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精神科

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2020年12月の記事一覧

2020年最も見ていただいた記事ベスト5!

2020年最も見ていただいた記事ベスト5!

今年noteを始めて
本当にいろんな方々との縁が生まれ
たくさんのコメントやスキ
更には支援を頂きました。

恐らく約250本程の記事を書いたのですが
その中でも閲覧数が多く
スキや支援を頂いた記事
ベスト5をまとめた記事を
今年最後に更新しようと思います!

徐々に閲覧数の多い順に記事を載せてますので
是非とも読んでみてください😌

今でも時々言ってますが
他人に決められた人生では
どうやった

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無知は罪だが無知の自覚がないのは大罪

無知は罪だが無知の自覚がないのは大罪

先日のこと

玲「患者Aさんの薬が一種類減ってますけど理由知ってますか?」

先輩さん「確かAさんの精神状態が落ち着いてきたから、減量したんだよ。主治医がさっき診察してたからね。」

玲「直接指示ってありました?」

後輩くん「もらってはないね!」

玲「一応主治医に聞いときますね」

この後主治医に確認したら
単なる処方忘れだったことがありました。

この事から私が学んだことは

事実確認をして

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はたらくってなんだろう

はたらくってなんだろう

元々私は救急病院で勤務していたのですが
ある疑問を持つようになってきたんですよね。

それまで若かりし自分は
医療はまず命を救う事だと思っていたので
救急で働くことしか考えられなかった。

いざ働いてみて
確かに救命は凄く大事だし
やりがいもあるんだけど
患者さんの出入りが凄まじく
長くても1週間程度で一般病棟に転棟していく。

大体が3日程度で転棟するので
患者さんの顔と名前を覚えた段階で
新し

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完璧主義を改善する方法

完璧主義を改善する方法

うつ病を患う人の中には
完璧主義で
自分自身に厳しい人が
多いことは知られています。

いい加減を知らないというか
これはこうじゃなきゃいけない!
という、べき思考が根底にあって
そのべき思考が自分自身を苦しめて
100点じゃない自分を
受け入れられないことがあるんですね。

親からの教育が厳しかったり
過剰に期待されて育った人にも
そういう傾向が多いと思います。

私自身は全然完璧主義じゃないの

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M1グランプリお疲れ様でした。

M1グランプリお疲れ様でした。

結構お笑いが好きで
特にM1グランプリは毎年観てるのですが
今年は「つまらない」「面白くない」
と賛否の〝否〟の意見をTwitterなどで
よく見かけましたね。
#Twitterフォローして頂けると嬉しい限りです

そういう意見を言うのは
確かに自由ではあるんですよ。

成功しようが失敗しようが
同じ評価という世界が
本当に優しいか?と言われると
そうではないと思うので。

その一方でお笑いって

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理想的なストレス発散の方法

理想的なストレス発散の方法

多くの人は
ストレスが溜まったら
何かしらの形で
ストレスの発散をしていると思います。

買い物や飲酒
友人に愚痴を聞いてもらう
旅行に出かける
運動してぶつける

中には
部下や後輩に強く当たるなど
良くない形でストレスを発散する方も
いらっしゃるでしょう。

私も仕事柄
多くの患者さんのストレスの捌け口となって
話を聞くこともあります。

・主治医があまり話を聞いてくれない
・患者間でのトラブ

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〝仕事が早い〟と〝仕事がデキる〟は全く違う

〝仕事が早い〟と〝仕事がデキる〟は全く違う

看護師に限らず
世の中には仕事が早い人ってたくさんいますよね。

マルチタスクでもどんどん仕事をこなせる人。

細かいミスにもよく気が付き
目の前の仕事をパパッと
やっつけられる人って
仕事がデキる人に見えるんですよね。

しかしタイトルにあるように
私はこういう人達が
本当に仕事がデキる人か?
と言われたら
必ずしもイコールじゃ無いと思います。

じゃあ何をもって仕事がデキる人と言えるのか。
2

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怒ってる人の対処法

怒ってる人の対処法

私は10年ほど前に
地元を中心にバンド活動をしていたんですね。

バンドの世界というのは
ガッツリ縦社会で
その当時はまだ
怖い先輩とかザラにいたわけです。

ヤンキーとか普通にいる時代でしたからね。

むしろヤンキーとか可愛いぐらいで
闇金ウシジマくんみたいな人達もいました。

私はヤンキーとかむしろ苦手なタイプで
なるべく怖い人達との接点は持たないように
バンド生活をしていました。

でね、怖

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もし成果・名声が欲しいなら

もし成果・名声が欲しいなら

こういうnoteをやっているので
看護師としての仕事ぶりが
イマイチだと面子が立たないなーと思っていて

半年くらい前から本業の仕事も
力を入れてきました。

そんなこんなで
看護師の仕事も評価して頂けるようになりまして

最近の私の勤務表は
来月の勤務表をもらう前に
何となく予想がつくようになりました。

理由は、ほとんどの日勤が
委員会やミーティング
心理教育の担当
自分が担当している仕事の兼

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過剰な正義感や義務感が不適応を起こす

過剰な正義感や義務感が不適応を起こす

キッチリしている性格というのは
確かに長所なのかもしれません。

職場や人間関係において
信頼を得られることも多いでしょうからね。

しかし、そういったキッチリとした性格も
過剰になってしまうと
とても面倒くさい人になってしまいます。

・これはこうするべき!
・なんでこうなっていないのか!

という考え方は自分を苦しめますし
そういう価値観を他人に求めてしまうと
それがどれだけ正論だとしても

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忍耐力は不要

忍耐力は不要

毎日noteを書いていると
アンテナの感度も上がると言うか
アウトプットする前提で
日々を過ごすので
日常の中で気づきが増えたことは確かです。

そんな日々の中で
最近発見したことがあります。

それがメンタルを病む人ほど
忍耐力がある人が多いということです。

どういうことかと言いますと
忍耐力が無くて我慢できない人は
何かしら問題が起きた時に
相手のせいにしたり
世の中のせいにしたり
他人のせ

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これからは傷つける側のケアも必要

これからは傷つける側のケアも必要

とあるツイートを見て共感したことが
タイトルになってるんですけど

世の中傷つける側と
傷つけられる側がいたとして

当然傷つけられた側はケアの対象になる。
精神科病院でも殴られた側は怪我の対応や
心のケアなど行うわけです。

言葉の暴力でも同じですね。

問題は傷つけた側は
その人が悪いと
個人の責任にして
ケアの対象にならないことが多い。

実は傷つけた側も傷ついてるんですよね。

もちろん人

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職場でメンタルを病む人が考えていること

職場でメンタルを病む人が考えていること

久々にどストレートなタイトルだと思うんですが
改めて、メンタルを病む人って
物事をどのように捉えているか?

ということを共有したいと思います。

同じ出来事が起きたり
同じ環境にいたとしても
平気な人もいれば
ストレスフルになる人もいる。

その違いってたぶん
その考え方が原因じゃない?
というお話です。

数回ミスが続くと今後もずっとミスが続くと考える医療の世界でよくあるのが
自分が勤務してい

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必要最小限で生きようとするとメンタルを病む話

必要最小限で生きようとするとメンタルを病む話

・自分が生きられるぐらいの収入さえあればいい。
・仕事は余計な事をせず、決められたことだけやる
・家族には給料を渡して、あとは妻に任せている。
・勉強は学生がやるもので大人になったら勉強などする必要はない。
・いつも飲みに行く地元の友達さえいれば良い。

人によっては
人生を必要最小限の労力、時間しか
費やしたく無いと思う人がいます。

前提として
私は他人の生き方に
口を出すつもりはなくて

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