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わたしという人格の設定資料集

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2023年11月の記事一覧

「ありふれたせかいせいふく」の「ガスコンロ」の意味

ピノキオピーの2012年の曲「ありふれたせかいせいふく」をわたしが知ったのは2013年頃。

当時はいじめについて歌っていると思っていた。

けれど最近、この曲はそれに留まらず、もっと広範に、今の社会のディストピア性を鳥瞰して歌っていたのではないかと思い至った。

それにあたって後半の歌詞、特にガスコンロという長年意味不明だった歌詞の真意がわかったのでここに書き記しておく。

ガスコンロの意味「ガ

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【即興作詞】ざまあみろ

ざまあみろ
他人の不幸は蜜の味
願いも祈りも関係ない
因果も業もありはしない
ただただ残酷な現実のみ
支配された電気信号
偽物ばっかの救済論
心などはなく
鋭利な暴力が世界を回している

アイロニーの看板に唾を吐いてリンチされた
かわいそうな純真無垢を拾う神などはいない
混乱を齎すサボタージュ染み込んで抜けない浸透戦略
洗脳されたただ一度きりの命がまた無駄に祈る滑稽

パスポートを取得する権利もな

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リメイクしないで欲しい すべて陵辱される

わたしは昔からリメイクが嫌いだった。
ポケットモンスターの赤と緑がリメイクされた時に「嫌だな」と思ったのが最初だろうか。
それはなんだか原体験を冒されるようで、自分の世代だけが知ってる良さを次の世界が知ってしまうことに痛みがあるようで、複合的な理由でリメイクというものに抵抗感があった。
でもポケモンぐらいならよかったんだ。
ポケモンはわたしの中ではそこまで大きな存在ではないから。
しかしスーパーマ

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世の中が嫌いなら死ねばいい しかしここ以外に生きられる場所はない

輪廻転生はありません
あの世も仏も神もないのです
この世の他に意識が存在しうる場所はありません
地獄も天国も極楽浄土も煉獄もありません
魂も幽霊も妖怪も悪魔もないのです
自分の感情と思っているものはただの脳の電気信号に過ぎません
全ては物理的な現象の連続による結果でありそこに意味も理由もありません
原因と作用と結果
世の中の宗教団体のその殆どは現代に於いては単なる集金装置です
これは本当です
世の

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酷い時代

戦国時代の屍の海も今では血肉骨を感じさせないただの土地になっている
いまここにある苦しみもわたしがいなくなった後はないのと同じことになっている
過去と現在の比較は難しい
その二つはプログラミング風に言うと型違いで、キャストする関数も標準で未定義に思える
だから皆が自分の実装を持っている
わたしの出力はこうだ
今は酷い時代だ

歴史
変えられないもの
その上に立っている
かつての処理が甘かったから手

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情報を流すことは致命的 思っていることは言うな

全世界ナルシストという表現を最近見かけた
その意図するところの全ては確信できないが、一部は理解できる気がした
というより、解釈したいように解釈したのである
誰も彼も気軽に発信できるようになった今日この頃
ほんの十数年前まではスマートフォンなどというものはなく、SNSもなかった
ガラパゴスケータイにもコミュニティはあったが、今ほど手軽かつ大容量で開かれているものではなかった
他の、例えば創作などにも

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社会批判をふと読んで、外から好き勝手言うのは簡単だと感じた ネットで強い言葉を吐く男

わたしじゃない!
やめなされ…やめなされ…

あとから見て大抵みっともないと感じる

なんだろうね、外野で好き勝手言うのはそりゃ誰でもできるわけで
その指摘が真実だろうと如何に関係なく現実味がないとか実行可能性がなければ「そりゃ外からは好き勝手いえるよな」ってなるだけで

増してそこに阿呆だの無能だの馬鹿だの、あまり強い言葉を吐くなよ?弱く見えるぜ?

面白さとはなんだろうと考えながら何かを書いて

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