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バイオ系の学部を卒業した筈なのに、紆余曲折を経てフリーの通信インフラ系エンジニアとして…

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バイオ系の学部を卒業した筈なのに、紆余曲折を経てフリーの通信インフラ系エンジニアとして開業。 仕事、科学、芸術、読書など色々書けると楽しそう。 サイトマップはプロフィールからご確認ください。

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    日々思うことやその他雑然としたものたち

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固定された記事

わたしのこと

初めまして、tmcnと申します。 脳ミソの中身を解放してあげる場所をつくるために始めました。 個人的な日記であり、文章を書く訓練でもありといった感じだけれど、いつか…

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3年前
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1年前
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異性装の魔力

noteへの最後の投稿から1年2ヶ月以上経ってしまいました。 この1年で私はより自由に正直になれたと思います。 過去の自分の記事を読み直してみると、基本的にアートか科学…

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1年前
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note、1年3ヶ月ほど放置してました。
ひとつ書きたいトピックが出てきたので形になれば公開しようと思う。
区切りをつけるために名前も変更(pokoyama→tmcn)。

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1年前
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英会話個別レッスン体験記

あと数ヶ月で30歳になります。 20代でやり残したことを考えた結果、英会話教室に行き着きました。 思い立ったが吉日、さっそく市内の英会話教室を探して体験レッスンへ突…

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2年前
8

上野の森美術館「蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」感想

上野の森美術館にて開催された蜷川実花展へ行ってきましたので、その感想です。 都会の人出は徐々に戻りつつありますが、上野もその例外では無いようで、大勢の家族連れや…

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2年前
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吃音と生きる

言うまでもなく個性や弱点は人それぞれ異なります。 そして個性は伸ばすべきものであり、弱点は克服するもの又は隠すものであると言えます。 私が普段隠そう隠そうと努め…

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2年前
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王国のマリア 人形展覧会感想

1ヵ月半以上ぶりの記事投稿です。 ずっと自宅でひっそりと働いていました。 東京都町田市で開催されている展覧会へ行ってきたので、今回はその感想です。 以前「マリアの…

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2年前
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【熟成レビュー】地中美術館(2018年)

note開始以前に書き溜めていた美術館の感想を投稿する試み。 今回は、2018年に訪れた地中美術館のレビューです。 アートの島として名高い香川県の離島・直島に佇む、静謐…

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2年前
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遺伝子は生命の楽譜であるという生命観

今回は私が生命科学系の学生だったときに出会ったとある生命観を紹介します。 それは「遺伝子は生命の楽譜である」というものです。 皆さんの細胞には核があって、その中…

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2年前
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【熟成レビュー】アルフォンス・ミュシャ展(2019年)

note開始以前に書き溜めていた展覧会の感想を投稿する試み。 今回は、2019年に小田急百貨店で開催された「アルフォンス・ミュシャ展」です。 アール・ヌーヴォー(19世紀末…

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2年前
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何故エンジニアを続けられているか

私が投稿したnoteを改めて見返すと、芸術や食品化学に関する記事が大半を占めます。 学生時代の専攻に関係ありますし、単純に興味のあるカテゴリーです。 そんなnote内で…

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2年前
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MERRY ART GALLERY「レディメイドメタル2」感想と世界を広げるということ

レディメイドメタル2なる展覧会へ行ってきました。 twitterで偶然知った展覧会。 "Ready-Made(既製品)" と "Lady-Maid" のダブルミーニングだそうで、そこに"メタル"が加わ…

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2年前
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勉強する理由について考えた結果発表

「どうして勉強しなきゃいけないんですかぁー?」 この質問は、大人が子どもから聞かれる永遠の問いのように思われます。 「どうせ将来使わないし」 ありがちな発言です。…

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2年前
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鳥居みゆき単独ライブ 狂宴封鎖的世界『不動』 感想

約一年の延期を経て開催された鳥居みゆき単独ライブ 狂宴封鎖的世界「不動」を観てきましたので、僭越ながらレビュー致します。 演目の内容にも触れていますので、これから…

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3年前
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【熟成レビュー】ムンク展―共鳴する魂の叫び(2019年)

note開始以前に書き溜めていた展覧会の感想を投稿する試み。 今回は、2019年に東京都美術館で開催された「ムンク展―共鳴する魂の叫び」です。 芸術家の精神が作品に如実…

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3年前
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わたしのこと

わたしのこと

初めまして、tmcnと申します。

脳ミソの中身を解放してあげる場所をつくるために始めました。
個人的な日記であり、文章を書く訓練でもありといった感じだけれど、いつかどこかの誰かに共感してもらえたりするのかな。
そうなればより嬉しいです。
以下、自己紹介とサイトマップです。
※ちなみに名前は学生時代のあだ名に由来しています。

自己紹介職業はフリーの通信インフラ系エンジニアです。
簡単な経歴を以下

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異性装の魔力

異性装の魔力

noteへの最後の投稿から1年2ヶ月以上経ってしまいました。
この1年で私はより自由に正直になれたと思います。

過去の自分の記事を読み直してみると、基本的にアートか科学のことしか書いてないですね。
確かにアートと科学は楽しい。相反する活動のようで混ざり合う領域もあり、興味に事欠きません。

今回も広く括れば「アート」かもしれません。

私は男性として生まれ、男性として振る舞い、女性を好きになり、

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note、1年3ヶ月ほど放置してました。
ひとつ書きたいトピックが出てきたので形になれば公開しようと思う。
区切りをつけるために名前も変更(pokoyama→tmcn)。

英会話個別レッスン体験記

英会話個別レッスン体験記

あと数ヶ月で30歳になります。
20代でやり残したことを考えた結果、英会話教室に行き着きました。

思い立ったが吉日、さっそく市内の英会話教室を探して体験レッスンへ突撃。
喋る時間が沢山確保できると思ったので、個別レッスンやってるとこにしました。

スクール内の各ブースでヘッドホンを装着してオンライン英会話を実施するスタイル。
正式契約後は家からでも実施できるとのこと。

人生初の英会話教室。

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上野の森美術館「蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」感想

上野の森美術館「蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」感想

上野の森美術館にて開催された蜷川実花展へ行ってきましたので、その感想です。

都会の人出は徐々に戻りつつありますが、上野もその例外では無いようで、大勢の家族連れやカップルで賑わっていました。

そんな中、私は相変わらず独りで上野恩賜公園へ進入します。
今回は上野の森美術館。
写真家であり映画監督でもある蜷川実花氏の展覧会が目的です。

「ヘルタースケルター」「さくらん」「ダイナー」と言った映画作品

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吃音と生きる

吃音と生きる

言うまでもなく個性や弱点は人それぞれ異なります。
そして個性は伸ばすべきものであり、弱点は克服するもの又は隠すものであると言えます。

私が普段隠そう隠そうと努めている弱点に「吃音」というものがあります。
吃音。
ご存知でしょうか。
国立障害者リハビリテーションセンターのHPでの説明は以下の通りです。

吃音(きつおん、どもり)は、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。単に「滑らかに話せな

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王国のマリア 人形展覧会感想

王国のマリア 人形展覧会感想

1ヵ月半以上ぶりの記事投稿です。
ずっと自宅でひっそりと働いていました。

東京都町田市で開催されている展覧会へ行ってきたので、今回はその感想です。

以前「マリアの心臓」というギャラリーの存在を記事にしたことがあります(下記参照)。

現在は京都にある当ギャラリーが約3年振りに東京で開催する展覧会です。
伝説の人形作家・天野可淡の作品を筆頭に、恋月姫や三浦悦子などなど錚々たる顔ぶ

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【熟成レビュー】地中美術館(2018年)

【熟成レビュー】地中美術館(2018年)

note開始以前に書き溜めていた美術館の感想を投稿する試み。
今回は、2018年に訪れた地中美術館のレビューです。

アートの島として名高い香川県の離島・直島に佇む、静謐な空間です。

日付:2018年9月14日
場所:地中美術館(香川県 直島)

出張で香川県へ行くことが決まった時点で、まず思い浮かんだのは大学の同級生から耳にした地中美術館の存在であった。

滞在ホテルの最寄である宇多津駅か

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遺伝子は生命の楽譜であるという生命観

遺伝子は生命の楽譜であるという生命観

今回は私が生命科学系の学生だったときに出会ったとある生命観を紹介します。
それは「遺伝子は生命の楽譜である」というものです。

皆さんの細胞には核があって、その中に遺伝情報を担うDNAが鎮座している。
この構造はよく知られている事実です。

そんなDNAを説明する際の比喩として最もメジャーなものは「設計図」だと思います。
DNAという設計図に従って個々の生命が形作られる。
確かにDNAに刻まれた塩

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【熟成レビュー】アルフォンス・ミュシャ展(2019年)

【熟成レビュー】アルフォンス・ミュシャ展(2019年)

note開始以前に書き溜めていた展覧会の感想を投稿する試み。
今回は、2019年に小田急百貨店で開催された「アルフォンス・ミュシャ展」です。

アール・ヌーヴォー(19世紀末から20世紀初頭にかけて起きた美術運動)を代表する画家・イラストレーターで、現代のクリエイターにも大きな影響を与えています。

日付:2019年1月6日
場所:小田急百貨店 新宿店本館

私が後悔していることの一つは、2017

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何故エンジニアを続けられているか

何故エンジニアを続けられているか

私が投稿したnoteを改めて見返すと、芸術や食品化学に関する記事が大半を占めます。
学生時代の専攻に関係ありますし、単純に興味のあるカテゴリーです。

そんなnote内では殆ど触れていませんが、私の本業は通信インフラ系エンジニアです。

「5G」「IoT」「自動運転」……。
ニュースや雑誌でよく目にしますね。
要は、皆さんが今まさに手に持っているスマホやタブレットが快適に通信できるように、日々奮闘

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MERRY ART GALLERY「レディメイドメタル2」感想と世界を広げるということ

MERRY ART GALLERY「レディメイドメタル2」感想と世界を広げるということ

レディメイドメタル2なる展覧会へ行ってきました。
twitterで偶然知った展覧会。
"Ready-Made(既製品)" と "Lady-Maid" のダブルミーニングだそうで、そこに"メタル"が加わった半機半人的なテーマの展覧会です。
なんとも素敵な異空間でした。
※ややホラーチックな作品の写真を掲載しています。ご留意下さい。

レディメイドメタル2横浜は元町・中華街駅から徒歩数分。

横浜外国

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勉強する理由について考えた結果発表

勉強する理由について考えた結果発表

「どうして勉強しなきゃいけないんですかぁー?」
この質問は、大人が子どもから聞かれる永遠の問いのように思われます。

「どうせ将来使わないし」
ありがちな発言です。

と言うわけで、今回は「勉強する理由」について自分なりに考えた結果を書き殴っていこうと思います。

但しnoteは私の脳内を合法投棄する場でもあるので、世の小中高生諸君を説得する材料としては使い難い記事が生まれる予感がします。
悪しか

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鳥居みゆき単独ライブ  狂宴封鎖的世界『不動』 感想

鳥居みゆき単独ライブ 狂宴封鎖的世界『不動』 感想

約一年の延期を経て開催された鳥居みゆき単独ライブ 狂宴封鎖的世界「不動」を観てきましたので、僭越ながらレビュー致します。
演目の内容にも触れていますので、これから鑑賞される方はご留意下さいませ。

ラブ守永氏(元相方)と栗山英宜氏を共演者として迎えた、鳥居みゆき作・演出のメルヘンでマッドネスな空間。
放出された鳥居みゆきの脳内で劇場が満たされていました。

※日時:2021年6月19日(土) 昼公

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【熟成レビュー】ムンク展―共鳴する魂の叫び(2019年)

【熟成レビュー】ムンク展―共鳴する魂の叫び(2019年)

note開始以前に書き溜めていた展覧会の感想を投稿する試み。
今回は、2019年に東京都美術館で開催された「ムンク展―共鳴する魂の叫び」です。

芸術家の精神が作品に如実に現れることが良く分かる展覧会でした。

日付:2019年1月4日
場所:東京都美術館(上野)

去年の9月から始まった出張ラッシュが落ち着かないまま迎えた正月。
確実に首都圏に留まれるのが年末年始のみであるならば、と年明け早々

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