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ほんの一センチメートルだけ愛していてください
お誕生日おめでとう。
そう伝えたくて、久しぶりにどうしても会いたくて、仕事で色んなことがあって聞いてほしくて、7月ぶりに彼に会った。
3ヶ月ぶりだとは思えないくらい、会話も弾んで、あなたは変わらずわたしの話をうんうん聞いて。
仕事の話がとまらなかった。あれもこれも、聞いてくれて。お酒もすすんだ。
話の流れでわたしの生い立ちの話になって、人に話したことがないことも話した。
あなたが間違いなく、わ
誕生日に推しの舞台を申し込みしたら見事に当選して、そして前から3列目ドセンターという素晴らしすぎるチケットが届いた。誕生日プレゼント、ありがとう。わたしはまた今年も孤独に、でも推しを見に行く楽しみを飼い慣らして年を重ねます。どこまでいっても、自分しか自分を助けられないものだね。
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届くはずのないあなたへ
あなたへ
届くはずがないからこそ、ここに、
あなたへの手紙を書こうと思います。
長くなるけど読んでくれると嬉しいです。
あなたと「仲良く」なってからもうすぐ3年になるね。出会ってからは5年くらいたつね。その間で、わたしたちは何が変わって何が変わってないんだろうね。
どうして、わたしはどんなに辛くても虚しくなると分かっていても、あなたに会いたいと思ってしまうんでしょう。どうして、わたしはあなた
もう絶対に誰かを頼ったり甘えたり弱さを見せたりしないの。決めたの、強く。人はどこまでいっても、ひとりきり、孤独。孤独から逃れることなんて死ぬまでできない。
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こうなってしまうことは最初から分かりきっていたはずだったのに
朝に空を見上げたら、綺麗な快晴で、バス停でバスを待ちながら雲が流れていくのを見てた。
あの雲みたいに、わたしももうどこか遠くへ流れて行きたい。
土曜日の早朝、彼を叩き起こして始発で家へと返した。
その前から夜中も何度も、「もう帰っていいよ、帰った方がいいよ」と言ったけどその言葉は聞き流された。
わたしと一緒にいたかったんじゃない、きっとお酒が回って疲れていたから眠りたくて始発で帰りたかったんだろ
見た目とか体裁とかどうでもいいって言って抱きしめてよ
いつからか、夜景のポートレートの画像を集めるようになった。
夜なら、自分を上手く隠せる気がする。夜の中に溢れる光には、なぜだか嘘がない気がしていた。どうしようも価値のない自分でさえ、夜の闇の中なら少しだけ顔をあげて生きていける、そんな気がしていた。
もう、わたしの気持ちなんて、きっとこの世界中探しても、誰にも一ミリのズレもなく真っ直ぐに伝わることも届くことも理解されることもないだろうと感じてから