して、ダウンコートとブーツ。
それでも、寒くてたまらなか

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いつか読もうと思っていた本/明日の私に残すnote

いつか読もうと思っていた本/明日の私に残すnote

ぬこです。
ずっと読みたいなあと思いながら、

といった言い訳を使い続け、購入に至っていなかった本がありました。
それが、家庭向けの雑誌を発行されている暮しの手帖社さんの『戦争中の暮しの記録』。

暮しの手帖社さんは、その前身、衣裳研究所から始まります。
戦後まもない、物の無い時代でもおしゃれに美しく暮らしたいと願う女性への、服飾の提案雑誌から今のスタイルへ変遷していきました。

その根底に、あの

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なぜ走るのかと聞かれたら

なぜ走るのかと聞かれたら

趣味でランニングをしています。

なぜランニングするのかと聞かれたら。
足を止めなければ、いつかはゴールにたどりつくとわかっているから、と答えます。

わかりやすいくらい、ゴールまでの自分の居場所がわかるから。

いま何キロ走ったか。
あと何キロ残っているか。

目標達成に近づいているって数字でわかるから。目標の数字に近づくと励みになるし。数字でわかるなんて、なんてランナーに優しいんだ!って思いま

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